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新曲「パパとママの秘密~僕の自由研究~」投稿しました

1.はじめに

こんにちは。
沙川フウです。

新曲「パパとママの秘密~僕の自由研究~」を投稿しました。

イベント”ボカデュオ”の参加楽曲で、「お祭り実行委員会」というチームを組んで参加させていただきました。

リンク

可不Ver. ↓    https://soundcloud.com/sakawa-194242174/vo-20220430-2

以下、目次です。

1.はじめに
2.曲のテーマ
3.歌詞
4.作曲
5.編曲
6.曲完成後の感想
7.おわりに

技術的な話の多い、自己満足の記事になってしまいました…。
特に、「4.作曲」「5.編曲」の所です。
興味になければ飛ばして頂いて構いません。

2.曲のテーマ

曲のテーマ決めは、メンバーと相談していく中で、
楽しい曲を作りたい」→「皆が楽しめるネタ曲にしよう
という流れで決まりました。

具体的な曲の案出し・作詞は主に私が担当しました。

作詞に関しては、「他メンバーと一緒にやる」という選択肢もなくはなかったのですが、今回は見送りました。

というのも、複数人で作詞をする場合、それはそれで一人でやるときよりハードルが上がりますし、それをやった結果、自分が納得できるものが出来るという確証を持てなかったためです。

なにしろ今回が作曲者として初めて参加するチームでの制作だったので、不安も大きく…というわけで。

そんな感じでネタ曲を考え始めたのですが、そこで致命的な問題に気づきました。

下ネタ曲以外思いつかない」問題です。

作詞メモの溜まっているアイデアを見返したり、新規で考えてみても、どうしてもそっち系になってしまう。

だからといって、「下ネタ曲やりましょう!」と言えるわけもなく、
そもそも「皆が楽しめるネタ曲」から大きく外れてしまうので、なんとか案を絞り出しました。

最終的に2つ案を出したのですが、その内の一つが今回の「パパとママの秘密」の原案でした。

結果的に、この案でメンバーにOKを貰えたので、それで行くことになりました。

3.歌詞

歌詞に関して、1点だけ。

参考 

歌詞の中に「はらめオラ!」という”一見下ネタに見える言葉”が入っています。

これに関しては、作詞中につい思いついてしまい、思いついたからには仕方ないので、入れても大丈夫かメンバーに聞いてみました。

割とビクビクしながら聞いてみた結果、普通にOKを頂けたので、そのまま採用させて頂きました。

もちろん、「パパとママの秘密」の視点は””で、その言葉の意味は知らないわけで、ただパパが言っていた言葉を復唱しただけです。

ですので、これは”一見下ネタに見える言葉”に過ぎません。

仮に下ネタに見えたならば、汚いと直感してしまう我々の心が汚れているだけです。
そう、言い訳だけさせてください(笑)。

ですので、私の中では”下ネタを一切含まない純粋なネタ曲”だと思ってます。

4.作曲

※ここから先の見出し「4.作曲」と「5.編曲」は、技術的な話になります。興味ない方は飛ばしていただければと思います。

実は今回、初めてやるやり方で曲を作りました。
曲先、詩後
キーをあまり意識せず、コードの構成音基準でコード進行を作る
ピアノだけで編曲まで完成させてから、再度編曲する

順番にお話します。

①曲先、詩後

今回は、作詞より先に、曲のテーマと編曲のイメージ(後述)から入ったので、基本曲先で作りました。
(正確には「作曲しつつ作詞する」という感じです。)

②キーをあまり意識せず、コードの構成音基準でコード進行を作る

コード進行に関して、今回は理論に基づいてコード進行を作るというより、コードの構成音基準で変化させながら作りました。

その結果がこちらです ↓

なんかすごいコード進行になりました。

今までは理論から考えてというのが基本だったので、「このコードとこのコード進行行けそう」という結果から理論を後付けするというやり方はとても新鮮でした。
要するに初めて感覚優先で作曲をしてみました。

