私が薦めるアーティスト・後編
2021-2022
お薦めアーティスト13 を Spotify プレイリストを借りて紹介します。
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前回の「私が薦めるアーティスト」を投稿後に気づいたのは男性アーティストの多さだった。だから女性アーティストを中心に後編を作ろうと思う。テーマは変わらず 「この曲まだ聴いたことない」「知ってたらもっと早くに聴いていたのに」「こんな曲を待っていた」という曲で。
1 □ This Is 本田美奈子 Spotify公開プレイリスト
本田美奈子さんのデビューは1985年らしいが私がこの人を知ったのは翌年発売の「1986年のマリリン」、私の家族が当時私より音楽に興味があり本田美奈子さんの歌唱力を高く評価していた。本田さんはその後脱アイドルしてミュージカルに路線を変えた。どんどん実力をつけていき「ミス・サイゴン」の日本発女優になり1992年にはゴールデンアロー賞演劇新人賞を獲得。押しも押されぬミュージカルスターになった。
その後数々の名作に出演したが惜しくも2005年38才の若さで亡くなる。「ミス・サイゴン」は演者を変えつつ今も公演が続けられ、本田美奈子さんも日本版キムの初演女優として今もその名を残している。本田さんはいくつか個人的な理由があり私にとって縁深いアーティストになった。
2 □ This Is 山口百恵 Spotify公開プレイリスト
山口百恵さんは同い年だったのでスター誕生に出てきた時からずっと見ていて親近感があった。【昌子・淳子・百恵の花の中2トリオ】の中で誕生日は遅いのにいちばん大人っぽくいつも冷静な女の子のイメージが有った。グリコのCMやドラマ、映画で三浦友和さんと共演しそのまま結婚引退してしまったのが僅か21才の時。何もかもを捨てて1人の男性を選ぶ潔さに日本中が拍手を送った。
百恵さんが引退する1980年に地元で山口百恵さんのコンサートを開く手伝いをした。3か月ほどかけてボランティアも募り市をあげてのイベントに発展した。本編は少ししか観られなかったけどリハーサルを壁にもたれて観ていた。トラックから荷物運びをしている時に冬だったので百恵さん専用のかわいい炬燵があった。・・・という1ファンとしての貴重な思い出がある。
3 □ This Is 緑黄色社会 Spotify公開プレイリスト
緑黄色野菜かとばかり思っていたら緑黄色社会だった。最近のグループのネーミングは本当にキャッチ―で一体誰が考えつくのか知りたい。
このグループの歌声との出会いは孫からだった。最近はSnowManがお気に入りだけどその前に好きになって初めて買ったアルバムがこのグループだったようで、私にそのアルバムを貸してくれた。聞くとなかなか良い ♪ こういうのが学生の流行りなんだ、と思った。小中高生当たりの流行り物を知るといろいろ便利で日常に役立つことが多い。ささやかだが多様な利益に繋がったりする。何より世代の違う人たちとの会話のネタができる。
緑黄色社会の This Is はまだ全部聴いてないけどこの note の選曲には漏らすわけにはいかない。アップしておきたい。
4 □ This Is Ado Spotify公開プレイリスト
Adoさんも今年知ったアーティスト。マンションの小中学生からの情報入手だった。ロビー(っぽい場所)に何となく座ってたら凄く上手な歌が流れてきたので聴いてる子たちに誰の歌?って聞いて名前を教えてもらった。
顔も名前も年齢も明かさず、それでも歌さえ上手ければ売れる。若い人たちはこういう謎めいたアーティストに余計に嵌るんだろう。確かなずば抜けた歌唱力で今年は紅白にも出てくるそうだ。 GReeeeN 、Adoさん 、まふまふさん(昨年出演)、米津玄師さんも数年前までは謎めいた存在だったし藤井風さんも。そういう時代。
Adoさんの制作側にはperfumeをプロデュースした中田ヤスタカ氏も居て来年再来年の楽曲が楽しみでもある。
5 □ 松浦亜弥2曲 Spotify公開プレイリスト
つんくファミリーでテレビ東京のアサヤンオーディションでデビューした平家美千代さんの妹シンガーとしてデビューした松浦亜弥さんはアイドル路線の衣装を着てその可愛さから男性ファンを釘づけにしていたけど本当はかなりの実力派歌手に育つべき人だった。知る人ぞ知るで実はキャラファンではなく歌のファンも多かったんだと思う。
今年に入ってコーヒーのCMが始まり11月にはシングルが配信された。Spotifyでもたった2曲だけど聴けるようになりこれから少しずつ活躍の場が広がっていくのを楽しみにしている。
6 □ This Is 西野カナ Spotify公開プレイリスト
私が生まれた三重県は出身アーティストが他県に比べて少ない。三重出身で世間で知られている強力な魅力を持つ女性アーティストと言えば西野カナさんだと思う。2018年大晦日の紅白に歌って年が明けたら突然無期限活動休止の発表がされていた。1年以上前から解散や卒業を宣言するアーティストが多い中の潔さに驚きは有ったけど山口百恵さんの時と同じく拍手を送った。
