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映画鑑賞の記録その32(ネタバレほぼなし!おススメ度付き!)
5つ映画を観る度にnoteでまとめよう!という企画です!
今回で32回目。最近は更にペースが上がってきた感があります。
映画鑑賞のチョイスの手助けにもなるよう、おススメ度も付けます!
※今回からFilmarksスコアを追加で表示するようにしました
タイトルクリックで視聴リンクまたは公式サイトに飛びます。
前置き(前回以前と同様)
プロフィール:
・90年代~00年代の中国・香港映画に昔ドはまり。
・最近は月10本を超えるペースで鑑賞中。
オススメ度について:
・こういう情報を見る側としては絶対にあった方が良いと感じるので、
受け手としてド素人甚だしい身で軽率にオススメ度を付けてみます
・以下のような意味だと思ってください。★3以上がおススメ扱いです。
★☆☆☆☆⇒観る価値がないと感じた。個人的には観ないことをおススメ。
★★☆☆☆⇒特に時間を割いて観る必要もないと感じた。暇つぶし程度に。
★★★☆☆⇒面白かった!人によっては絶賛する可能性もありそう。
★★★★☆⇒凄く面白かった!観て良かった!これはおススメ!
★★★★★⇒メチャクチャ面白いので声高に観て欲しい!と叫びたい。
※対象別に複数評価を行うことがあります
『スティーブ・ジョブズ』米2013年@Amazonプライム
#映画鑑賞
— 富井サカナ🐡DIGITALL (@sakana_tommy) October 5, 2024
『スティーブ・ジョブズ』米2015年
世界中の人々の日常を変えた近代の偉人の伝記的映画。予備知識が豊富な身からすると新鮮味がなく、映画としても事実の羅列のようで正直かなり退屈だった。もう少しやりようがあった気も。予備知識が少なければ新鮮な驚きが多々あって楽しめるとは思う。
オススメ度★★★☆☆
Filmarks:3.3
・予備知識が豊富だったためドキュメンタリーとして新しい発見はなかった
・時系列のぶつ切りという印象が強く、映画としてのクオリティは正直微妙
・とはいえジョブズやアップルの足跡をざっくり把握するには良い作品かと
『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』仏白2019年@Amazonプライム
#映画鑑賞
— 富井サカナ🐡DIGITALL (@sakana_tommy) October 6, 2024
『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』仏白2019年
ミステリ映画という観点でワクワクする舞台設定、シナリオ、脚本、演出、構成に感動。中盤以降の展開も素晴らしく後半はドバドバ脳汁が出た。個人的にかなりのヒット。どんでん返し系の名作としても有名なので鑑賞前のネタバレは要注意。
オススメ度★★★★★(ミステリ好きの感想)
Filmarks:3.7
・これだけ心底素晴らしいと思えたシナリオと脚本は相当久しぶりで感動
・特にミステリファンに超おススメ。後半の脳汁の出方は尋常じゃない。
・うっかりネタバレを食らう前に情報をシャットアウトしてまず見て欲しい
『鑑定士と顔のない依頼人』伊2013年@Amazonプライム
#映画鑑賞
— 富井サカナ🐡DIGITALL (@sakana_tommy) October 7, 2024
『鑑定士と顔のない依頼人』伊2013年
どんでん返し系界隈では有名作だが、バーゲンセール状態の露骨かつ盛大な伏線の数々で結末はバレバレ。とはいえ回収も豪快なので爽快だった。個人的にはミステリよりもドラマとして観て主人公の生き様をしかと焼き付けるのが正しい鑑賞法かな、と。
オススメ度★★★★☆
Filmarks:3.7
・伏線が豪快にバラ撒かれているので「どんでん返し系」は嘘だろ?と思う
・とはいえ伏線回収は劇的で、全てが集約される様は非常に気持ちが良い
・主人公の生き様と周囲の人々との関わり方、結末からの学びはとても多い
『ハードコア』露米2015年@Amazonプライム
#映画鑑賞
— 富井サカナ🐡DIGITALL (@sakana_tommy) October 9, 2024
『ハードコア』露米2015年
完全一人称視点のFPS風映画。画面揺れがかなり酷い、5分で思い付くようなストーリーという欠点はあるが、斬新な映像表現に圧倒された。特にパルクールと銃撃シーンの迫力が物凄く、BGMもアゲアゲ。公開時にスクリーンで観れば良かったと後悔。一般評価は低め。
オススメ度★★★★☆(画面揺れがもう少し控えめなら★5かも)
Filmarks:3.5
・ストーリーも展開も映像も揺れ多めのFPSゲームの実写化といった様相
・一人称視点の映像演出はパルクール、銃撃シーンのいずれも素晴らしい
・エログロバイオレンス描写のオンパレードにアガるBGMで気分は上々。
『プレステージ』米英2006年@Amazonプライム
#映画鑑賞
— 富井サカナ🐡DIGITALL (@sakana_tommy) October 10, 2024
『プレステージ』米英2006年
ライバル2人の最大のトリックがどちらも禁じ手級飛び道具のため否定的に見る向きも分かるが、モチーフ自体を映画の構造に落とし込むノーラン監督の手法を確かに感じて大満足。対比的な演出、メタファー、大胆すぎる伏線てんこ盛りなど実はとても緻密と感じた。
オススメ度★★★★★(真相で腹を立てる人もいそう)
Filmarks:3.8
・作品自体が「マジック」の流儀に沿い、鳩マジックの織り込み方も痺れた
・かなり大胆に伏線を並べつつ相当は気付かせない手腕もマジックのよう
・マジシャン2人のトリックはどちらも禁じ手級のため低評価の人も多そう
おわりに
今回は豊作でした。『スティーブ・ジョブズ』は予備知識があるおかげで楽しめなかった典型のような映画でしたが、他の4つは★4と★5に分かれましたがいずれもかなり満足のいく映画でした。ちなみにいずれもアマプラ加盟したころから見たかったけど見放題じゃないので後回しにしていた作品群です。やはり傾向としては見放題だからまぁ見てみるかよりも打率は高い気がします。
『9人の翻訳家~』は個人的には舞台設定から展開、ラストまで最高に好きでした。全体の構成の中で細かい矛盾はあまり気にならないタイプなので文句のつけようがないなぁと思っていたら、意外と絶賛の中に否定的な評判も多かったり、『鑑定士~』は味わい深い作品でしたが思ってたんとちがう的な否定の声があったり、『ハードコア』は賛否両論の中でも自分くらい良いと感じている人はかなりレアだったり、『プレステージ』はノーラン初期で完成度が低い、ルール違反だ!という声があったり、というわけでいずれも一般的な評価はそこまで高くないようなので、失敗を避けたいタイプの方はFilmarksなどでご確認ください。と、今更あった方が良いと感じたのでFilmarks点数も併記しました。
※Filmarksは国内最大級の映画などの感想・評価サービスです
というわけで以上、富井サカナでした。
👇というわけでメインの趣味はいつだってゲーム制作です!👇
👇映画っぽい演出もあるかもな現状最新作(2023年10月公開)です!👇