SONICMANIA2024

たまにはちゃんと書いておく。
今年のSONICMANIAは大型で強い台風7号が直撃する可能性があり大変だし不安なスタートでした。
予約してあったバス会社から強気の『全便運行予定です。』を信じ過ぎており、高速道路は通行止めにしない判断をしていたにも関わらずまさかの出発18時間前に運休のお知らせが…。
色々な方法を模索した結果、同じバス会社の前日(つまりは8時間後)のバスに変更した。
ラスト1席残ってくれていたのは助かった。

しかし台風の備えもしなくてはならず8時間以内に身支度を整えたりしなくてはならなかったので、カバンには誤って2泊3日分の着替えをつめたりしていた。
そんなこんなで夜行バスで東京を目指すも、バス会社からは途中で停まるかもしれないし引き返す事も有り得ると何度も脅されての道中。
寝れないよ…なんてのは最初の5分だけ。
爆睡して起きたら鍛冶橋駐車場でした(*ノω・*)テヘ

で、急遽色々変更したので全くのノープラン。(いつもだけどw)
しかし世の中は偶然の連続で出来ており、eプラスから『早く発券しやがれ』と催促のメールで初めて自分のチケットが紙だと気が付き慌ててセブンイレブンを探す。
無事に受け取り海浜幕張駅前の吉野家が入ってるビルなら誰か知り合いに会えるだろうと向かうとセブンイレブンを出て30歩で仲良くして頂いてる魚友さん御一行様と遭遇。
そしてそこのスタバで違う席にも魚友さんがおり、結果的にはここで出会った友達と幕張の夜明けを一緒に目にする事になる。
お見せ出来ないがこの時に撮った台風かかってこいや装備の雨ガッパズ集合写真が今回のMVP(*´ω`*)
色々な経緯はTwitterと併せて見てもらいたいが、本題のフェスに入る。(この辺りで楽しいのでもう100点なんだけど)

台風で来られなかった方や会場に来られなかった方が多かったのか待機列は人が少ない。
心が何度も強風と雨で折れそうになりながら向かったのに、かなり前の方に並んだ事からテンションが上がる雨ガッパズの面々。
入場は全く前倒しされず19時。
入場して雨ガッパの武装を解きコインロッカーに荷物を投げ入れマウンテンステージを目指す雨ガッパズ。
無事に普段のライブなら最前くらいの位置に着ける。
ココにも偶然仲良し魚友さんがw
自分の前にはライブ恒例の背がデカいやつか頭のデカいやつがいますが、今回は背がデカいやつ。
フェスなんてのは並んだモン勝ちなので、文句は無いけどね。
そこから1時間以上待ちいよいよ開演。
2列か3列前の日本代表みてえな赤白の格好したヒョロヒョロが撮影始めたから注意よりもスマホ弾き飛ばすか締め落としてやろうと思ったけど、1曲目Ameのジャッジャッジャラ〜〜で撮影辞めたから生かして帰す事にした。
スタローンなら刹那的に首を180°ゴリッてやるか指何本か折ってたと思うので、俺でよかったな小僧。
1.Ame(B)
三角のモニターからフェスの真四角なモニターに変わったからか演出もデカい雷一閃。
迫力あったけど、スピーカープラスでは無いので臨場感はいまいち。
しかし曲が始まるといきなり周りはアクセルベタ踏みで飛び跳ねる。
2.陽炎
テンポよく繋がり、周りのフェスでサカナクションを見た感じの若い子は声にジャンプに忙しい。
そうだろうそうだろう、どうだカッコいいだろう?サカナクションは?
3.アイデンティティ
この流れはミニturnだなとこの辺りでロッキンのセトリだろうと高を括るが、圧倒的に乗せられている。
自分も周りの若い子も。
ラーラララーラーからミエナイヨルノツキノカワリニ〜
4.ルーキー
そうだよな。ミニturnだし。
デカいやつのスキマからあみちゃんのバチポイを肉眼で確認。
やはり来て良かった。
(´ー`)ノ ⌒ // ポィッ (´ー`)ノ ⌒ // ポィッ
5.Aoi
ここで初めて渾身の『エジマコール』
周りにも火を着けてしまったようで、野太い声で『一郎さーん』なども聞こえるようになる。
女性の『あみちゃーん』はかわいく、拙者のエジマコールとは正反対の位置にある。
6.ホーリーダンス
!!!違う!!!
ロッキンと違う!!
ホーリーダンスかぁ…元から好きだけどturnでより好きになった。
もう踊るしか無い。
手を精一杯伸ばしながら揺れる。
最高に心地よい。
7.『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』 Remix 2024
このRemixは非常に好き。
抑揚で何度もブチ上げてくるのはUnderworldのボーン・スリッピー感を感じてる。
飛び跳ねる若者に負けじと膝に注意しながらジャンプ。
8.ネイティブダンサー Remix 2024
前の曲のバッハとは違い、聴かせにくるRemix。
クラップは初見にはハードルが高いよね。
あの一拍で初心者を炙り出すウソ発見器クラップw
左右に手を振る頃にはみんな慣れてきた。
当然さっき撮影してた奴も何回も間違えてた。
しかし順応性高いな、若えの。
9.ミュージック
待ってました!!
ネイティブダンサー終わりから少し砕けたシンセにミュージック味を感じる一瞬から下っ腹がモゾモゾするが、トイレに行きたいわけでも恋に落ちてるわけでもない。
あの『あ〜〜〜キタキタ』って感じ。
十八番の登場に周囲もボルテージが上がる。
サカナクション殿堂入り曲だわ。(個人調べ)
10.夜の踊り子
turnのアンコール感を少し感じつつも踊り子さんの優雅かつ堂々とした踊りとアガる曲に楽しむしか無えだろうとばかりにラストスパートしていく。
この辺りで『あれ?俺のペース配分コレであってる?』と思い始める。結果的には間違ってはないw
11.新宝島(新ラララ島)
フェスなのにラララ島の大合唱に感動しつつ負けていられるかよ!!とばかりに腹から声出し。
SONICMANIAはサカナクションのホームなのでは?と思ってしまう。
深夜に愛され、深夜を愛するバンドサカナクション。
まだ21時台だけど。
12.忘れられないの
オープニングにシャララララ〜✨️✨️✨️が画面に映し出され終わりを感じるが寂しくもフェスへの復帰を余裕で果たした感じを目に焼き付けようと思う。
そして終わりの全12曲。
ウソ発見器クラップに引っ掛かってたアイツもそいつもサカナクションってヤベえなとは思っていただろうと思う。
しかしサニーさんのスピーカー+に慣らされた我々はフェスのスピーカーでは満足出来ない体に改造されている事も認識した。

