母さんからの誕プレ、いりません。③
今年の誕生日に何が欲しい?と質問されて鬱陶しいなとはあまり思わないほうです。
ただもらうのは苦手です。
母からもらった誕プレにあまり良い思いが浮かばないからです。
しんどいエピソードがあったとかではないのです。
母からプレゼントをされるということは、[施される]、母が[子供にプレゼントを贈る]という大袈裟な酔いしれを抱いて、
[高いところからものを与えられる]
という理不尽な気持ちを感じさせられる機会、そう刷り込みされてしまっただけで。
最初の投稿で書きましたがわたしは母に甘えたでした。
けれど三人きょうだいという環境の中で、
末っ子だったわたしは
[1番小さい自分が可愛がられていない]という幼い不満を抱き、
それを態度に出していたと思います。
それでも、未熟だった心にたびたび感じられる母からの[理不尽]な扱いに、
わたしは母に対して[こうして欲しい][こうであって欲しい]という
フィクションでみるお母さんの振る舞いを求めて、
してもらえないと癇癪を起こして、身勝手に不満に思っては
母なりの頑張りだったかもしれないけど、乱暴な[仲良し親子]の真似っこに巻き込まれてわたしは悔しい気持ちにさせられていました。
今年東京へ落語の寄席に行ってみたいです。とねだりました。
実家住まいのフリーター。でもこんなことなら言うだけタダだろうと、新年のテンションで発言してみました。
両親は悪い顔もせず嬉しそうにいいじゃんと言ってくれました。しかしわたしはすでに母への苦手意識を肯定していたので、
「父さんとだけ一緒に行きたいです。」
とはっきり希望しました。
母は残念そうでしたが、数年前にわれら三きょうだいからの東京旅行では私が付き添ったので、ごねられたりはせずに済みました。
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読んでくれてありがとう。