国東の中心
寒い。
明らかに布団から出る難易度が上がったのを感じた。起きれば美味しい朝ごはんが待っていると自らを鼓舞し、布団を捲る。
今日の目的地は国東の中心にある両子寺。
紅葉深まり、さぞ良い景色だろうと言うことで、向かった。がしかし、その道中は甘くなかったのである。
なぜなら、常に強烈な向かい風だったからだ。
パワーをかけても進まない。空気に阻まれ、65km地点、大分空港の所ですでにかなり疲労を感じていた。
そこから少し進み、国東の街中へ突入。ちょうど時計で言う所の3時あたりから、中心に向かって両子寺へと谷沿いを蔦って進んだ。
15kmくらいの登坂途中にはダム、これを挟む崖が紅葉とコラボしており非常に風光明媚であった。
しばらくして、ようやく両子寺に到着。ここも本堂までが激坂で、登りごたえありまくりでついつい踏んでしまった。サイクルラックがあったので数多くのサイクリスト達が来るのであろう。そして同じように踏むのであろう。
境内をぐるりと散策した後は、杵築の方へ一気に降っていく、はずだった...
雨もちらつき、もはやテンションが上がり、ルートは感覚で行くことにした。
なんとか山は抜け、日地町まで突っ走る。気温の低さもあって、補給が足らず?お腹が空いたので山盛り食べれる、でん助へ。大分ベテランサイクリストの方々に教えてもらった場所の一つ。
食後は別大通りを(ゲップが込み上げる中)巡航。
そして、無事に帰宅。疲労が溜まったので、鱈腹ご飯を食べた後に温泉で体を癒しましたとさ。