このあとはセット転換を利用して酒買い出し。
そしてココでも最後に幕張の朝を一緒にみる友達とバッタリ遭遇。

Underworld編
酒買ってちょっと談笑し始めたらTwo Months Offが聞こえ始める…
まさか1曲目から…
慌ててマウンテンステージに戻り、後方で飲みながら踊る選択をする。
3〜4曲目で酒が尽き、独り買い足しに行くもさっきよりも混んでる。
途中で外人さんとぶつかってしまい、彼の酒(買ったばかり)の半分くらい左肩に浴びてしまって左肩に滴るSAKEとなってしまった。
彼もSorry!と言ってきたので、ノー・プロブレムと返したが、お互い残念だわな🤣
で、肩とか腕洗って酒帰ろうとしたら野村社長とエンカウント。
日頃の感謝とさっきのサカナクション凄かったですって話したけど、酒を手に持って養生テープをぶら下げてるやつを見て怪訝そうな顔だったな。
どこの大道具屋かと思われたに違いない。
こちらも伊勢神宮か熱田神宮でお詣りするかのコメントしてしまったけどな(*´∀`*)

すっかり舞い上がってしまったのと、ようやく酒が効いてきたのでまた追加しているうちにVICTORIAに行くのを失念していた。
ちなみにスキー用品を買いに行くのでは無い。
で、その後雨ガッパズの面々と合流してご飯を食べて坂本慎太郎に行こうとなった。
数曲聴いてるウチに酒が無くなり買いに行きながらパシフィックステージへとフラフラ行ったところでNIA Archivesの演奏が始まりそのまま惹き込まれてしまった。
カタコトの日本語でコンバンワ〜、アエテウレシデス〜と精一杯覚えた日本語にほっこりしているとゴリゴリの音を投げつけてくるw
あれ?俺こういう曲好きだな、リズムみんな一緒っぽいけど。

で、そのままTESTSET待機。
最近聴けて無かったけど、YMOやMETAFIVEの香りを感じさせる曲が好き。
ノリノリでパワフルなLEO君のボーカル曲もYMOのテクノデリックから出てきた様な少しとっつきにくい雰囲気も丸ごと好き。
El Hop
Testse
Japanalog
Moneyman
辺りから最後はThe Paramedicsで締め。
ホントにカッコいいのに、LEO君の『行くわよ』もちゃんと聴けて最高だった。

で、最後は牛尾憲輔で締める。
牛尾君は電気グルーヴのサポートメンバーで長くやりつつソロったり最近は映画の劇伴やったりしてる。
魚民さんの馴染みは『Agraph』で、目が開く藍色を月の幻でRemixしている方です。
おそらくまだ40前後でこれからがホントに楽しみな牛尾くんはカッコよかった。
VJには今まで携わってきたアニメを編集したものが使われており、チェーンソーマンとか、ピンポンとか超懐かしくてエモいのに楽曲がカッコいいという。
そしてそのVJに本人が出てきたりするのも面白い。
そして朝5時きっかりに終わり、完走してやりきった感を胸に幕張メッセを後にする。

何度も見てるけどSONICMANIA明けの空は本当にキレイで、マラソンで例えたら35㌔過ぎにとんでもない眠気という坂道が来る所を乗り越えてゴールテープを目指す感覚に似てる。
当然楽しみ方は人それぞれなので、深夜2時過ぎからの幕張メッセの床が冷たくて気持ちいいから毎年行く人や、パンダさんの上着の引っ掛け方がスマートでカッコいいとか、デビルマン今年もいたよねとか、すごいガタイの良い外人さんが女子アイススケートの衣装みたいなの着て闊歩していたり、日常からから離れた非日常とか普段抑えている自分を開放しに行ってる気がする。
それは全然否定なんてしないし、あそこまで出来るのは本気を通り越して狂気と思うが人それぞれ。
そんな中で偶然出会って乾杯したりご飯食べたり隣で踊ってくれたりくだらない話してアホみたいに笑いあったり、他の何にも替え難いのがSONICMANIA。
今回は台風で来られなくなってしまった方や、いつもお会いする九州の魚民さん、地元愛知でも来られなくなってしまったり主婦で簡単には行けない魚友、岡山のアイツとかみんな居たらもっと楽しかっただろうと思うけど、共通の音楽で知り合えた仲間はこれからも大切にしたいし、相手にされなくなるような事は避けていきたいと思っているので、来年会おう。
たぶん他でも会うんだけどさ、来年を既に楽しみにしてるから。
あとは会場にいたけど会えなかった皆さんともまたどこかでお会いできたらと思います。

以上が偶然を積み重ねてめちゃくちゃ楽しかった俺的SONICMANIA2024のまとめです。
個人的な感想なので、間違いがあっても異論があってもやさしくスルーしてくれ。

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