しんじょう君・ちぃたん☆問題。各社の対応状況まとめ(2月28日現在)
Twitterでは、各社の対応状況を速報で流しているが、「まとめて見たい」という読者の皆さんのリクエストを頂いたので、こちらに、情報を集約していく。そして随時更新していく。
最新の情報は、Twitterで、詳細情報はこちらでと棲み分けを図っていく。
そして、公式発表と共に、取材して感じたこと。対応なども、明記していく。その企業の「真の姿」をご判断頂く材料にお使い頂きたい。
🔷DeNA
2月25日に取材の申し込みを広報に電話で入れた。広報担当から、「メールでその内容を送って下さい」との対応。これは、通常パターン。ちなみに、TBSはこの一連の対応を、FAXでしか受け付けていない。ここでも、感覚のズレ。こんな昭和な対応をしている企業は、今どき数少ない。
25日15時に回答が、返って来た。DeNAには、陸上部の件で、2度取材したことがあるが、この素早さも通常営業。一連の対応がシステム化されている。
その回答内容。
弊社ゲームタイトルとちぃたん☆のコラボレーションについてですが、昨今の状況に鑑み、現在どのように対応するかを社内にて協議しております。
対応が決定次第、公表させていただく予定です。
回答に対するお礼と次の決定があり次第、ご連絡頂くお願いを直ぐにメールで返信した。
翌26日、そのメールが届いた。
つい先程となりますが、コラボレーション中止について公表させていただきました。
一連の対応は、スムーズかつ的確。これは、陸上部の取材の時と同じ。
昨日、たまたま大学野球関係者を取材していた時に、こんなエピソードを話してくれた。
『中畑監督が横浜DeNAの監督に就任した際、当時、他の球団は、運転手付きの監督専用車を与えていた。しかし、横浜DeNAは、それが無かった。他の球団が選手に与えていたような監督賞も無かった。たたき上げの南波さん(現球団社長)が、ほんとにしっかりしていた。』
ちなみに、今年3月からスタートする、大学スポーツの安心・安全な大学生らしい運営を目指して作られるユニバス。ここの組織の土台を作ったのは、横浜DeNAの初代社長の池田さん。
DeNA魂が、社会に還元されている。
🔶宝島社
26日電話で広報に取材申し入れ。「担当が外出している」などの逃げの言い訳をして来たため、押し問答となった。数々の隠蔽企業、隠蔽自治体、そして隠蔽大学を今までに取材して来たので、第一段階の対応で、この企業が、どういう方向に持って行こうとしているのか?これが、ほぼ読める、
担当が戻り次第、連絡を頂けるようにとお願いした。担当の名前が伝えられて、「折り返し電話致します」ということになった。
そして、夕方に連絡があった。なぜか午前中に言われた担当名とは、違う方から連絡が来た。
「現在事実関係を調査中。騒動が起きる前から起用を決めており、既に雑誌smart上の2号に渡って、ちぃたん☆が登場している。今後については、慎重に検討している。その方針を公表するかについても検討中。」
後手後手の対応。係争中のキャラクターを、起用しているからには、一刻も早く結論を出す社会的責任がある。
その感覚がスッポリ抜け落ちている。
そして、権利関係について言うと、ちぃたん☆の存在は、現状では、しんじょう君の二次著作物。掲載の度に、須崎市に許可を得ていたのか?
これは、各企業に言えることだが、その都度許可を得ていたのか?
ちなみに、筆者が、カプコンとコラボしている甲府市のしんげん君の取材をした時には、記事を掲載する前に、カプコンと甲府市の事前チェックを受けている。
現在取材中のくまモンも、同じ流れで事前の記事チェックが行われる予定。
くまモンは、取材依頼の際に過去に書いた記事の審査が行われた。それを通過したからこそ、今取材出来ている。何でもカンでも全ての取材を受けている訳では無い。それはそうだ。キャラクターは、イメージが大事だから。
記事の事前チェックが無い場合は、完成後、直ぐにリンクを送り、希望があれば変更差し替えを行っている。
当然商標登録者の指示には、もちろん従うし、その行為は、商標上当たり前のことだ。商標登録者に独占して使う権利が与えらえている以上、権利逸脱など、許されるはずが無い。
宝島社は「権利関係についても、事実確認を進めている。」と回答している。
ごく当たり前の権利関係の確認をすっ飛ばしていたかのか?誰かに騙されていたか?
