晴れ 落雷 晴れ
4月28日(火) 自宅待機21日目
緊急事態宣言発令から3週間が経った。
巣ごもり生活ベテランとなった今日この頃だが、日々の感染者数はあまり減っていない。
観光地に向かう人も少なくなったとはいえ、ゼロではない。
ゴールデンウィーク明け自粛要請は撤回されるだろうか。
その答えは否だと思う。
しかし、ぼちぼち職場が動き出すので自宅待機は無くなるだろう。
コロナはなくならずとも、生活は続き、仕事も始まる。
ただただ自分の感染リスクだけが上がる。
巣ごもりが得意な私は自宅待機を最小限のストレスでこなせていた自負がある。
しかし、この時期に遊び回っていた人も居て
事実として感染は、収まらなかった。
コロナは人の在り方を炙り出したと感じる。
結局、守れない人はルールを守れないし、
許せない人は、人を許せないし、
生真面目な人は真面目なまま、
申し訳ないと思って生きてる人は申し訳ないと言い続け、
従順な人は多勢に準ずる。
あたりまえを可視化したコロナ。
人の本質的な部分が浮き彫りになった気がしている。
出来ることなら分からないまま普段の生活を送りたかったけれど、なってしまったものは仕方ない。
日常が戻ったとしても、コロナの流行る中で自分の周りがどう在ったかを覚えておくことは今後の人生に役立つだろう。
コロナが教えてくれたことなんてそのくらいしかない。
長々書いてしまった、自宅待機していると考えることが増えちゃうね、許してちょんまげ。
そんな私は自宅を換気し、日光を浴び、お昼に炒め物となっとうを食べたりして優雅に過ごしていた。
しかし、ここで問題が発生する。
買い出しを昨日終え、あと4、5日は家から出ないぞと誓いを立てていたところだが
今月の家賃支払いが今日までだったことを思い出す。
外に出るミッションが出来てしまった。
振込に行かねばと思いつつとコタツに入り、座布団に寝転がった。
ダラダラしていたら、雨が降り、雷鳴が轟き、余計外に出るのが億劫になっていく。
1日くらいならば、支払い日が過ぎたとしても
どうせ明日には払うし……などとよからぬ事を考える。
コタツの中で外から聞こえる雨音に耳を傾けるのは悪くなかった。
外に出たら服が濡れてしまうし、雨音も鬱陶しく感じてしまうだろう。
夕方を過ぎたら晴れ間が見えた。
チャンスとばかりどうにか重い腰をあげ外に出た。
社会的にはギリギリセーフ。滞納から免れた。
当たり前のことをするのは意外と難しいなと感じてしまう。
こんな所で感じるなという話だが。
帰りに念願だった卵を買った(ちょうど切れていた)
これでチーズ蒸しパンのフレンチトーストが作れる。
今日仕込んで明日食べよう。
帰宅して、風呂に入り、小説を1冊読み切った。
風呂から出たら22時を回っていてさすがに驚く。
読書に没頭しすきだようだ。
軽く夕ご飯を食べ、とっとと寝てしまおう。
明日の朝、チーズ蒸しパンフレンチトーストを食べねばならないのだから。