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映画鑑賞の記録その39(ネタバレほぼなし!おススメ度付き!)
5つ映画を観る度にnoteでまとめよう!という企画です!
今回で39回目。気付けばかなり鑑賞数も積み上がってきました。
映画鑑賞のチョイスの手助けにおススメ度も付けます!
タイトルクリックで視聴リンクまたは公式サイトに飛びます。
前置き(前回以前と同様)
プロフィール:
・90年代~00年代の中国・香港映画に昔ドはまり。
・アマプラ加入以後、月5本~ペースで鑑賞中。
オススメ度について:
・こういう情報を見る側としては絶対にあった方が良いと感じるので、
受け手としてド素人甚だしい身で軽率にオススメ度を付けてみます
・以下のような意味だと思ってください。★4以上がおススメ扱い
★☆☆☆☆⇒観る価値がないと感じた。個人的には観ないことをおススメ。
★★☆☆☆⇒特に時間を割いて観る必要もないと感じた。暇つぶし程度に。
★★★☆☆⇒まぁ面白かった。人によっては絶賛する可能性もありそう。
★★★★☆⇒面白かった!観て良かった!これはおススメ!
★★★★★⇒メチャクチャ面白いので声高に観て欲しい!と叫びたい。
※対象別に複数評価を行うことがあります
『ホテル・ムンバイ』豪印米2018年@Amazonプライム
#映画鑑賞
— 富井サカナ🐡DIGITALL (@sakana_tommy) December 19, 2024
『ホテル・ムンバイ』豪印米2018年
事件当時はインド営業でムンバイも良く訪問していたので非常に驚いたテロ事件を題材とした映画。人命を軽視するテロの悲惨さが伝わり、緊迫度が凄まじい。エンタメではなくドキュメンタリーとして観ると実は創作要素が強めなのが鑑賞後にややモヤモヤ。
オススメ度★★★★☆
Filmarks:4.0
・実際のテロ事件をベースにした映画で、テロの悲惨さと緊迫感が際立つ
・命の大切さと命が軽視される悪夢のような現実のいずれも直視させられる
・登場人物は料理長以外は概念の集合体のようなものらしくややモヤモヤ
『アザーズ』西仏米2001年@Amazonプライム
#映画鑑賞
— 富井サカナ🐡DIGITALL (@sakana_tommy) December 20, 2024
『アザーズ』西仏米2001年
薄暗くて大きなお屋敷を舞台にしたゴシックホラー。ホラーというより宗教観や死生観を重視している印象。経験値がそこそこ豊富なために序盤に「真実」を確信してしまったのでラストの驚きはなかったが、逆に表現手法や展開を興味深く見られた。ラストは切なめ。
オススメ度★★★☆☆
Filmarks:3.6
・大きなお屋敷を舞台にした静謐な雰囲気が漂うゴシックホラー
・序盤に「真実」を確信してしまったが、展開や手法を興味深く見られた
・ラストで判明した「真相」はイマイチ好意的に受け取れなかったので★3
『ニュー・シネマ・パラダイス』伊仏1988年@Amazonプライム
#映画鑑賞
— 富井サカナ🐡DIGITALL (@sakana_tommy) December 25, 2024
『ニュー・シネマ・パラダイス』伊仏1988年
劇場版を鑑賞。さすがに名画。故郷、人との関わり、生き方を情緒的に描いた一作。年齢差あるトトとアルフレッドの友情を軸に展開し、対比的に魅せる。ラストシーンは両者の感情が交錯し出色の出来だった。男×中年×感情派なので刺さりに刺さった。
オススメ度★★★★★(特に男×中年×感情的な人)
Filmarks:4.1
・国民気質なのかイタリア映画の傑作は情緒に訴える力が突出している印象
・ラストシーンの感情への訴え方は物凄く素晴らしい。これは映画界の勝利
・男目線かつ過去を振り返る話なので、特に若い女性とは相性が悪い気も
『天使にラブ・ソングを・・・』米1992年@Amazonプライム
#映画鑑賞
— 富井サカナ🐡DIGITALL (@sakana_tommy) December 26, 2024
『天使にラブ・ソングを・・・』米1992年
気になっていた有名作をクリスマスに鑑賞。序盤のギアの掛かり方は遅めに感じたが、中盤以降の展開は非常にテンポ良く、コミカルで笑えて、超爽快。奔放ながら器の大きい主人公を演じたウーピー・ゴールドバーグが最高。色褪せないエンタメ映画!
オススメ度★★★★★(万人におススメ)
Filmarks:4.1
・時代を感じるこてこてコメディだが、何度か吹き出すほどのゴキゲン映画
・序盤はやや退屈だが、中盤以降はテンポも良くとにかく気持ち良くて爽快
・主演女優の人間性溢れるキャラと堅物な修道院長との関係性の変化も最高
『怪物』日2023年@Amazonプライム
#映画鑑賞
— 富井サカナ🐡DIGITALL (@sakana_tommy) December 28, 2024
『怪物』日2023年
シナリオも演出も構成も演技も全てが素晴らしくネタバレを避けていた甲斐があった。伏線やメタファーの配置と回収の質と量がエゲつないし、解釈と考察の余地を受け手に残しておくバランスも良い。まさに全シーンに意味があるを地で行く映画だと感じた。表現の濃度が濃い。
オススメ度★★★★★(やや映画表現慣れが必要かも)
Filmarks:4.1
・登場人物全員演技派!巧みな演出・シナリオと相まって迫るものがある
・予想が悉く裏切られる展開や結末に痺れた。振り返ってタイトルが秀逸
・テーマ、伏線、メタファーの盛り方が秀逸で解釈の余地があるのも良い
おわりに
さて、今回は★5が3連発という年末大放出セールな景気の良い回になりました。5本観て★5が3つは恐らく過去最高の回だと思われます。
この中で最も万人におススメできそうなのは『天使にラブ・ソングを・・・』です。エンタメ映画としての完成度が素晴らしいので、誰が観ても特に中盤以降はおもしれー!!となるはず。
『ニュー・シネマ・パラダイス』は名作中の名作として歴史に名を残す逸品で自分はモロ刺さりましたが、「若くもない男性」に刺さるような内容だと感じたので10代女性が観て楽しめるかは全く分かりません。
『怪物』は凄く良い映画なのですが、テーマも技巧も詰め込みまくりなので経験値や鋭い観察眼からくる「映画読解力」に応じて満足度が決まりそうな気がします。映画の表現技法に慣れていない一般層がどのくらい楽しめるかは良く分かりません。ちなみに自分も読み取れていない部分が多そうだなぁと感じました。
『ホテル・ムンバイ』もテロの悲惨さが身に染みる名作と言って良いと思います。
というわけで以上、富井サカナでした。
👇というわけでメインの趣味はいつだってゲーム制作です!👇
👇映画っぽい演出もあるかもな現状最新作(2023年10月公開)です!👇