この二つが、考えられる。
🔶学研ゲットナビ
こちらもDeNAと同じ25日に取材の申し入れを行った。メールでの内容送付となったが返信が来たのが26日夕方。DeNAに比べて対応が遅い。こういった問題が起きた時は、早急な調査、公表、そして防止策発表が大原則。メディアの多くに、その危機管理体制が整備されていない。もしくは欠けている状態だ。
本件、2月22日に高知県須崎市が活動停止を求めて仮処分申請されたことを鑑み編集部内で協議いたしました。その結果、係争中のキャラクターを掲載することは好ましくはないと判断し、記事を削除させていただきました。
全てに、権利関係の確認をしたのか?これを必ず質問しているが、各社その質問は、スルーする。
🔶メディコムトイ
ここはちぃたん☆の置物を現在も取り扱っている。広報部に取材の申し入れを行ったが、ちぃたん☆の騒動に関して広報担当者は知らない状況だった。社内の状況を確認して折り返すという対応だったが、朝10時に連絡しても、夕方17時まで、何も連絡無し。
17時過ぎにこちらから連絡すると「担当が休憩中」。休憩中!?担当が、休憩中という対応を受けたのは、歴代で初。驚いた。そこから約10分後に、社長室の担当から連絡があった。
クリーブラッツ社からは、この件に関して何も連絡が無い。当社社長に確認したが、全ての回答は控えさせて頂く。
渦中の当事者意識が、全く無い企業だった。
🔷各自治体の対応
クリーブラッツ社所属の仮面女子を、実質的な観光大使に起用している福井県鯖江市、そして千葉県いすみ市。いすみ市は、取材に対して、
課内で、ちぃたん☆騒動は、話題になっているが、具体的な検討は始めていない。他市の動向を見ながら考えていきたい。
一方鯖江市は、取材に対して、担当課長が対応。
一連の騒動の認識のはあった。しかし須崎市のホームページ上の職員接触行為などは知らなかった。この件は、今後の仮面女子の活動を決める際の判断材料にしていく。いすみ市とも連絡を取りながら、対応を検討していく。この騒動について、クリーブラッツ社からの説明は一切無い。クリーブラッツ社に対しても、事実確認を求めていく。
🔷企業の今
いくつもの不祥事を取材して来たからこそ、どれくらいのスピード感で対応すれば良いか?どのような危機管理策を行っていけば良いか?実感・体感として分かる。
今回のクリーブラッツ社に関係していた企業は、ごく一部を除いて対応が遅い。真実もなかなか公表しない。その中に、大手メディアも含まれている。散々偏向報道を行ってきたTBS ひるおびは、だんまり状態に突入している。
今回の騒動で、メディアの凋落を、世間に知らしめる結果となった。
🔷2月28日追記
🔶秋葉原観光推進協会
泉理事長からの取材回答メールが1ヶ月途絶えていた。こうなると、ご本人を直撃するしかない。昨日午後にやっと取材出来た。
「1ヶ月回答が無かったのはなぜか?」
泉理事長 『色々と調査していた。』
「それでは、その調査結果を教えて下さい。」
泉理事長 『現在も調査している最中。』
「今、現在、分かっていることを教えて下さい。ちぃたん☆を秋葉原観光大使に任命したのは、いつですか?」
泉理事長「正式に任命したのは、昨年の7月頃。以前から任命してくれという話はあった。お掃除などは、以前からやってもらっていた。」
「クリーブラッツ社も加盟している秋葉原観光推進協会。今後、観光大使の件も含め、係争中のキャラクターとどう向き合っていくおつもりですか?」
泉理事長『今、現在も複数の理事で対応について、色々と話し合っているところ。』
「それでは、対応が決まり次第、メールでご連絡を頂いてもよろしいですか?」
泉理事長『分かりました。』
この後、特定班の皆さんにお願いし、ちぃたん☆がいつから、秋葉原観光
大使を名乗っているか?調べて頂いた。直ぐに、複数の情報が寄せられた。
昨年の6月までは名乗っていなかったということが、分かった。
そして、こういう情報も寄せられた。
須崎市は、キャラクターのちぃたん☆を観光大使には任命していない。ゆるキャラグランプリのご当地枠で出場させるために、秋葉原観光大使の任命をこの時期に、無理くり併せて来た可能性も考えられる。
なお、ゆるキャラグランプリは、ご当地キャラクター協会とは、全く関係が無い。キャラクター歴が浅い方、そして世間は、全て一緒だと思っている。
ご当地キャラクター協会関連のイベント、羽生、須崎、彦根、白河に出演するためには、ご当地関連団体の推薦状が必要。これは、荒川会長への取材で裏が取れている。
🔷チーム素敵な未来への誕生
チームふっかちゃん、チームカパル、そしてチームしんじょう君が有名。
そんな中、チーム素敵な未来へも誕生している。筆者のTwitterアカウントのDMに定期的に情報を下さっている方が、なんと15名。
先日も仮面女子の観光大使の件の情報提供を頂き、それを直接自治体に取材し裏を取り、この記事で紹介している。
じんじょう君・ちぃたん☆問題に関して、どのメディアにも負けないチーム素敵な未来へが、完成している。
🔶テレビ朝日(Abema TV)の対応
こちらの情報も、チーム素敵な未来へのメンバーの方から寄せられて分かった。直ぐにテレビ朝日代表電話に、広報への取材依頼の連絡を入れた。代表電話に出た方は、広報には繋げないと、関係部署を探してくれた。その結果はこうだ。
Abema TVは、インターネットTVなので、インターネットのみの受付となっております。
は?インターネットTVは、ロボットや人工知能だけで、放送されているのか?ひとは、働いていないのか?
