映画鑑賞の記録その21(ネタバレほぼなし!おススメ度付き!)
5つ映画を観る度にnoteでまとめよう!という企画です!
今回で21回目。もうまた5本観たので早速まとめます。
映画鑑賞のチョイスの手助けにもなるよう、おススメ度も付けます!
タイトルクリックで視聴リンクまたは公式サイトに飛びます。
前置き(前回以前と同様)
プロフィール:
・香港映画にハマった以外はこれまで映画鑑賞の習慣なし
・これまでは映画館、レンタル、TV放映を足して月に1本観るかな?程度
・特にハリウッド映画はどんな有名作もほぼ華麗にスルー
・一方で『映画』というジャンル自体は優秀な才能が集結するため
過去から最近に至るまでエンタメの最高峰なんだろうな、との認識はあり
オススメ度について:
・こういう情報を見る側としては絶対にあった方が良いと感じるので、
受け手としてド素人甚だしい身で軽率にオススメ度を付けてみます
・以下のような意味だと思ってください。★3以上がおススメ扱いです。
『悪魔を見た』韓2010年@Amazonプライム
オススメ度★★★☆☆
・韓国らしさ全開のバイオレンススリラー。邦画では見られないグロさ
・残虐性と復讐心に燃える主演二人の鬼気迫る演技にも圧倒された
・鑑賞後はストーリーのツッコみどころが気になるし、残るものも特にない
『ニューオーダー』墨仏2020年@Amazonプライム
オススメ度★★★☆☆
・善人ほど不幸な目に遭う胸糞映画としてわりと有名と思われる一作
・人生で最も幸福な日が一転、武装勢力に捕まってしまう主人公は可哀想
・階層社会や腐敗政治などをディストピア世界観で表現したようにも見える
『藁にもすがる獣たち』韓2020年@Amazonプライム
オススメ度★★★★☆
・出所不明の大金を金に困ったワケアリな人物たちが奪い合う群像劇
・韓国映画のデフォルトで人は容赦なく呆気なく死ぬ点は好みが分かれそう
・序盤は状況が見えにくかったが、終盤の畳みかけは圧巻で構成も美しい
『オッペンハイマー』米2023年@映画館(IMAX)
オススメ度★★★★★(史実の理解はかなり求められる印象)
・期待外れにならないか心配だったが完全に杞憂で素晴らしい映画だった
・現代に生きる全人類が他でもない当事者なので確実に観る価値はある
・但し、内容理解や映画的技法に気付くために近現代史の予備知識が必須
『十二人の怒れる男』米1957年@Amazonプライム
オススメ度★★★☆☆
・全編通じ1部屋のみの会話劇&白黒と非常に地味だが非常に引き込まれた
・異なるキャラ同士のやりとりだけでこれだけ展開を作れるのは素晴らしい
・とはいえ、渋めの作品であることは間違いないためおススメ度は控えめ
おわりに
今回は間違いなく『オッペンハイマー』が最も心に刺さりました。
青天井に上がりまくる期待と、必ずしも絶賛でない評価値を見てかなり不安に駆られていましたが、確実に傑作と思える作品でした。対比や暗喩のような映画的技法で印象を高め、ノーラン監督お得意の時間軸入替演出も炸裂し、一方でメッセージ性も溢れていました。なお、私は①元世界史オタ②登場人物と物理学の十分な予習③超集中して鑑賞という強めの状態で観たのに終盤の誰が誰やねんラッシュをさばくのだけで精一杯でした。隣で観ていたカップルは二人ともキョトンとしていましたが、普通はそうなる気がします。世界恐慌~赤狩りくらいの時代背景は一切説明がなかったですし、第二次大戦前後の各国同士の国際関係が分からないとなんだか分からないはず。そういう意味だと日本人にとってはハンデ戦的な部分もありそうです。
というわけで以上、富井サカナでした。
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👇映画っぽい演出もあるかもな現状最新作(2023年10月公開)です!👇