ちなみに、このコード進行表は曲が完成後に、自分でコード進行を見直して書き出したものです。

ですので、曲途中では、このコード進行表を使ってません。
認識せず、構成音で把握しながら作りました。

③ピアノだけで編曲まで完成させてから、再度編曲する

今回、この方(うちやま先生)の
3つ目「ピアノ1本で弾き語れるまで作ってからDTMで音源制作
のやり方を初めてやってみました。

やってみて思ったのは、このやり方は確かにありだなと感じました。

個人的に感じたメリット・デメリットはこんな感じです。

メリット
・編曲のクオリティは、このやり方によって多分上がった
・編曲は、0から始めるよりかはこちらの方がやりやすかった

デメリット
・編曲の構成が、どうしても「ピアノのみで編曲したもの」に引っ張られる   ので、曲のジャンルによっては合わない。
 特に初心者~中級者(自分)は編曲のストックがまだ少ないことや経験不足があり、より引っ張られやすくなる。(ただし、ピアノをメインに使うのが確定してるならむしろメリットになる)
・私の個人的な問題だが、DAWのトラック数が「ピアノのみの編曲Ver.」分増えたことで、把握しづらくなった。

こんな感じです。

ですので、この手法を使う時は臨機応変に、が良いというのが私の結論です。

ちなみに余談ですが、うちやま先生は「創作とは関係のない私用のアカウント」で、1年以上こっそりほぼROM専でフォローさせて頂いてます…!

作曲勉強したい方はおすすめです。

5.編曲

上記の「ピアノのみで編曲したもの」を作曲の完成として、編曲を始めました。

①脱ギター

編曲に関して、今回初めてやったことで大きなことは「ギターを使わなかったこと」です。

最近の嗜好というのがいわゆるEDM系です。

私は元々、アニソンが特に好きでよく聞いていますが(アニソンはそのような曲が割と多い)、それに加え聞く「ボカロネットメインのコンテンツ」などの音楽もそういった音源が増えてきたんじゃないかと思います。

その影響で、今回そのジャンルを意識したかったので、初めてギターを使わない編曲をやってみました。

これはこれで、いつもと違う感触が得られたので、良かったです。

とりあえずギターを入れる
というのは今後減らして、幅を増やしていけたらと思ってます。

②編曲の参考にした曲

実は私のオリジナル曲は、どれも「編曲の参考にした曲」曲があります。

今回はこの曲を少し参考にしてます。

ぬきたし1stOPです。
ぬきたしは、「Qruppo Official Youtubeチャンネル」から知った口で、まだ未プレイですが、いずれやろうとは思ってます。

私の好きな曲で、曲のテーマを決めた時点で最初に浮かんだ「曲のイメージに近い編曲をしている曲」です。

部分的に似てる部分があったり、参考にしてる部分もあるので、良かったら探してみてください。

Bメロ・Cメロは全く離れてますが、それ以外の部分は少しあると思います。

③ピアノ4手連弾も参考にしました。

今回ピアノで編曲をするに当たって、「Rain GadgetMusic」様の「ピアノ4手連弾」を参考にさせて頂きました。

結構勉強になりました。
コード進行も載せてくださってるので、曲分析したい方にもおすすめです。

④くそ重Songファイル

最後にこの曲のSongファイル(作編曲のプロジェクトファイル)に関して(笑)。

なんと、過去最高のトラック数とメモリ使用量を記録しました。

トラック数:200程度(元々100~150ぐらいが最高記録だったはず)
メモリ最高:8.9GB(今は7GB台)

上述の「ピアノのみの編曲」やVoのMIX、トラック数を気にしないやり方(没トラックをたくさん作る)をしたおかげで、ミドルスペックゲーミングPCにものを言わせて作業していった結果、こうなりました。

※なお、トラック数の半分以上は没トラックです。

スペックはまだ全然大丈夫なので、操作面は全く問題ありませんでした。

やっぱりつよつよPCは良いですね。

6.曲完成後の感想

色々新しいことをやってみた今回の曲でしたが、なかなか面白いものが出来たと思います。

上述では個人的な作曲の技術面の話が多くなってしまいましたが、チームで制作したことで刺激を受けたこともありました。

作詞で意見をもらって修正したところや、色々相談・検討して没にした部分も実は結構あります。

他メンバーの担当したもので「おお!」と思うものが出てきたり、合作ならでは刺激というのがありました。

締め切りに追われて苦しかった…という話もあるのですが、それは別記事で書こうと思います。

7.おわりに

ここまで読んで頂いた方、ありがとうございました。

当記事は製作面を中心に書きましたが、まだ話したいことがあるので、別記事の近況で書こうと思います。

いつもNote記事で書いてる「今後の予定」も、別記事の近況で書かせてください。

追記:書きました。(2022/05/08)

それでは、また。

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