2021.1.24 雨のち曇り
昨夜、というか明け方4時ごろに寝れなかったのでコンビニで酒を買った。YouTubeを見ながら飲んでお菓子を食べた、とんでもない時間に何をやってるんだ。一本飲むと酔っ払ってインスタのストーリーで寂しいから誰か話そう、みたいなものを投稿したが、寝る前に消した。とんでもない時間だったので誰も見てなくてセーフだった。思い直して消すくらいには酔っ払っていなかったらしい。
雪は降らなかった。ただ寒いだけだった。今年初の雨の日は許したけどこれからの雨の日は憂鬱なだけだからな、と思いながら家を出た。プレイリストにぶっ込んだギターのみの音源を聴きながら歩いていた。ヘッドホンは売ることにしたので手元にあるのは有線のイヤホンだけだ。久しぶりに使ったんだけどコードが絡まって使いにくい。今までよくこれで音楽を聴いてたなって思った。もうコードありのイヤホンなんて無理やな〜。スタバでカフェモカを買って電車に乗った。
今日のバイト先は珍しく混んだ。食事メニューを頼むお客さんが多く、昼過ぎの時間帯は結構忙しかった。ちゃきちゃきと動いたの久しぶりだな。今日も暇かなーって思ってたから脳みそ切り替えるまで結構時間かかった。今日こそ村上春樹買うぞーって思いながら働いた。
バイト後に紀伊國屋に行った。結局村上春樹は買わなかった。立ち読みした感じ面白そうだとは思った!だけどもあまりに昔の本すぎて(わかっていたけれど、)古本屋で探すことにした。その代わり(?)に宇佐美りん『推し、燃ゆ』と新川帆立『元彼の遺言状』を買った。『推し、燃ゆ』は芥川賞を受賞したことで話題になっていたが、その前からちょっと気になっていた。自分にも絶対的な「推し」という存在がいるからハマるかどうかとは別に感情が動かされる気がした。売り場でぱらぱらと十数ページ読んでみた。とても面白そうだった。開始早々主人公に興味を持った。推しという存在に対するファンの向き合い方はそれぞれである中での主人公のスタンスが、とても強い、と思った。
あたしのスタンスは作品も人も丸ごと解釈し続けることだった。推しの見る世界を見たかった。 『推し、燃ゆ』p.18
”推しの見る世界を見たい”という感情はとてもよくわかるからこそ強いと思った。どこかで誰かが言っていた、「好き、はなりたいに近い」という言葉が耳に残っている。好きになればなるほどその人にはなれないという事実が実感として強くのしかかる、自分はそういうタイプだから、その人を丸ごと解釈し続けることを強いと感じたのかもしれない。
サンマルクコーヒーで続きを読んでいる。ここまで推しが生活の一部、というか全部である主人公、その危うさが垣間見えながら話は進む。推しが全てであるが故にそのほかの日常生活が疎かになっている、というより全く興味がない様子は『愛がなんだ』のテルちゃんに似てる。うわー面白い、これは一気に読み終えてしまうやつだ。
なんか下書きに残ってた(2020.2.1)
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