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2023年7月振り返り 米国経済指標


物価

7月28日に発表された6月の個人消費支出(PCE)の前年同月比は以下の通りです。昨年6月が物価のピークであり今後は下がりにくい展開が予想されます。

  • PCE(6月):3.0(-0.8)

  • Core PCE(6月):4.1(-0.5)

個人消費支出(PCE)推移

経済

前月(5月)と比較して製造業の購買担当者景気指数(PMI)は下落しましたが、非製造業購買担当者景気指数は上昇しました。

  • ISM製造業購買担当者景気指数(6月):46.0(-0.9)

  • ISM非製造業購買担当者景気指数(6月):53.9(+3.6)

購買担当者景気指数(PMI)

雇用

6月の失業率は3.6%と前月と比較して-0.1%改善しました。失業保険申請件数もほぼ横ばいでした。

失業保険件数と失業率の推移

6月の平均時給の前月比は0.4%(+0.1%)でした。

平均時給とCPIの推移

政策金利

中立金利水準の2.5%を大きく上回る5%以上を推移しています。7月の決定会合で追加利上げとなり5.25%-5.50%となりました。FRB金利予測と市場予測はほぼ一致しており2024年5月からの利下げを見込んでいます。

米国政策金利推移

主なニュース

  • 【米国】ナスダック100のハイテク株構成比率を見直し

  • 【日本】日銀短観から大企業製造業および非製造業好調続く見通し

  • 【ロシア】国会穀物合意からの一時離脱を宣言

  • 【日本】日銀がYCCの長期金利操作について上限を0.5%から実質1%へ引き上げ


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