テニスの王子様という神話

オタクなんでよくツイッターで長文の萌え語りを140字ギリギリまでスレッドも繋げてやり続けるのが癖なんですけどもこの間noteでお見かけした「お前らもオタクなら長文で好きなものを語りやがれ」の記事が素晴らしかったので感化されて書いている次第です。

さて、私は小学校のころからのばりばりのオタクなのだけれども、中学校1年のころからノートにびっちり独り言と称して自分だけが見れる萌え語りをするすごくやばいオタクでした。あまり周りにアニメを語る友達がいなかったのもあるかもしれないし、幼少期からガチのジャニオタの母親のもと育ったので、アニオタの自分に少し引け目もあったこともあるかもしれない。人に話して共感を得るよりも自分だけが満足する好きなものを語るスタイルが出来上がっていたのかもしれない。

さてタイトルにもあるように、私はテニスの王子様は神話だと思っている。許斐剛という神が作り出した神話。(オタク神話って言葉好きだよね)テニスの王子様との出会いは中学二年生だった気がするけれどももうあまり記憶が定かではない。何しろ十年以上も前のことなので覚えてもいられない。ただテニスの王子様との出会いで人生がひっくり返ってしまったことは事実である。

きっかけとしては唯一のオタクの友達に進められて学園祭の王子様をプレイしたことに始まる。(のでにわかと言われても仕方ないし永遠の新規である。)ちょうどその頃はニコニコ動画全盛期であり、テニミュ空耳が大ブームであった。私と同年代のオタクはおそらく「あいつこそがテニスの王子様」のワンフレーズを歌えるのではなかろうか。なので私は第一テニプリブームを経験していないのである。とても残念に思っている。ほかのオタクたちの「あの頃はすごかった」記事を見ては「うらやま̪Cなぁ」と思うのである。

さてなぜ今あらためてこんなものを書くのかというと、もちろん人生で何度目かわからない最熱をしてしまったからなのである。十年間のうちに何度も帰ってはまた旅立ちというのを繰り返しているが、帰るたびに神話度が増しているので毎回うれしくなってしまう。テニスの王子様は常に進化しているし進み続けている。再熱のきっかけはこのたびテニスの王子様から待望のリズムゲーム「新テニスの王子様 RisingBeat」がブシモ・アカツキから2017年11月からリリースされたからである。このゲーム、何が最高なのかというと、いままでのキャラソンで遊べますよというところなのである。テニスの王子様のオタクたちにとって、キャラソンは誇りであるしそのキャラを身近に感じることができるいわば持ち歩ける「聖書」のようなものであった。そしてとにかく懐かしい気持ちにさせてくれるのである。GIGSがイベント曲になったときは飛び上がった。あのころの感動がぶわーーーっとよみがえるあの感覚はやはりたまらないのである。

あのころテニスの王子様に沼っていたオタクたち、すべてにテニラビをダウンロードしてプレイしていただきたい。あのころの王子様はかわらずあなたのそばにいるのである。ちなみに今年は来月許斐剛先生の二度目のワンマンライブが来月10日パシフィコ横浜で開催される。その後まだ詳細はないものの、バレンタインデーチョコ獲得ランキングをライブでカウントダウンするという狂気のイベントも開催予定である。テニスの王子様ともなれば8月14日に記念日をあらたに創設することも可能である。

あまりまとまりのない文章になってしまい、かなり稚拙なのだがテニスの王子様がもっと盛り上がればいいなという思いを伝えたい一心だけでも伝われば幸いである。


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