マウントするのは女子だけじゃない

マウンティングの話題に関しては、思うことが色々あるので一つの投稿だけじゃ収まらない。

いわゆるマウンティングをするその心理というので検索してよく目にするのが、

・一番でいたい ・負けず嫌い ・自己顕示欲が強い 

とか。 …色々言われますが根底には

自信のなさから来る恐怖によってする行い、

要するに自分を本質的に認められない人がする行動

結構、いわゆる「仕事がよくできる」と言われる方にも多い印象です。

現在の私は、人間関係を自分の心が楽な人間関係にしたのでマウントに合うような状況になることは減りましたが、会社勤めで社会との距離が密接だった頃はよくマウンティングにあってたな笑。

会社というよりも友人関係の方が多かった。女性同士は心が成熟してないとめんどくさくなりがち笑

種類はたくさんあって。

わかりやすいマウントと一見気づかないようなマウントと。

その時は「なんでそんな事いうのかな」みたいな、なんとなくの不満でモヤついて終わってたけど、なんでなのか知りたすぎて(笑)人の心の在り方や心理学を学んだ事もあり結果ここなんだな、にたどり着いた。

「自分自身を本当に認めて受容できてない」の観点からマウントしがちな人を観察したり、過去を思い返すと納得感がめちゃくちゃある。

自己を受容し、認める事はつくづく難しいなと。大人になった今でも年齢は関係なく人生の先輩方にもできてない人はたくさんいる。

自分を認めることができないもどかしさがストレスになって、周りにいる人を使ってバランス取ろうとする。本人も自覚がないので本当やっかい笑。

人を使って自分の心の置き所を落ち着かせようとすることって精神面としては地に足がついてない。マウントされた側はそれに気づいても、はっきりそうだと気がつかなくても嫌な気持ちにはなる。

日常生活の中で人と触れ合う上でこういうことがあるのはかなりのストレス。

逆に自己受容ができてる人って、人と比べる事もしないし、マウントの行為の背景がどんなものなのかをよく理解している。自分の心を知ってる。その行動がいかに無駄か、いかに自分を下げてしまうかわかってる。

自分の価値も自分の人生も、自分で創ればいいだけなのにマウントする事で、結果的に人に自分の人生を作ってもらおうとしてる。

雇われで仕事ができる人がマウントする傾向にある事って、「仕事で成果を出せば自分は認められるんだ」っていう潜在的な認識から現れてたりする事もあって仕事を頑張る傾向もあるかもしれません。(一概には言えないけどそういう人もいる)

もちろん例外はあるけど自分で起業して従業員がいたりすると己との向き合いなしではより良い会社の環境は作れないと思うので比較的人格者というか精神性の高い方が多い気も。

女性の方が「ねちっこい」とか「ネガティブ」とか「インケン」みたいな世間イメージがあるのでマウント女子とか言われがちですけど、全然普通に男性もある。むしろこれが進むと男性の方が権力使ってきたりもするから余計めんどくさい。

男性の場合は思いっきり人を「できない奴」に見立てて自分を持ち上げようとしたりする場合もある。めんどくさ。

結局男女ともに「マウント人間」は単純に気分良くない。

そんな方も、もいずれ自分と向き合って精神性が高くなってくるとともに過去の自分を振り返り、気づく事に出会えばいいのなと思いますが、知らない間に歳を重ねて本当のこころの拠り所を見つけられないまま、不安定なまま生きる人が少なくないのはよくわかる。

誰でも完璧な心を持つわけではない。そもそも人間ってふとした瞬間の外的要因で生命維持のため身を守るようにできてるわけだし、心の安定をどんな方法でも確保する事によって生きる力にしてるという人間の生態のそもそももある。

できるなら、人に自分の心を決めてもらうことをせず、

常に自分の素直な心に、優しく耳を傾けてあげましょう。

いいなと思ったら応援しよう!