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Life goes on 私たちの日々は続く~リトリートin Bali最終章
遠い昔のように思えるけれど、バリから帰国して1カ月も経っていない。すごく遠い昔のような気もするし、昨日のことみたいな気もしている。
私は変わらず日常を紡いでいます。きっと他のメンバーもそれぞれの日常が回っていることかと。
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日常でもがき苦しむことも
こんな短い間にも、リトリートのあの高揚感やあたたかさを忘れるくらい、感情的になったり、困ったり、涙がでることも、実は私にはあった。
子育てで上手く行かないことも、自分の仕事でうまく行かないこともあり、その度に母として、社会人としてちっぽけに思えることも、ある。
きっとそれは私だけではない筈。同じバリの空気を吸った仲間も、もちろんのんちゃんことノリコ先生も、ウェルオーガナイズをしてくれた敏腕マネージャーまりこさんも、それそれの日常で思うことや、うまくゆかなくてもがくことも、落ち込むことも、程度の差はあれど感じているのではなかろうか。
そんな時、私はバリを思い出すのです。あの緑、あの風、あの空間、あの笑い声と、あたたかい涙の数々を。
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あの日々を思い出すと、なんだか嬉しくなる。
「ああ、私もあの場に居たんだ」「大丈夫!って自分を信じた瞬間があった」
そのことが、その後の自分のお守りみたいに、しっかりと自分を支えている。自分でも、ちゃんと自分を解放できるんだ、という自身の自信を確信しているのです。
NOBIリトリートって
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今でも色濃く残る旅の記憶。
それは例えるならNOBIことノリコ先生から発せられる空気感と、仲間というスパイスがブレンドされ、見たこともないようなスープができあがった。というか。全員のフレーバーが入り混じるスープは、それはそれは格別な味で、今でも想像で再現できる感じ。
大人なんだから、女性なんだから、母なんだから、という「~すべき」の制約を、ボディー&ソウルを開放しながら取っ払い、自分という存在だけでいれたあの日々。
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取っ払ったら皆、子どもみたいに笑い、少女みたいにはしゃぎ、大人みたいに抱えた重荷を下ろしていって、「ただ、そこにいるわたし」だけとなった。
声を大にして言いたい「みんな、一緒にいこー!」。
最終日
仕事の関係で一足お先にバリを後にした私。最後のヤムナ&ピラティスのフィナーレは大号泣だったんだと。
届いた動画は、見てるこちらが泣けてくる素敵なバイブスしかなく、その場に居た仲間たちにとって、これからを生きる最強のお守りメモリーになったことかと。
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その後、滝を「見にいく」と聞いていたのに、届いた写真は「水着!」ってか入ってるし!
結局ざぶざぶ入ってミニ滝行してる写真が続々届いた。もう、少女っていう表現撤回して、小学生男子!
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夕陽の写真も続々と届く。前日に熱気ムンムンの中購入したワンピースを仲良く着ていて、さながらワンピース惑星の住民たち。
きっと皆も、帰国して変わらない日常の中で、子どもや少女や小学生男子むき出しだったあの時間を、思い出してフフフとなってるんだろうな。
余談というか注釈というか
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このリトリート、1つだけ注釈を入れるならば、「主催者がまーまーなハプニングを起こす」です。今回もしかり。
最終日、タクシー3台でそれぞれの方向に向かうためサヨナラしたらしいが、1人で乗り込んだノリコ先生。2%の携帯ひとつで貴重品のカバンを載せないまま出発。途中で気づいてまた涙のハグした皆の所に戻ってきたとか。
後から写真みたら「こんなデカいの忘れるか?」レベルの荷物。次からは首からぶら下げて肌身離さずいてくださいまし。
多分、彼女のうっかりさんは治らないどころか、もはや「絶対なんかやってやるぞ!」という強い意気込みすら感じさせるもの。
なので、引き続き周りが両目つぶって見守りましょう。って見えてないし!
Life goes on.
私たちの日常は続きます。健やかなときも、病めるときも、あのリトリートで私に戻った自分を思い出しては戻りながら、前に前に進みましょう。
いつかまた、あの青空のもとで、あの風に吹かれながら、皆で爆笑して涙しましょうか。
Keep in touch and See you again.
12月7日 サカシタカオリ