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劇場版sakanaquarium2024turn

2024年11月29日はサカナクションの記念すべき日となった。(気がする)
今年やったツアーのライブを映画館で観られる事になったのだ。
サカナクションとしては初めての映画館での上映となるし、総合演出の田中裕介監督も映画館で上映される作品は今回のライブ映像が初めてとなる。
他のアーティストやアイドルでは簡単に映画館で観られるかもしれないが、サカナクションとなると少し話が変わってくる。
過去の映像作品も、映像・音響にこだわりぬいてしまう故、ライブの興奮が冷めきった辺りでの販売となる。
が、今回は違う。
ライブが終了してから約4ヶ月で劇場公開されるという異例のスピード感なうえに、劇場公開される事がネタバレせずにいた事も素晴らしい。
『4ヶ月もかかってんのかよ』と思った方に伝えたい。
ライブ当日も配信で観られたのですが、スマホやテレビで観る用の配信とは全く違う作品になっていて、映画館のスクリーンで観る用に再構築されています。
当日配信は生なのでスイッチャー(田中裕介監督だったような)がその場その場で切り替えた映像ですが、劇場版ではおそらく全カメラの映像から選りすぐりの映像を繋いでいるし、音響もドルビーアトモスで観られる映画館用のチャンネル配置と、5.1ch環境に合わせた音響に編集し直しているという変態ぶり。(褒めてます)
なので映像1パターンと音響2パターンが制作されたという手間のかけよう。
そんな劇場版のライブが先日公開されたのです。

初日の金曜日は夕方から舞台挨拶の上映回もあり、大盛況でしたが午前中の回は空席もあった模様。
舞台挨拶は体感で2分くらいかw
内容は司会進行もしてくれた我らが布施さんが文字にしてくれているのでそちらをご覧戴くとして…

この日行った映画館では『ライブ鑑賞day』として、
・スタンディング視聴可
・拍手と手拍子可
・声出し可
・手を上げる、体を揺らすは可
となっており、満員のアリーナさながらのライブに行った感が味わえるが、少ない人数だとイマイチ盛り上がりに欠けるのと、一人で大声出してるのが恥ずかしくなるかもしれない。
ま、普通にライブ行った感じにはなるけど、普段のライブからすると音圧が圧倒的に足りない感じは否めない。
低音にスネ毛が揺れたり内蔵に響いてくるあの感じではない。

セトリは下記の通り

Ame(B)
陽炎
アイデンティティ
ルーキー
Aoi
プラトー
ユリイカ
流線
ナイロンの糸
ネプトゥーヌス
ボイル
ホーリーダンス
『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』Remix2024
ネイティブダンサーRemix2024
ミュージック
ショック
モス
新宝島
忘れられないの

アンコール

夜の踊り子
白波トップウォーター
シャンディガフ

自分は東海の仲良し魚民さん達と観に行きましたが、サカナクションは好きだけどライブには行った事の無い小学生の息子くんも一緒にライブ鑑賞してきましたが、終始楽しそうにしていたのが印象的でした😆
初めてのライブ鑑賞がサカナクションでドルビーアトモスという体験って羨ましいよね🤭

映画館にもよると思うのですが、音質は良いのですが音量がイマイチで改善してほしいと思ってたところ、SNSに同じような意見が多数あがっていて、みんな同じように感じていたんだなと妙に安心。
上映中はとにかく映画なのを忘れてAoi終わりに恒例の江島コールもしてきましたし、ライブさながらに楽しんできました。
名古屋の映画館は一糸乱れぬクラップに新ラララ島も再現して楽しいライブ鑑賞になりました。

で、翌日は午前中から2turn目。
この日は同じ映画館(建屋は違うが)の別のスクリーンで『シネマ鑑賞day』として着席・声出し不可の上映に参加。
このスクリーンはドルビーシネマというドルビーの本気が観られるのでめちゃくちゃ期待していた。
せっかく高いカメラで撮った映像なら最高の環境で観たかっのでこの日を選びました。
ドルビーシネマに関する事は↓の記事で詳しく解説戴いてますのでご参考に。

結果は凄いよかった😆(薄っぺら🤣)
映像は前日観たスクリーンでは見えなかった画質でシネマ鑑賞dayという事もあり、めちゃくちゃ没入していた。
細かい衣装のシミ、親方の衣装が汗でどんどん色が変わっていく様、ザッキーの衣装の飾り、ドラムセットのキラキラ感、ギターやベースのペグ、あみちゃんの優しい眼差し、サングラス越しのザッキーの目、バンドエイド…
前日はライブ鑑賞だったので細かく画面観ていなかった気もしなくはないですが😅
ただ、この日の上映では前日に感じていた音量・音圧の物足りなさが解消されていたのか、座った座席のポジションがよかったのかわからないのですが、とにかく満足した上映でした。
最前列で左右には誰も来ず、後ろが見えないから貸し切り気分で2時間半を過ごせたのはなかなか貴重な体験でした。

最後に、この上映はずっと続くとありがたいのですが、そんな事あるはずも無く…
短期間で上映終了となる可能性が高いので、気になっている方は早めに劇場へ足を運んでください。
↓のリンクは本作品sakanaquarium2024turn(最終日の横浜2日目)のツアー初日のドキュメンタリー映像になります。
観てから行くか、映画を観てから観るか。

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