サイボウズ14年目で自分が何者なのか見つめ直した。
こんにちは。@sakay_yです。
この記事は長い自分語りのポエムです。興味ない人は今のうちにそっと閉じてください。
なぜこんな記事を書きたくなったのか
今日、開発本部のマネージャーで集まって、OST(Open Space Technology)をしました。その中でキャリアや自分の強みってなんだろう?というテーマで話をさせてもらいました。「スキルだけじゃなくて経歴とか経験だって強みですよ」って@__sakito__さんに言ってもらったので、「そうか、私の経歴を強みにしていけば良いのか」と気づきをもらいました。
また、ちょうど今日のこちらのイベントの基調講演でも、キャリアの話を聞き、セルフブランディングの重要性に気づきをもらいました。
「じゃあ、いったん自分の経歴とあわせて強みは何なんだろうと考えてアウトプットしてみるかー」というのがこの記事です。
あとは、@shisama_さんの記事にも感化されました。
Who am I?
自分の仕事の推移
今はサイボウズの大阪オフィスで、技術広報系チームのマネージャーだったりオンボーディングチームの一員だったりテクニカルサポートエンジニアのマネージャーだったりしています。
2010年4月に、新卒エンジニアとしてサイボウズに入社しました。
それから2014年1月まではGaroon開発チームのエンジニアとして、機能を作ったり、お問い合わせ対応したり、PHPもJavaScriptも書くよ、という仕事をしていました。
2014年2月からは、大阪開発部立ち上げの話を聞き、「ぜひお供させてください」と手を上げ、当時の上司である@y_okadyさんの所属するkintone開発チームへ移動し、JavaやJavaScript(Google Closure Libraryとか)を書く日々になりました。
そのうち、kintone開発の中でも当時のメンテチームというチームに移動し、Jenkinsの管理だったり、障害調査だったり、開発チームを支える役割のチームに異動しました。また、アルバイトメンバーのメンターとして自動テストの充実化とかもやったりしました。インターンの受け入れとかもやりました。
新卒採用向けのイベントに行ったり、面接官をしたり、そういった活動をしてたのもこの頃だったかもしれません。
時は前後するかもしれませんが、2016年末ごろから、サイボウズの開発でも中途採用をやっていかないと!ということで、技術系イベントに協賛したり、今でいう技術広報っぽいお仕事に携わるようになりました。
このお仕事は今まで続いており、時によって工数の配分は変わりますが、現在はマネージャーとして主のお仕事になっています。
新人研修の運営にも2020年ごろから関わるようになりました。それまでは組織運営チームというマネージャータスクをやるチームが見ていたのですが、そこからオンボーディングチームというのが立ち上がって引き継ぎました。私は2018年から新人研修資料の公開という仕事をしていたので、その流れで運営に入りました。現在もオンボーディングチームの一員です。
忘れてました。2016年からコロナ禍の始まる2019年くらいまでは、大阪オフィスの情シスもやってました。端末管理とか、TV会議機材の管理とか、東京オフィスの本隊の指示を受けて動くような感じでした。
2019年6月、当時Garoonのテクニカルサポートエンジニアが不足している問題が発生していました。私はkintoneチームでもテクニカルサポートエンジニアをしていましたし、Garoonの知識もあります。当時はアルバイトメンバーも居なくなり、メンター業も一段落していました。丁度良いタイミングだと思って、Garoon開発チームにテクニカルサポートエンジニアとして復帰しました。
今もチームには所属していますが、エンジニアとしては活動しておらず、マネージャーとしてメンバーの話を聞いたり、人員増員の計画を練ったりしています。
なお、テクニカルサポート自体はお客様の困りごとを解決するために必要ですし、お問い合わせや障害調査はお客様のために早急かつ確実にやるべき謎解きみたいで燃えますね。
<2023/09/08 追記>
今マネージャーをやってるって書いたのに、いつからやっているか書いてないですね。うっかり。
サイボウズの開発本部のマネージャーは、今の組織体制になって3種類あります。
この組織変更のタイミング(2022年5月)で、Garoon開発チームのサブチームと、People Experienceチームのサブチームのアシスタント人材マネージャーになりました。その後、2022年10月から1職能のサブ人材マネージャーをやることになりました。
<追記ここまで>
会社の推移
サイボウズという会社を2010年から中で見てきました。
当時は300人くらいの会社で、ほぼ全員顔と名前が覚えられるくらいでした。
まだ働き方の先進性は無いし、kintoneというクラウドサービスも出てないです。
今、世の中で認知していただいているサイボウズという会社が出来上がっていくところを見てきました。
いまや従業員が1000人を超えていて、社内には顔も名前も知らない人が増え、大企業の仲間入りをしているかなーと思います。
私の働き方も、東京で毎日出社する生活から、大阪オフィスに転勤して好きな地域で働く生活となり、現在は兵庫県の自宅からリモートワーク中心の働き方になりました。
プライベートの推移
一応関係しそうなので書いておきます。
2012年に結婚し、現在は3児の父となっています。
2016年8月と2022年12月〜2023年4月に育児休業をいただきました。赤ちゃんはとてもかわいいですね。妻のためにも取ってよかったと思ってますし、2013年の1人目のときにも取ってればなーと今では思います。
育児休業で少し仕事から離れてみるっていうのも、キャリアを見つめ直すよい機会じゃないかなーと思います。
今の私は何者で、これからキャリアをどうしていくか?
ようやく本題ですね。さくっとまとめたいです。
今の業務としては、メインは開発本部の技術広報系ではありますが、オンボーディングをやったりしています。これらの業務は特定のチームのためではないのですが、私が兼務で所属しているGaroon開発チームでは人員計画のところから入って採用活動もしています。
採用やオンボーディングって、開発チームにおいて必要なものではあるんですが、どうしても開発の本業ではないため、エンジニアメンバーの負荷が高くなっては困ります。あくまでもお客様に価値を提供するのはソフトウェアです。
開発組織の中に居ながら、「私以外の優秀なメンバーが開発するほうが良いだろう!私はそのサポートをして、優秀なメンバーを活かすんだ!」と思って開発以外のことをあれこれとやってきました。サイボウズがどういう会社なのかも深く理解しているつもりです。エンジニアとしてのバックボーンを持ちながら、そういった開発チームの人員系のあれこれを進めるマネージャーとして頑張っていくのが私の強みなのかもしれないなぁと、今日のOSTを思い返しつつ、帰りの新幹線でこの記事を書きました。
ちなみに、色々やってる仕事の中で何が一番楽しいかっていうと、技術広報系の仕事で、エンジニアスキルを使って表現したり効率化することだったりします。根はエンジニアだなぁとか思ったり。
あと、子育てなどの父親業は私の大切なお仕事なので、がんばっていく所存です。