凄腕仲人が「ザ・ノンフィクション-結婚したい彼と彼女の場合 令和の婚活漂流記2024」を観て思ったこと

先日フジ系で放送された「ザ・ノンフィクション-結婚したい彼と彼女の場合 令和の婚活漂流記2024前編＆後編」の感想を、

・婚活サポート歴11年
・同連盟加盟の結婚相談所代表歴5年
・成婚率9割超えの実績を持つ

婚活サポーターの立場から語っていきます。

はじめに、番組出演をOKした結婚相談所の会員さんの勇気を称え、現在できるだけ心健やかにいらっしゃることを願わせていただきます。

誰かが発した「イケメン」という声に「これがイケメンだっていうなら感覚バグってる」みたいな引用がつく地獄のX。

当事者の背景に無知な人々が、本人が目の前にいたら絶対言わないような言葉を用いてエンタメ消費している様子に、婚活市場の今とSNSでの反応、2つの側面から時代のリアルを見せてくる番組だなあと思った。

下記の語りも、番組は観れど全貌は把握していない人間が、不完全な情報をベースに勝手を言っている域を出ない。

私の主観が現実の全てではないというお断りを入れつつ、それでもメンバーさんに聞いていただくに値する話だと判断し語っていく所存です。

S君-29歳年収400万男性が抱えるリスク

34歳事務女性や29歳東大卒女性の「そんなご無体な」展開ゆえか、XではS君（便宜上このように呼びます）に同情的な発信が散見された。そして、「彼は大丈夫でしょ、結婚できる」といった温かいご意見も数見受けられた。

同結婚相談所連盟で1万回以上のお見合い申込み申込まれの取り次ぎをし、1000件を超えるお見合いを組んできた私の所感を言うと、