身体の使い方、見せ方、見え方「音のタイミングぅ~ハヤドリ、オソドリ、ジャストドリ~」
身体の使い方、見せ方、見え方「音のタイミングぅ~ハヤドリ、オソドリ、ジャストドリ~」
テーマ:身体の使い方、見せ方、見え方
すっかり季節が一回り。
先日の驚きの出来事からだいぶ落ち着いて、PCの前に鎮座し続ける事が出来るようになりました、坂田です(笑)
鎮座出来るようになるまでの軌跡、元気にアップロード中!詳しくはWebで!(え!?)
…さて、今回の出だしも、もはや何を言っているのか分からない感じで始まりましたが…。
今日は、ハヤドリとオソドリとジャストドリについて参りましょうかね♪
音楽には、カウントありきの土台に→リズム、メロディ、歌い手さんの歌声、ビート。
これらが絡み合いつつ、一つの「音楽」が存在するわけですが、音と関わる全ての表現者(あえてこの言葉で今回は行きます)は、各々のタイミングで、自身の身体を操ります。
例えば、「手を上げる」という動作。
この動作を、
「音が聞こえる前に動かすのか」
「音が聞こえるわずか前で動かす」のか、
「音が聞こえた瞬間と同時に動かすのか」それとも
「音が聞こえてわずか遅くに動かすのか」あるいは
「もっともっと遅らせて間をとって動かすのか」
これらは、一人ひとりの表現者によって変わる部分です。
意図的に使うところとすれば、
「音が聞こえる前に動かすのか」
「もっともっと遅らせて間をとって動かすのか」
このあたりかな?
残りの三つ。
「音が聞こえるわずか前で動かす」
「音が聞こえた瞬間と同時に動かすのか」
「音が聞こえてわずか遅くに動かすのか」
さぁ、この三つの部分。
ここは、意図的に操るものと、意図せずに操られてしまう部分になります。
「意図せずに操られてしまう部分」
身に覚えはありませんか?
私はあります。
何度何度練習しても、先輩から「タイミングが遅い!」と言われたり、口に出して数えていても、「タイミングが遅い!」と言われたり…。
…あれ!?わし、遅いばっかりやん!??(・∀・)
(注意:坂田さんは可哀そうに、動作が鈍くさいだけです。)
コホン。…まぁ置いといて…。
この、「早い」「遅い」は、本当に僅かなものの時が多いですが、ここを意識して操れるようになると、面白味が増します。引き出しが増えます。表現法が増えます。
ここを理解する為に、もう一度カウントを右脳的に見てみませう♪
【画像】「カウントを目で見てみよう!」
オンビート(表拍)白丸とオフビート(裏拍)黒丸です。
二つの丸をつないでいる線 A は、「間合い」です。
手拍子を打つ時の、行ったり来たりしている手が空間を動いている時間が、この線です。
カウントがずれちゃう、リズムが乱れちゃうのは、この線の長さがバラバラと考えることもできます。
手の滞空時間が一定ではないのですね。
さて、話を元に戻しますが。
ハヤドリは、黒丸→白丸に繋がっている線の上でタイミングを取ること。
オソドリは、白丸→黒丸に繋がっている線の上でタイミングを取ること。
ジャストドリは、丸の上でタイミングを取ること。
という説明が、分かりやすいかもしれませんね。
この仕組みは、きくと「そんなん知ってたわ~」という方もおられるかもしれません。
が、頭の中で、こういった右脳的な「図面」を描くのと描かないのとでは、身体の動きをコントロールするうえで、やはり違いが出てくるんですよね。
音ハメにしても、この丸とラインの部分をイメージすると、ビクッとしないで(笑)いいかもしれないですね。
今まで無意識にやっていた方も、意識的にやっていた方も、ひとスパイスとして加えられてはいかがでしょうか?
基礎連として、メトロノームとか、時計の針に合わせて、手拍子を打ってみてください。
音がなくても、ずれない、そしてイメージがしっかりと描けたと感じたら、ハヤドリ、オソドリといった、タイミングをずらす練習もありかな?と、私は考えます。
音に頼らずとも、カウントがとれる。
なんと素敵なことでしょう♪
でも気付いてました?
これって、小さいころにやってた「手遊び」や「わらべうた」で自然とやってたことなんですよね( ´艸`)
わらべ歌で遊んだ経験が思い出せなくても、みんなで声合わせて、アカペラで歌ったりとかしませんでした?
リコーダーを伴奏なしで弾いたりとか。
そんな想ひ出に浸りながら、カウントトレーニングを思う存分やった後、音を聴いてイメージしてみてください。
カウントを取ってみてください。
何か気付きが得られると、私は思います(^∇^)♪
ジャストドリでのカウントのトレーニングは、基礎中の基礎になりますので、いつも欠かさないように心掛けて頂くと、いいことあるかも♪ です♪
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