西野亮廣「新世界」歩きながら未来の話をしようか。
みなさんこんにちはー!
最近生協にハマっているなおこです😊
舞台のチケットを取りたくて生協に入ったんですが…
(実は生協は舞台やミュージカルのチケットをかなり幅広く取り扱っています!)
いや、あれいいっすね。
注文したやつを家まで届けてくれるんですよ。
一番いいのが、
「置いて行ってくれる」
事!
対面で受け取らなくていいんですよ!
これがまじで楽!
夏場でもドライアイス詰めてくれるから、8時間くらい外に放置しても平気なんだって!
ほんと、現代の世では、時間が超大事。
早くこれに気付こうみんな。
西野亮廣「新世界」
私は読書が趣味なので、読書に時間を割く事を何とも思わない、むしろ超喜ばしいことと認識していますが、世の中の人の大半はそうじゃないよね。
本を1冊読み終わるための時間って、けっこう長いんですよ。
そして、
「そんなに本読む時間ないけど、でも読まなくちゃとは思ってる」
みたいな人も多いんですよ。
これは、そんな人にぴったりの一冊です!
西野亮廣「新世界」
まず、わかりやすい。
これ、超大事。
わかりにくい文章しか書かない(書けない)作家もいるからなー。
難解な作品がもてはやされていたのは、もう昔の事だと思う。
今は、みんな時間がないから、読みやすくわかりやすいことが超大切。
最近は一人称全盛の時代です。
どんな作品も一人称で書かれてる。
一人称は共感しやすいけど、
(お前にはついていけないよー)
と思うことも多い。特にビジネス書は。
でも、この「新世界」は、優しく語りかけるように書かれているんです。
著者の西野さんは、歩きながら話しているような感じ。
歩きながら、自分の考えを話し、そして、時々立ち止まり、「キミはどうかな?」と聞いてくる。
また歩きながら話し出して、そして少しして立ち止まり、「大丈夫。キミなら大丈夫だよ」と目を見て伝えてくれる。
そんな本です。
内容は、未来の話。
でも、遠い未来や、日本の将来といった大きさの未来ではなく、すぐそこにある未来。
もしかしたら、もう始まっている未来。
ページの多くは、お金について書かれています。
お金といっても、ゼニカネの話じゃない。
「価値」とは何か?という話です。
お金はモノに対する、価値の尺度ですね。
では、お金そのものに対する価値の尺度としては、何があるのか?
そんな話です。
この本では、それは「信用」だったり「文字」だったりする。
こう書くとわからないけど、読めば絶対にわかるし、そうだよなー!と感心するし、そして本編最後の3ページで絶対に泣きます。
私は日本語が好きで、特に美しい日本語が好きですが、西野亮廣という人が、こんなにも美しい日本語を書ける人だとは思わなかった。
ピュアなのだな、と思います。
そして優しい。圧倒的に優しい。
これは一応ビジネス書として売られているけど、ビジネス書ではないと思う。
ビジネスの世界にいない全ての人へ向けて書かれているもの。
漫画「ワンピース」で、ナミがミンク族に向けて言ったセリフ。
「誰ひとり見捨てない!」
私がワンピースで一番好きなセリフです。
最後に謎な話してごめん。
そんな本なんですよ。「新世界」。
星5!