プレミアリーグ最終節
プレミアリーグ最終節、2つのドラマが待ってました。
今日行われたプレミアリーグ最終節は、首位のマンチェスター・シティと2位リバプールの勝ち点差が1で迎え、
リバプールはウォルバーハンプトンと、マンチェスター・シティはアストン・ビラとそれぞれ別会場で対戦しました。
試合は、マンチェスター・シティ、リバプールともに対戦相手に先制点を奪われる苦しい展開となります。
それでも、リバプールは前半に同点とします。
その一方、マンチェスター・シティは前半に追いつくことができず、後半にはアストン・ビラの元リバプールの選手であるコウチ-ニョ選手に2点目を奪われてしまいます。
マンチェスター・シティが敗れ、リバプールが勝利すれば、リバプールが勝ち点を逆転し、優勝となります。
そして、マンチェスター・シティが負けているという情報を知ったリバプールの選手たちは優勝の可能性を信じ、勢いづいていきます。そしてついに、後半終盤、リバプールは逆転することに成功します。
リバプールの選手は優勝を信じ喜びます。
しかしこの時、マンチェスター・シティは3-2でアストン・ビラを逆転していました。なんと立て続けに5分間で3点を挙げ逆転してたのでした。
そして、2つの試合は終了し、マンチェスター・シティ、リバプールともに勝利を挙げ、
マンチェスター・シティがリバプールとの勝ち点1差を守り切り見事に優勝を果たしました。
私個人の感想としては、元リバプールのコウチ-ニョ選手がマンチェスター・シティに対して得点を決めたので、このまま試合が終わりリバプールが優勝していたら、
元リバプール選手がリバプールの優勝をアシストした形となって面白いなと思ったのですが、
さすがマンチェスター・シティでした。
そして、プレミアリーグのレベルの高さを改めて感じました。
もう一つのドラマは、トッテナム所属の韓国代表ソン・フンミン選手が最終戦で2ゴールを挙げ、リバプールのサラー選手と並んでプレミアリーグ得点王となったことです。
アジア選手がプレミアリーグ得点王となるのは、初めてのことであり、
また、アジア選手が欧州5大リーグ(プレミアリーグ、ラ・リーガ、セリエA、ブンデスリーグ、リーグ・アン)で得点王となるのも初めてです。
サッカーにおいて、全体的に見ると、アジア選手はヨーロッパの選手や南米の選手よりレベルが落ちるとされていますが
こうしたアジア選手の活躍を見ると、少しずつアジアのレベルも高くなってきており、これからもレベルは上がっていくのだと思います。
日本の選手も活躍し、今年のワールドカップでの躍進を期待しています!