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2020-21V2リーグ女子の大会方式について、V.LEAGUE機構さんから重要な発表がありました

皆さんこんにちは。


一部の都府県で再発令されていた新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言は期間が1ヶ月延長となりました。(※栃木県は延長の対象外との事)


リーグ戦日程の変更が相次いでいる日本の🏐V.LEAGUE。
2月4日(木)にV.LEAGUE機構さんは、私が応援してるアランマーレ山形バレーボールチームが属するV2女子のリーグ戦方式について重要な発表を行いました。


【2020-21 V.LEAGUE DAVISION2 WOMEN 3回戦から2回戦総当たり方式への変更について】

大会要項として設けられていた9チームによる3回戦総当たり(1チームあたり24試合)という大会方式を2回戦総当たり(1チームあたり16試合)に変更するという発表です。


現在のV2女子は、5チームが大会出場を見合わせ中で、その中の2チーム(GSS東京サンビームズさん、千葉エンゼルクロスさん)は、今季の残り全試合の出場見合わせを既に発表してます。


【GSS東京サンビームズさんの公式ウェブサイトより】


【千葉エンゼルクロスさんの公式ウェブサイトより】
(※PDF形式)


上記の2チームに加えて、更にもう2チーム(JAぎふリオレーナさん、フォレストリーヴズ熊本さん)が今季の残り全試合の出場見合わせを発表しました。(※2月4日発表)


【JAぎふリオレーナさんの公式ウェブサイトより】


【フォレストリーヴズ熊本さんの公式ウェブサイトより】


リーグに属する全9チーム中の4チームが残り全試合の出場を見合わせるという事になりました。


大会出場を見合わせていたもう1チームの群馬銀行グリーンウイングスさんは、1月29日にチーム全体での活動を再開をしてます。

【群馬銀行グリーンウイングスさんの公式ウェブサイトより】


V.LEAGUE機構さんは、昨年9月11日付けで更新された《緊急時対策規程》で大会(リーグ戦)成立の基準を、以前までは全試合数の75%以上を終了するとしていたものを50%以上の終了に改めてました。

【Vリーグ コーポレートサイトより】
《緊急時対策規程(※PDF)》

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この75% ⏩ 50%という改定の "幅" に、見通しの甘さがあったかというと、私個人としてはそうは思わないです。


【バレーボールマガジンさん】

記事の文中に、

「想定を上回る予測不能な非常事態」

という文言があります。
コロナ禍によって起こりうる影響の "想定" の基準を図るというのはとても難しい事なんだろうと想像します。


先述したV.LEAGUE機構さんが定めている "緊急時対策規程" には、終えた試合数にバラツキが生じた場合は、本来の勝利数による順位決めではなく、勝率によって順位決めをする事も記載されてます。

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アランマーレ山形という、いちVチームの、いちfanとして、リーグの諸々の規程については隅々まで把握出来てない私です。全てを一気に把握するのは私としては難しい事なので、いちfanという立場としても少しずつでも目を通しておいて「あ、こういう規程もあるんだ」と知っておきたいと思ってます。

平時とはいえない御時世がまだまだ続く社会となるのかもしれないという事を踏まえ、今後も諸々の部分で規程の改正が続くと私は思ってます。大会成立基準のパーセンテージを変更する手段のみでは "想定を上回る予測不能な非常事態" に対応するのは難しくなる事も考えられると思います。


1月27日付けでGSS東京さんと千葉エンゼルクロスさんは残り全試合の出場見合わせを発表されましたが、その時点で終えていた試合数はGSS東京さんが10試合、千葉エンゼルクロスさんが11試合でした。
この2チームさんは予定試合数(3回戦総当たり:24試合)の50%(12試合)に満たしていませんでした。


今季のV2女子はどうなるんだろう?

