新潟・佐渡沖の毛蟹（ケガニ）

2020年10月6日 09:15

甲羅の表面、脚も含め全体が短い剛毛で覆われていることが名前の由来になっている毛蟹（ケガニ・十脚目クリガニ科)

毛蟹＝北海道

のイメージがありますが、実は新潟・佐渡でも水揚げされます

ベーリング海（太平洋最北部の海）東部から朝鮮半島東岸までの北太平洋の広い海域に分布するクリガニ科のカニで、北海道では「オオクリガニ」とも呼ばれています。

日本では北海道沿岸各地から太平洋側では茨城県まで、日本海側では島根県まで生息

水深30　→　200mほどの砂泥底に生息、大きいものでオスが甲長１５cm、メスで甲長１２cm程になります

新潟の毛蟹は、北海道のものと比べると少し小さめな印象がありますが、味は負けていないと思います、しかも北海道の毛蟹より価格が安くコスパ良いカニだと思います!!

※ちなみに新潟の本ズワイガニもコスパ良いです

身がとても甘く、繊細な味わいが特徴で、特にカニ味噌の濃厚でとろけるような味わいは他の蟹と比べても秀逸です!!

茹で or 蒸してそのまま食べても美味しいですが、カニ酢もオススメ、そして毛蟹のカニ味噌はめちゃめちゃ美味しいんです

カニ味噌を食べた後は、甲羅に日本酒（熱燗に適した）を投入し甲羅酒も楽しめます、細い足先や食べ終わった殻は、カニのみそ汁「鉄砲汁」でいただきましょう

余すところなく楽しめる毛蟹、是非お試しください!!

それでは、また!!

飲食店での仕入れや、ご家族での団欒など、この機会に是非ご利用下さい!!

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