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あごを動かす筋肉

今日は筋肉の話をしようと思う

えっ!むし歯ときて歯周病じゃないの?!
紗季といったら歯周病じゃないの?!

という声がたくさん聞こえてくる

もちろん私の得意分野は歯周治療だ
だけど私は今
筋肉について理解を深めたいのだ!!

だから今日は筋肉について語る

歯周病のことはまた話すから
それまで待っててね!

頭頸部の筋肉

頭頸部に付着している
筋肉の役割は大きくざっくり分けて3つ

・下顎を動かす筋肉
・頭や首を動かす筋肉
・表情を作る筋肉

今日はまず下顎を動かす筋肉から
話してみよう

下顎を動かす筋肉

咀嚼筋
  1. 側頭筋 … 下顎を引き上げる、後方へ引く
2. 外側翼突筋 … 下顎を前方や側方に動かす
3. 内側翼突筋 … 下顎を引き上げる、側方へ動かす
4. 咬筋 … 下顎を引き上げる

まず下顎を動かす筋肉で知らないといけないのが
咀嚼筋と言われる4つの筋肉

この筋肉達は主に『口を閉じる』働きと
顎を横に動かす』役割を持っている

ということは…
咀嚼筋の役割をまとめてみよう!

咀嚼筋の働き
・咀嚼(食べる動作)
・下顎を持ち上げて口を閉じる
・下顎を前後・左右に動かし、
 食べ物を噛み切る・すりつぶす
・発話(言葉を発する動作) にも関与
・咀嚼時に最も強い力を発揮する筋肉は側頭筋

食べる時に本来の力を発揮するのが咀嚼筋
だけど、筋肉の運動の仕方を見てると
TCHとか食いしばりにも関わってきてそうだ…!!

このあたりはそれぞれの筋肉に話を聞く時に
詳しく聞いてみることにしよう

そしてもうひとつ
下顎を動かしている筋肉は…!!

舌骨上筋群
1. 顎舌骨筋 … 舌骨が固定されている時
         下顎を引き上げる
2. 顎二腹筋… 開口を補助する
3. オトガイ舌骨筋 … 開口を補助する
     (茎突舌骨筋は下顎の運動にはあまり関与しない)

※舌骨上筋群の役割は嚥下時に舌骨を引き上げること
 今回は下顎の動きなので下顎の動きに関連のある
 もののみを記載

舌骨上筋群の働きは主に『口を開けることを補助する
あとは舌骨を引き上げることによって
嚥下時に重要な働きをする

これもたとえば口を開けっぱなしにするっていうことは
この舌骨上筋群たちの動きはどうなるのか…

そうなることによってどこに影響がでてくるのか…
想像がつきそうだけど
これも今度それぞれの筋肉に話を聞いてみよう!!


まとめ

というわけで
今日は『下顎を動かす筋肉』でした!

次は下顎を動かす筋肉に
話をそれぞれ聞いていく予定です📝

私たちは何のために歯を守っているのか
ただ歯を残すのではなくて
その歯をきちんと機能させたいんです

機能させるために働いているのが『筋肉
歯を守るその先にあるのは口腔機能を守ること
苦手な人が多い分野だけど
一緒に少しずつ学んでいきましょう♪

storesに振り返りフォーマットあるので
是非使ってね!!

今週ももう少し!
明日もHappiness🤘でありますように💜

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