12 最終地点に呼ばれた
「0⇒1の元・引きこもり主婦 ~見知らぬ土地で友人0、親戚0の引きこもり育児から友達1800人作って3人の子を産み、起業する一人の30代主婦の話」
第12話です。
前回の記事の続きです。
東日本大震災の年に上京した当時20歳のさかた。
学校卒業後は仕事をしながら都内を転々とする生活を送ります。
なんかとにかくその当時って、
「色んな場所に行って住んで色んな空気に触れていたい」みたいなところがあって、(今もそうだけど)2年契約を更新する気とかさらさらなかった。
何方かというと「1つの場所に根を下ろして暮らす」タイプではないです。
今思えば、この頃に色々なことに縛られずに「地域おこし協力隊」とか、「ワーキングホリデー」とかもっとやっとけばよかった~~~!!!と感じてます。それしてたら、今とはまた全然違った人生になっていたかも。そう思うと面白い。
本当に人生って自分で選べるんですもんね。
いよいよ現在の土地へのバトンリレーの波に
それから、23区での生活にちょっと疲れて(もともと田舎出身なことも多分あった笑)、東京都立川市へと移動します。
それが主人との出会いでした。仕事関係で出会って。
それからは人生大波で、出会って3か月でお付き合いし、
3か月で同棲開始し、その後2か月で結婚に至ります。
本当にね”スピード結婚”ってこういう事なんやなぁと。
(恋人イベントとか、クリスマスとバレンタインしか経てない。)
で。
結婚してよかったねー!で終わらないのが私の人生。(笑)
ここからまた更に波は続き、
付き合う前に主人が「実は・・・茨城県に転勤になる事が決まってる。」とカミングアウト。
いばらき??いばらぎ??
え、どこ??
って。笑
全く行った事のない土地だったので、
一瞬考えたけど、
「自分は海外でも日本でもどこでもまぁ暮らせるやろう」という謎の自信をもとに、仕事も辞めて引っ越しの流れになりました。
なによりも「この人とこのまま離れたくないな」と強く思ったのを覚えています。
茨城県に引っ越すことと結婚が人生同時にやってきた訳ですが、またまたそれだけでは終わらないのがわが人生。
なんとなーく昔から「25歳で結婚できたらいいな~~!」という価値観があって、まぁその通りに25歳の誕生日に結婚できたと思ったら、プロポーズの2週間前にまさかの妊娠発覚。うそやーん!
それだけでも凄いんやけど、25歳で産んだと思ったらそれから30歳の誕生日には子ども3人立て続けに産んでる、というわが人生(笑)
おいおい、ここまでは想定してなかったぞ~(笑)
それから新しい土地でこうして新しい仲間と一緒に活動しながら、新しい事業を立ち上げることになるとは。
まるでバトンリレーの最終走者として呼ばれた様に、今の土地まで"呼ばれて繋がって辿り着いた"感覚があって、、、何歳くらいから?カナダ?大阪?上京?引っ越し?etc… 全ての矢印が今この土地に向いていて、人生をなぞるとちょっと怖くなるくらい。
本当に人生ってどうなるか分からない。
つづきます