再成
今この記事を星乃珈琲店で書いているんですけど、隣のテーブルにいる客がすげえナチュラルに電話してるんですよね。やだやだ。てかあと通知も切ってよ。「LINE♪」じゃねえよ。
中学の時からの「他人の目を気にする」自分の性格にはずいぶんと慣れてきたと思ってたけれど、気付いたら周りの目ばかりを気にして、近所の新しくできたパンケーキ屋に一人で入れない身体になってしまった。
「もう自分に期待していない」と飲み会の席では強がっているけれど、フラれたら40度の熱を出すし、団体で大きいプロジェクトがあるときは躍起になるし、向上心がないと言えば嘘になる。
何度か僕の心にずっと渦巻いているこの感情を言語化しようとしてnoteを書いたけど、結局途中で詰まって全て下書きに入ってしまった。
見栄を張って、自分を大きく見せようとして、でもそんな自分が情けなくて、結局また今日も同じ日々を繰り返してしまう。言い逃れできる年を遠に過ぎて、妥協の妥協で暮らしている。それでも嫌でも将来について考えないといけないこの社会システムで、その範疇でもなんとか前へ進もうとしている同級生のインスタを見ていたたまれなくなって狭山に帰ったりもした。
自分とは関係のない(と僕が勝手に思っているだけかもしれないけど)土地の子どもたちに夢を与えるために尽力しそれをしっかりと自分の言葉で伝えようとしている友達がいる中で、同じような活動を国内でやってきた自分との差に落胆した。僕は変化を怖がる人間だし人との関係が切れるのも怖い人間だから、当たり障りのないことを喋って当たり障りのない企画を作って当たり障りのない1年を過ごした。「波風を立てないのも君の1つの武器」と言ってくれる先輩もいたけれど、僕は波風を立てる勇気がないだけで本当は言いたいことなんて山ほどある。
ここまで書いてみて、書いている自分が言うのもなんだけど、こんなクソみたいな自分と関係を持ってくれている人たちは本当にすごいと思う。きっと僕に不平・不満はいくらでもあると思う。もし自分が逆の立場だったら、こんなプライドが高いくせに社交性がなくて、自分から壁作って、自分を過度に卑下して、他人の意見を簡単に聞かないような人間とは絶対に友達になれないと思う。
僕の好きな芸人オードリーの若林さんが、よく「血の通った関係」という言葉を使うけれど、僕にとっての「血の通った関係」は君たちなんです。君たちがいるからこそ、僕は僕であり続けられるのだと思う。
そして、今の僕が未来の僕にとっての「血の通った関係」でありたいなと強く願う。なのでこのnoteを今ここに書き記しておきます。19歳と8ヶ月5日の僕より。
こんな文章恥ずかしくて絶対見られたくないな。