紅葉
カツラの樹から甘い香りがし始めて、最低気温がぐーと下がり始めたらそろそろ軽井沢の紅葉シーズンです。
軽井沢、今年は今(11月上旬)が紅葉の最盛期ですが、私たちが結婚式を挙げた25年前は2週間くらい早かった気がします。越してきて10年ですが、最近は明らかに紅葉の時期が遅くなってる気がするのでこれも温暖化の影響でしょうか。
紅葉は年によって綺麗さが全然違います。一般的には寒暖の差が大きい年はきれいな紅葉に、暖かい日が多くあまり冷え込みが厳しくない年はきたない紅葉になるといわれてます。
きれいな紅葉は黄色と赤がハッキリとしたコントラストで映えるのに対して、きたない紅葉は黄色と赤の色味がぼんやりした少しグレイッシュなかんじでしょうか。
今年はあまり綺麗でない印象でしたが、最後の追い込みでここ数日はキレイな紅葉を見ることができました。
軽井沢で紅葉といえば雲場池ですが、わざわざ人が多い場所に行かなくてもいつも通る道や公園でも十分に目の保養になります。また、樹木が多い別荘地にお住まいなら近所を散歩するだけでも紅葉を楽しむことができます。
ナラなどの広葉樹の黄色をベースに、モミジやウルシ系、ドウダンツツジの赤がキリリと映えたところに秋の青空のコントラスト。いつもと同じ散歩コースですが、いつもとは違う特別な散歩がこの季節何日間か楽しめます。
自宅の庭にも赤く紅葉する樹木を植えると、この季節の楽しみが増えます。黄色系の樹木が多いエリアは庭に何本かカエデやモミジなどの赤い樹木があるとコントラストがきれいです。場所によってはモミジやニシキギなどの赤く紅葉する樹木が自生してるエリアもあるので、敷地内で見つけたら移植してうまく植栽に取り入れたいです。
敷地境界に生垣で植えるドウダンツツジも燃えるような赤で道ゆく人々を楽しませてくれるのでオススメです。ドウダンツツジ、やや人工的な雰囲気の刈り込みより周辺に馴染みやすいからでしょうか、刈り込みではなくそのまま自然な樹形に仕立てるお宅も多いです。
軽井沢は燃えるような紅葉が終わると次は落葉シーズンです。秋の一大イベント(てもんでもないですが)落ち葉かきが始まりますが、それはまた落葉後に。