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「シティ・オブ・エンジェルズ」ミュージカルが苦手な全ての人へ

ミュージカル「シティ・オブ・エンジェルズ」
今日はちょっと読書を離れて。

こんにちは。みなさんお元気ですか。

突然ですが、「オシャレ」って、なんか、ちょっと恥ずかしくないですか?
日本人って、そういう感覚ありますよね。

そもそも、「オシャレ」っていう単語を発するのがもうちょっと恥ずかしかったりするよね。

だから、「おシャンティ」みたいな言葉が生まれたりして。
そしてちょっと経ったら、今度はその「おシャンティ」っていう言葉自体恥ずかしいものになったりして。

日本人って、「オシャレ」に対する距離感に、わりと異常に、細心の注意を払っていますよね。

福田雄一演出、ミュージカル
「シティ・オブ・エンジェルズ」

でも、その、「オシャレ」を、ぶっちぎりで、とにかく誰がもうどこから見ても、「オシャレ」以外何物でもない、っていうレベルで、超前面に出しても全く恥ずかしくない世界が、日本にはひとつだけ存在すると思うのですよ。

それが、ミュージカルです。

ミュージカルを観たことがない人は信じられないと思うんですけど、ミュージカルって、とにかくもうステージ上の誰も彼もが、全力でカッコつけてるんですよ!

新しいお洋服を買ったら、家で、全身鏡の前で、その服を着てみて、合う靴を探してみたりして、前向いたり横向いたりカッコつけたりして、やべー私かわいい、俺かっこいいとか思っちゃうじゃないですか。
(え?私だけ?笑)

それを、ステージ上のキャストが全員、3時間ぐらいずーっとやってると思って下さい。
そしてそれが、ため息が出るほどカッコいいと想像してみて下さい。

それがミュージカルです!

すごいよね。
そしてこの「シティ・オブ・エンジェルズ」、歌も衣装もセットも音楽も脚本も全部オシャレです。

具体的に言うと、スーツを着てトレンチコートを着た山田孝之がカッコつけながら銃を構えたり、かわいい衣装を着たまゆゆが鏡台に見立てた机の上で頬を膨らませてみたり、足を組んだ柿澤勇人が煙草を吸いながらタイプライターを叩いてジャッ!とやったり、しています。

そして、その合間に、スーツやドレスのダンサー達が歌い、踊り、演出としてタイプされた紙がステージに大量に降ってきたりします。

ああ、オシャレだ。
オシャレの洪水。

そして福田さん特有の、笑いのセンス。
これが映像だとかなり「笑い」なんですけど、舞台ではなぜか「オシャレ笑い」になるんですよ!
すごいよね!

佐藤二朗さんもオシャレに見えるからね。
(ほめてます)

最高でした。
シティ・オブ・エンジェルズ。
話も素晴らしく面白かった。

願わくば再演を。
そして、ミュージカルって、どんなんなの?と思っている全ての人に、観てほしいです!

(でも、福田さんって、再演しないんだよなぁー)

星5!

#シティオブエンジェルズ #ミュージカル#福田雄一#柿澤勇人#山田孝之#まゆゆ#渡辺麻友

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