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おとなの事情
今日静岡東宝会館で「おとなの事情 スマホをのぞいたら」を見てきました。
この映画館のある七間町は実は昔から映画の街で、多い時には10館以上の映画館が軒を連ねていたそうなんだけど、気づいたらこの静岡東宝会館だけになっていたそう。
そんな歴史ある映画館での記念すべき作品は東山紀之主演の「おとなの事情 スマホをのぞいたら」。
ある出来事をきっかけに結びついた3組の夫婦とひとりの独身男性。彼らは年に一回集まって友情を育んでいた。ところがある参加者の発言がきっかけで「スマホに届くメールと電話のすべてを全員に公開する」ゲームを始めることに。後ろめたいことは何もないと言いながらも全員がスマホが鳴らないことを祈っている。なぜなら、そこにいる誰もが“絶対に知られたくない秘密”を抱えていたから! スマホに着信があるたびにパーティは修羅場と化していき、7人は想像もしなかった“決断”を迫られる! 映画「おとなの事情 スマホをのぞいたら」HPより引用
もうあらすじ見ただけで僕が好きな作風にストライクです。アクション系とか恋愛系よりもこういう日常系というか、あまり現実から離れていない、一見すると地味だけど面白いっていう作品が好きなんですよね。
あまりネタバレになったらよくないんだけど、やっぱり一番注目して欲しいのは各キャストの演技力。もうすげえ。マジですごい。この映画は基本的に同じ舞台(雇われ店長の向井幸治のカフェ)で進行するのであまり画での変化がつけにくいんだけど、そんなことがなんぼのもんじゃい。まるで舞台を見ているかのように引き込まれました。
特に見て欲しいのは木南晴夏演じる向井杏の表情の動き。「演技」としてじゃなくて、本当にあのようなパーティーが現実世界にあって、杏みたいな立場の人が実在したら本当にするであろう顔の動きをするんです。それが本当にすごい。是非注目してほしい。もちろん他のキャストの方も流石すぎました。
以上、ただの一般大学生が映画評論家を気取ってみました。お気を悪くされた方いらっしゃったらすみません。