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サカトの半野宿・自転車お遍路記(その3:狂気の焼山寺往復編)


自転車を置いて焼山寺往復チャレンジの開始です。

wikiによると

焼山寺山(標高938m)中腹の標高705m付近に境内があり、四国八十八箇所霊場で3番目[2]の高さになる。四国山地の山深い所にあるため随一の難所として知られる。また、阿波霊場三難所の1つにも数えられ「一に焼山、二にお鶴、三に太龍」と呼ばれる。

wiki

「四国八十八箇所霊場随一の難所」と呼ばれ、山道入り口には『健脚5時間、弱脚8時間』と書かれています。

僕は自転車遍路のクセに「ちゃんと遍路道を歩きたい!」という贅沢(愚か)な考えだったため、自転車を置いて「往復」というムチャを決行です。

まず暗くなるまでに必ず山を下らなければなりませんから、自分が「弱脚」であった場合はどう頑張ってもアウトです。

往復16時間…しかも連続である疲労からもっと時間がかかることになるので、朝の6時に入山しても真夜中になってしまいます。

自分が「超健脚」であると信じて10時間で往復してくる想定。

そうすれば6時入山で降りてくるのは16時…陽が落ちる前です。

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