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顎変形症の治療・矯正記録01

数年前から上下の嚙み合わせがよろしくなく、滑舌にも影響が出ており、色々と調べた末に「顎変形症」の診断が下りたのが確か一昨年の秋。
生活の都合があって治療の開始が今年頭になったため、記録をつけ始めるのには今が丁度良い時期だと思う。

「主治医がこう言っていた」というのも含めて医療の知識がろくにない素人の記録なので、治療中もしくは治療を検討している方はご注意ください。

ほか、病院が運営しているもので期間や費用が簡潔にまとめられているサイトも沢山あります。


症状・病院に行った理由

どうも歯が噛み合っていないな、と食事中に気になったのが初めだった。

次に気になったのは鏡を見たときの顔の非対称具合。お医者さんも含めて他人はあまり気にならない程度のようだが、ほぼ毎日鏡で見ているとやたら目につく。
加えて証明写真や外カメラで撮ってもらった写真なんかはいつも見ている鏡での姿と反転している(というかこれが他人に見えている顔なんだよね! 微妙にテンション下がる)ため、やはり歪みが目につく。

それから、サ行、タ行あたりの滑舌が悪くて難渋しているのももしかしてこのせいではないか、と思い至った。
滑舌が悪いと趣味の関係で少し困るので一時期色々とトレーニングを調べていて、その中で「ここに書いてあることがそもそも自分の歯並びでは行えないぞ?」と気づいた。
調べると開咬といって、口を閉じても前歯が触れ合わない不正咬合のひとつらしい。

顎が歪んでいると頭痛や肩凝りにも悪影響があると聞き、そんなことまで楽になる可能性があるなら、と通院を始めた次第である。
※お医者さんいわく、矯正と手術を終えたからといってすべて治るわけではありません、とのこと

顎変形症だと矯正が保険適用になる

矯正はお金がかかるという印象がずっとあって、それが通院を渋らせた。
家族とも相談した結果「歯も顎も一生ものだから、多少費用がかさんでもそれ以上の価値があるだろう」ということでまずはカウンセリングを受けてみると、顎変形症の診断が下りた人は「術前・術後の矯正」という形で保険適用での矯正を行えると聞いた。

それでも自分の場合は術前矯正から手術、保定までで総計70万円程度かかるとか。
手術以外は数年単位での少しずつの出費だといっても、安くはない。

ちなみに、保険適用だと歯の裏側に装置を着けるのとか、マウスピースで矯正するというようなことはできないみたいだ。
海外アニメの小さい子みたいなワイヤー矯正をしていく。
実はちょっとだけワクワクしているのだが、たぶん似合わない。

今後の記事で記録していくこと(予定)

  • 治療の経過と所感

  • かかった費用

だいたい以下に書いているのと似た感じのものになると思う。

これまでの治療の経過

  • メインで通う歯科でのカウンセリングおよび検査

  • 外科手術をしてもらう病院での検査と、手術への同意

  • 歯周ケア

  • 矯正装置を着けるための歯の隙間作り

現時点ではここまで済んでいる。きちんと計算していないが累計でおおよそ5万円弱かかっただろうか……?
レントゲンを撮ったり歯型を取ったり、頭に電極か何かをつけて嚙み合わせの検査をしたり色々やってもらった日に2万円ほどかかったのは覚えている。

ここに交通費etcが重なってくるため、それなりに懐が痛む。節制せねばならない。

今後の大まかな治療の見通し

直近の話をすると、歯周のケアと、装置をつけるため歯に隙間を作る段階まで済み、これから装置をつけていくところだ。
あとは親知らずを抜くため、並行して紹介状を書いてもらった大きな病院にも行かなければならない。

ゴムを着けて数日は常に痛痒くてたまらなかったし、食欲がグンと落ちた。痩せそうなほどだった。痩せる前に慣れた。

慣れて以降も、軟骨や砂肝のように奥歯に力を入れて噛み切るもの、繊維が口に残るような野菜を食べるとすぐ引っかかる。
スルメなんかは鬼門も鬼門だった。

以前にも増してきっちりと歯磨きを行わなければすぐ口がモゴモゴするので口腔ケアグッズを買い揃えた。
コンクールF(マウスウォッシュ)、フッ素の歯磨き粉、ルシェロのフロス、歯磨き指導で使われがちな汚れに着色してくれるやつなど。

寝る前にこれらを使って丁寧に歯を磨くと非常にスッキリして気持ちよく眠れる。

治療全体の見通しとしては、他のサイトでもよく見るのと同じでこれから一年半~二年ほど術前矯正をして手術、それから術後矯正、保定という流れになると思われる。

目下の不安は親知らずを抜くことである。
きっと顔がアンパンマンのようになるのだろう……。

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