コーチにも気になる子はいる
リアルに今日はサボる時間があまりない。
事務所での仕事中に隠れて、娘のチームの遠征の確認事項やら連絡やら提出書類やらをコツコツ作っていたのが1番の原因だ。
それがサボりかと言われればサボりだが、私の心は休まってないのでサボりではない。
幸い、営業職は移動時間が長かったりするので、なんとか今週も更新しようと書いている。
さて、娘と一緒に今のチームに移籍して1年と少し。
コーチをしていると何かと気になる子がいる。
いや、そういう性癖ではなく。
その気になる子は小4からサッカーを始めたので、やはりゲーム中に劣る面はある。
先日、PKの練習をしていた時にその彼女が蹴った後、久しぶりに話しかけて来て、
「今のトーキックに見えるけど違うから」
と言われた。
私の背筋はゾッとした。
半年くらい前のPK練習の時に、何でもかんでもトーキックで蹴るのが癖だった彼女に
「トーキックで蹴らないでね」
と、つい言ったのを思い出した。
その頃はちょうど色んなキックの練習していたので
「せっかくだから練習したキック試そうよ」
という気持ちで言った言葉だったのだが、彼女はずっと心に残っていたという事になる。
なんて悪い事をしたのだろうと猛反省したし、あの時はこういう気持ちで言ったんだよというのは伝えたけど、まだ不安だ。
またの機会に彼女に伝えようと思う。
言葉には気を付けなければならないと再度感じた、最近の出来事。
ちなみに彼女は娘と私が今のチームに移籍する少し前に入ったらしい。
遠征に行くと、必ずその彼女はいない事にすぐ気付いた。
代表に聞くと、参加したサッカースクールでコーチに結構言われてから遠征には参加しなくなったとの事。
3、4年の練習を他のコーチと私が仕切っていたり、4年だけの遠征のコーチは私だけ、というのが何ヶ月か続いた時に、ふとある事に気付いた。
彼女がいつの間にか全部参加しているのだ。
いつからかはわからない。
頼もしい仲間ができたからなのかも知れないし、コーチ達やみんなが楽しい雰囲気で練習をしていたからかも知れない。
聞いた事ないからわからないけど、その後も彼女はずっと遠征に参加し続けている。
私のお陰、なんて事は思わないけど(実際少しだけ思ってる)少なくとも彼女の遠征に参加する勇気の邪魔をしなかったというのは事実だと思う。
彼女が遠征に参加するようになった事がすごく嬉しかったし、コーチをしていて本当に良かったと思えた瞬間でもあった。
恐らく、というか確実に繊細な子なんだろう。
そんな彼女の気持ちを傷付けないように接していこうと思う。
そして、サッカーを一緒に楽しみたい。
そろそろ、お客さんの所に着くので無理矢理書き終える。
やる事やって、サッサとサボろう。
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