身体の使い方、見せ方、見え方「右にいくけど左??其の二」

身体の使い方、見せ方、見え方「右にいくけど左??其の二」
テーマ:身体の使い方、見せ方、見え方

はい。右にいくけど左??其の二です!
前回は、ターンを例に、「実際の動きと反対の力を意識する」事を書きましたが、今回は、その力をカッコ良く、または大きな動きとして利用してみましょう!

例えば、左手は体に添えて、右手を前に押し伸ばしたとします。この時、伸ばす右手を前に「押す」だけでは、奥行きが少し薄い。

ではここに、身体に添えている左手を「後ろに引く」意識を加えて見ましょう。

あら不思議。こうすると、身体が開いて、前後の奥行きが生まれてしまうではありませんか!
また、伸ばした右手も心なしか長く見える感じ…♪ (実際に、身体が開くので、腕はかなり前に伸び、長く見えます)

【画像】「腕を出す

この腕が…
【画像】「腕を伸ばす

こんな感じに…(矢印が斜め後ろに下がってますが、背後に引くと思ってくださると嬉しいです f^_^;))

これも、反対の力(反対の意識)が関係しているのですね。

このことは、ダンスだけでなく、水泳にも応用が利きます。
クロールのグライドとローリングの関係だったり、グライドとプッシュの関係だったり…。

ステップタッチや、ニーアップなどが軽く見えるのも、この反対の力。
膝を上げる時には下ろすことを、膝がおりている時には上げることを、本の一瞬前で構いませんので、反対のことを意識するのです。
そうすることで、下に沈んで行く力よりも、上にあがる力が大きく手伝ってくれるので、見目が軽くなり、軽やかなステップに変化して行きます。

上下、前後左右、この力を利用すれば、プラスアルファで奥行きも生まれてくるので、立体感溢れる動き、表現も可能となります。


奥行きについては、また別の項目で触れますね(*^^*)

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