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フリーランス

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フリーランスの「リアル」をまとめています^^
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#キャリア

他人の生き方を尊重しないと、自分の生き方を尊重してもらえない。

フリーランスになって気をつけなきゃ、と思っていることのひとつ。 それは、「フリーランスが一番」というエゴにとらわれてしまうこと。 上司がいないし、通勤もいらない、無駄な会議もない。あぁ、最高だ。フリーランスは、なんて素晴らしい働き方なんだ! って思ってしまった時点で、おそらく僕の頭に落雷が降り注ぐだろう。「会社員でも楽しくやっている人は、五万といる。なのにフリーランスが最高とか言うな!」という怒りの声だ。 これは、否定する余地がないほどまっとうな意見。ただし、フリーラ

脱サラ×Webライターを目指したわけ

正社員だけが、人生じゃない。 29歳、ベッドの中の僕。平日の昼下がり。休職中に横になりながら、ふと考えた。 新卒で入った大企業は、いわゆる縦型の組織。「上の命令は絶対」の中で、まさにその“上”から落ちてきた怒号(爆弾)にココロがこわれ、適応障害で休職。 でも復職後は変わらず「正社員」として働き、自分自身、そこに何の疑いも持っていなかった。「俺は、人よりストレス耐性が低いだけなんだろうな」と、サラッと受け流していただけだった。 そんな中、成長を感じられない仕事に嫌気が差

メンタルが弱いんじゃない。「受け身」を知らないだけだ。

高2の夏。 蒸し暑い柔道場。 男臭い空間のなか、 僕はひたすら倒されていた。 そう、受け身の練習だ。 あのときは無駄な練習に思えたけど、 いま思うと、あれほど大切な練習はなかったのかもしれない。 受け身をとること。 これが人生を救う大きなカギだとは、その当時16~17の自分には知る由もなかった。 そこから時が経ち、 例に漏れず、社会の荒波に揉まれ始めた。 1社目ではパワハラ上司に"組み手"を挑み、 結果として背負投げに合い、一発KO。 2社目でも上司との格

仕事と仕事の「かけ算」で、新しい仕事が舞い込んできた話。

アイデアは、かけ算で生まれる。 これは耳にタコができるほど言われているけど、実は「仕事もかけ算で生まれるんだな〜」と思った経験があったのでシェア。 最近、編集プロダクションの方から「ライター育成スクールの講師」の案内をいただいた。推薦理由としては、次の2つの経験が「講師業」にぴったりだと思った、とのこと。 ・Webライターとしての経験 ・キャリアアドバイザーとしての面談の経験 ライターの実績を認めていただいたのは単純に嬉しいけど、意外だったのは、キャリアアドバイザーの

フリーランス1年目の学び④「苦手なことに時間を割かない」

お金の不安は、尽きない。 フリーランスとして働くようになって、やっぱり考えるのが「お金」のこと。この先、いつ契約が打ち切られるかも分からない不安定な未来のなかで、「できるだけ案件を獲得しておきたい」「時給単価を上げたい」って気持ちは、特に独立Webライターなら誰もが抱く気持ちかと思うし、ご多聞に漏れず僕も抱いている。 ただ、苦手なことに手を出すのはやっぱりダメだな、と痛感。 たとえば最近、ライターとは別に「説明会のスピーカー」の仕事を任されたことがあったけど、1ヶ月も経

フリーランス1年目の学び③「独立の成功=天才性×環境」

すっと、腹落ちした。 営業で心が消耗し、極度のストレスゆえに帯状疱疹で入院したこともあった20代。 そんな暗い毎日に光をくれたのが、Webライティング。今では独立し、複数の大手クライアントさんと仕事ができるようになったわけだけど、これまではただ漠然と「書くことは自分にとって天職だ」とばかり思ってた。 でも、こちらの記事でも紹介した『ジーニアスファインダー  自分だけの才能の見つけ方』を読了した今、考え方がちょっと変わった。 この本には、(超ザックリ言うと)会社に必要な