V2女子に関わっていらっしゃる皆さん全員が気にされていたと思います。各チームの皆さん、各地区協会の皆さん、そして私達fanも。


V.LEAGUE機構さんから発表された、今回の『総当たり回数を変更する』という異例中の異例の決定。

今季のV2女子大会を、なんとしても、

【成立させる】

事を何よりも優先したのだろうと、私は思いました。総当たり数を減らすという、大会要項を替える大胆な手段にまで踏み込んででも。


打ち切り・中止に判断が傾いた局面もあったかもしれない、とも想像します。

リーグ機構さん自身が「困らないように」という事に留まらず、"想定を上回る予測不能な非常事態" に対応するために今後求められるのは、たとえ日本の🏐V.LEAGUEという1つの "枠内" であっても、その中に於いても【多岐】に渡ると思います。

🏐リーグに属する
各チームさんが困らないように。

🏐各チームさんに所属する
全ての選手・スタッフの方達が
困らないように。

🏐応援してるfanの方達が困らないように。


3巡目(3LEG)がまるごと無くなってしまい、試合に臨まれるチームの皆さん、選手の皆さんは本当に悔しい気持ちでいっぱいだと思います。

今季残り全試合の出場見合わせを発表された4チームの皆さんも、本当に難しい中での決断をされたと思います。


リーグ戦試合当日の朝。私はTwitterで、

『🏐V2リーグのある週末🏐』

という書き出しから、その日予定されてるアランマーレ戦についてツイートしてます。
この『心踊る』『ワクワクする』週末が、リーグ戦期間中にも関わらず、やって来たり、やって来なかったりというのは、なんとも歯痒いです。。。


アランマーレが今週末土日(2月6日、7日)に予定していた酒田ホームゲームの2連戦(🆚ルートインホテルズブリリアントアリーズ)は、6日(土)の試合は開催予定ですが、翌7日(日)の試合は中止になりました。


【アランマーレ山形バレーボールチーム公式ウェブサイトより】

6日(土)の試合はルートインさんとは今季2回目の対戦ですが、翌7日(日)は3回目の対戦となるため中止の対象となりました。
(※細かい話しになってしまいますが、7日(日)の試合は元々1月9日(土)に予定されていて中止になっていた試合(🎪群馬県前橋市)の代替開催でした。なので、7日(日)の試合は2LEGの試合(第11戦)で、6日(土)の試合が3LEGの試合(第18戦)という解釈を私はしてました。中止になるとしたら6日(土)の試合の方なんじゃないか、と思いましたが、私の解釈が間違ってるのかもしれません🙇)


来たる酒田ホームゲーム。例によって私は金曜日の夜に酒田入りし、日曜日の18時台の高速バスで帰路につく予定でした。
日曜日の試合は中止になってしまいましたが、宿泊予定はキャンセルせずにそのままにして、日曜日も酒田市内に滞在しようと思ってます。帰りの高速バスの便を早めるかもしれませんが。日曜日の気象予報によると、あまり天候がよろしくないようなのが。。。

日曜日の試合の観戦チケットについても、払い戻しの申し込みはせずに私はそのままにします。ホームチームであるアランマーレ山形バレーボールチームの収入に僅かながらでも繋がるのであれば、と思ったので。1月30日(土)、31日(日)に予定されていて中止になってしまった鶴岡ホームゲームの観戦チケットも、私は払い戻しの申し込みをしていません。


V1女子に属する他チームさんでは、予定していたホームゲームが中止になってしまっても、代替えイベントとして有料のエキシビションマッチ(紅白戦)を企画・実施するところがあるようです。

【ヴィクトリーナ姫路さんの公式ウェブサイトより】

エキシビションマッチという非公式試合を開催する場合でも、事前にV.LEAGUE機構さんからの許可を得なければいけない規程があります。


【Vリーグ コーポレートサイトより】

《リーグ機構規約(※PDF)》

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上記の姫路さんの取り組みの場合は、中止決定から予定されていたホームゲーム開催日まである程度の期間があったため実施に向けて動けたのだと思います。
今回のアランマーレの場合でも、酒田ホームゲーム中止ぶん(日曜日開催)の代替えイベントが考えられないのかとも思いましたが、中止決定から試合当日までの期間があまりにも短すぎて難しかったんだと思います。


【2020-21 V.LEAGUE DIVISION2 WOMEN 日程表】(※PDF形式・2/4現在)

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アランマーレ山形バレーボールチームにとって、今季リーグ戦レギュラーラウンドの残り試合は、いきなり2試合になってしまいました。V2女子全体でも残り4試合です。


#1 北村果穂(カホ)選手のツイート


#11 森 寿実子(スミコ)主将のツイート

悔しい気持ちをバネにして、それをエネルギーに替えようとする【気概】を感じます。

難しい事が続いてる2020-21シーズンですが、闘う気持ちを忘れていない選手の皆さんの事を、チームの皆さんの事を、いちアランマーレfanとして私は応援し続けようという思いをあらたにしてます。


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