リスタート。|60歳からのFX
借入金がゼロになったのは20年以上ぶりだと思う。先週末に全額一括返済を済ませて、肩の上に乗ってた重しがようやく軽くなりました。
モノを作って売る、在庫を持つ、という泥臭い商売を25年もやってきて、いい時もあったかもしれないけれど、ほとんどずっとしんどかった。借りては返し、借りては返し。いつの間にか還暦を迎え、少し前なら定年退職して「老後」と言われる年齢になってることにもびっくりだし、まだどうにかなる、と思ってた借金が、どもならん、と気づいた時にもびっくりした。
いや、これ、どうするよ? ってことで、最後に残ってた不動産(相続で転がり込んできたやつ)を売却して全額返済することに。自宅も賃貸に出してたマンションもすでに手放して、贅沢もせず働き続けた挙句、すっからかんよ。(年金と資産がたっぷりある誰か、別居婚で嫁にもらってくれ。)(還暦のくせに条件つける。)
とはいえ、死んでから生命保険でどうにかしなくても返せたのは実家とご先祖様のお陰。そういう家に生まれたのも実力のうち、と言ってくれる優しい友人たちもいるけれど、実力じゃないからなっ!
ということで、リスタートです。ここからが本当の人生さ、と笑えるように今日もトレード 頑張っていきましょう。
それにしても昨日の及川さんがYoutube でおっしゃっていたけれど、とにかく今日より若い日はないってこと。そしてどんなに資産があっても健康で元気でなくっちゃ意味がないから、本当にくれぐれも健康に留意して、とブログに相談を寄せていた50代の人へのアドバイスとして語っていらして、ほんとその通り、と60歳のあたしは思いました。運動と食事よね。美容と健康よね。幾つになっても、鏡を見て、まぁまぁいい感じ、と思えることも自分にとっては大事なことだからさ。
さて、リオン式だとリスクリワード比1:1ってのがありなんだけど、よく意味が分かってなかった。
損切り位置を近く考えすぎて、仕掛けた方向は合ってるのに、早く入りすぎて何度も損切り、結果負けが混むということを繰り返して、なんだかちょっとだけ分かり始めてきたような気がする。
この辺りまでは上がってくる可能性があるけど、届かずに落ちたら嫌だから1本目、2本目と入って、案の定思ったあたりまで伸びる。ここでは含み損が膨らんでるけど、この辺りまで来たら転換するのではないかという想定が完全に否定されるラインまで損切りは遠ざけておく。(跳ねて引っかかったりするとほんとに腹立つからな。)時間はかかっても思ったようにラインを描いてくれれば、結果としてはちゃんと取れるのではないか、という仮説のもとにトレードしてみました(もちろん負ける図式もある前提です)。
ちゃんと損切りしたのはえらいけど、持ち続けてれば取れたやん、が結構多いことから思いついたのだ。そして、リオンちゃんが言う通り、ショーターの絶望を全部刈り取ってからしかちゃんと落ちてこないっていうのも本当。刈り取られてばっかり。素人鴨がネギを背負って相場をうろついてると、プロにごっそり持っていかれるってイメージ。そのうち絶対こそこそ逃げ回って、利益をかすめ取れるようになってやるんだ。
と鼻息は荒かったのですが、結果は惨敗。笑
こっちはまぁまぁ上手くいった日経平均。
とはいうものの、合計では +305円。しょぼいというか、負けなくて良かったというレベル。
悲惨だったのが GBPAUD。
左に見えてる高値付近で転換すると思って粘って、その先も高値が近くにあったのでまだ行けると1本追加して粘って、結果持っていかれた。
全体としては下向きの流れとはいえ、その中での戻りの潮流の中にいるという自覚なく抗ってしまった。
久々に大きく負け、週レベルでもマイナスに落ち込み、気分も落ち込んだままの週末でした。
1日としては、マイナス¥5,910。
損切り位置の考え方に甘さがあったのよね。2回勝てば取り戻せると思えるかどうか、とよくリオンちゃんが言ってるけど、ちょっと負けすぎ。まだまだですな。
エントリーの位置も、例えばレンジの中にいれば、いつか戻ってくるんだけど、やっぱり上限で売り、下限で買う方が勝つ可能性は高いし、利幅も取れるし、損切りが明確で小さい。フライングしてすごく高値で上手に入れたこともなくはないけれど、もうちょっと待つべきだったと思うことの方が多い。違うこともあるけれど、確率論で行くと正解、という方をチョイスしていくべきなのだとつくづく思います。
ということで、今週も頑張っていきましょう。
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