出資しているテレビ朝日の広報は対応しないのか?広報に繋いでくださいとお願いしたが、再度拒否された。
『メディアの常識は、世間の非常識。』
筆者が、考えた名言(笑)。頑として譲らないのも、大手メディアの特徴。柔軟性も全く無い。こんな頭の固いひと達が支えている大手メディアに未来はあるのか?
こういうところと議論していても、時間の無駄なので、Abema TVのinfoに取材依頼のメールを送った。本日午前6時現在、何の返信も無い。
しかし、新しい地図のツイートの返信欄は、凄いことになっている。これが世間のちから。
これを無視して放送に踏み切れば、痛いしっぺ返しを食うだろう。
バイトテロが起きたくら寿司は、株価下落の影響で、約45億円の時価総額への影響が出たと言われている。
世間の目は、今、大変厳しいことは、間違い無い。
🔶2月28日20時更新
🔷特許庁への取材
チーム素敵な未来へのメンバーの方から、ちぃたん☆の商標登録に関して2度目の拒絶理由書が出たそうですよという情報を頂いた。早速特許庁を取材。これで通算3度目。もう担当の方とも、ある程度以心伝心の関係になった来た。
まず2月4日に二度目の拒絶理由書が出されているのは、事実。既にクリーブラッツ社には、届いていると思われる。これに対する反論書を出すことも出可能だ。しかし、反論書が出なければ拒絶確定となる。
一般的なケースでは、二回の審査を経て登録か、拒絶かが確定する場合も多いということも併せて教えてくれた。
ちぃたん☆の商標登録が拒絶理由は、先に登録されている地方自治体のキャラクターに似ているということ。この拒絶理由が解消されない限り、ちぃたん☆が商標登録されることは無い。
🔶テレビ朝日への二度目の取材申し入れ
サイバーエージェントとテレビ朝日で共同出資して作られているabema TV。皆さんが大変心配しているちぃたん☆出演に関して、取材を試みている。もう放送まで、時間も無い。スピード感を持って行わないと手遅れになる。
テレビ朝日の広報部への取材を試みたが代表電話の受付が、こんな対応だ。
受付 「abema TVは、インターネットTVなので、インターネット受付しか行いません。」
筆者 「放送まで時間が無い広報に繋いで欲しい。」
受付 「出来ません。」
筆者 「昨日午前中に取材依頼と質問文のメールを送っているが、まだ返信が無い。」
受付「たった一日ですよね? 返信をお待ち下さい。」
たった一日?放送まで時間が無いので、再度電話している。それに対して、たった一日と答える無神経さ。
この一言に、今のメディアの「傲慢さ・横柄さ・勘違い」。全てが凝縮されている。ファンの皆さんの焦っている気持ちなど、理解する気持ちも無いのだなと痛感させられた。
テレビ業界は、もう死んでいる。
🔶スポンサーと思われた企業の対応
サントリー広報、ファミリーマート広報を取材したが、結局のところ、この番組の現在のスポンサーでは無かった。対応も全く問題無く、素早かった。
夕方にスカルプDのアンファーがスポンサーだという情報提供を頂いたので、直ぐに取材を入れて、現在その回答待ち。
回答があり次第、明日以降、またご報告させて頂く。