女の子の気持ちを文章にそのまま表したような歌詞が人気になったが決してそれだけではなく確かな歌唱力が伴っていた。生のライブは観たことが無いけどwowowで観ていたライブは常にポップで着替える衣装の可愛さも際立っていた。次はライブに行きたい。いつ戻ってきてくれるのかと待っている。
7 □ This Is 平井堅 Spotify公開プレイリスト
平井堅さんも三重県出身のアーティスト。となっているが実際は幼稚園くらいの頃に大阪から引っ越してきたという話を聞いた。それでも幼いころから育ったのは三重なので同郷のアーティストとして応援している。
1995年に出した「Precious Junk」という曲で一気に好きになったのになぜかその後の曲が広まらなかった。絶対に売れると思える歌声だったのに不思議だった。良質な作品でも知ってもらうきっかけが凄く大事なんだと思った。
その後2000年に「楽園」というシングルがヒット。良い作品、良い声はいつかは届くんだと思う。数々の名曲の中でもTBSドラマ「仁」の主題歌「いとしき日々よ」は聴くと映像が浮かぶ素晴らしい曲だ。平井堅さんの地元曲「桔梗が丘」もぜひ聴いてほしい。
8 □ This Is 中森明菜 Spotify公開プレイリスト
中森明菜さんはスター誕生から出てきて「スローモーション」という曲でデビューした。当時聖子ちゃんが好きな人と明菜ちゃんが好きな人に別れていたように思う。私はどちらも好きだったけど曲は明菜さんの方を良く聴いていた。
当時は声のトーンを少し上げて録音していたようで実際の歌番組ではもう少し低音で歌っていた。これは百恵さんの時もそうだった。ベストテンの番組で喉を傷めたからと首に包帯を巻いて歌っていて高音がでなくなり泣きながら歌っていたのを思い出す。CDを流して歌う振りもできたはずなのに真っ正直に歌っていたところが明菜さんらしく好きだ。
いろんなスキャンダルでなかなか表に出てこない時間が続いたけどまだ頑張って現役を続けてくれている。けっして明菜さんが悪いわけではないから平穏な日々を重ねこれからも細く長くで歌い続けてほしいと願う。画面以外の素の顔を知る由もないがとてもチャーミングでピュアな人に見える。そういうところが歌を通して伝わり忘れられないアーティストになっている。
9 □ This Is 柴咲コウ Spotify公開プレイリスト
柴咲コウさんの歌はさすが俳優さんと思える表現力。いちばん好きな曲は「月のしずく」だが他にもたくさんの曲をリリースしている。調べたらシングル29曲と配信15曲もあった。(内RUI 1曲 、KOH⁺ 2曲) オリジナルの他カバー曲も出している。(こううたう等)
柴咲さんの声はきらきらしている。「かたちあるもの」やカバー曲の「糸」など聴きたい曲がいっぱいあって惹きこまれる。2022年は12月に2本の映画が公開され舞台あいさつに忙しい時期になっている。
10 □ 山﨑彩音28曲 Spotify公開プレイリスト
山﨑彩音さんは渋ラジの番組でお会いした高橋 Rock Me Babyさんがプロデュースするシンガーソングライターで、2017年に初めてのEP盤「キキ」、2018年には「METROPOLIS」でメジャーデビュー、2019年には「LIFE」で世界配信デビューを果たした。
高橋さんをお呼びし忌野清志郎さんのお話を伺う番組を作った時に山﨑彩音さんの「メェメェ羊とミルクチョコレート」という曲が印象的だったので番組の中で流した。山﨑さんの作る曲はレトロと新しさが共存している気がする。メロディーも演奏も歌い方もそうだ。最近はグループ歌唱が多い J-pop の世界でソロで聴かせる貴重な存在のアーティストと言える。
山﨑彩音さんのお母さんが忌野清志郎さんの大ファンだということをその時に聞いた。それが高橋さんとの繋がりのきっかけになり今の世界デビューにも繋がっているのかも、と勝手に思っている。聴いたことが無い人は必聴。
11 □ 二宮和也「〇〇と二宮と」 Spotify公開プレイリスト
言わずと知れた嵐のメンバーだが私が好きなのは俳優の二宮和也さんだった。初見は「硫黄島からの手紙」でその後も気づいたら映画館に足を運ぶ俳優になった。とにかく真っ白な俳優でスクリーンの中の二宮さんは歌番組での姿を完璧に忘れさせてくれ、様々な色を見せてくれる。まったく派手さが無く継続的に観ていないとインパクトは薄いかもしれないが知る人ぞ知るというような俳優でいてくれる。
その二宮さんがソロで歌っているカバーアルバムを今年見つけた。どの曲も俳優ならではの表現がされていて聴いてて心地良い。正直こんなに上手だということを今まで知らなかった。それをアピールしてこなかったことも二宮さんっぽい。最初の曲がさかいゆうさんの「君と僕の挽歌」でこのお薦め曲noteの前編でも出てくる曲だ。名曲なので、さかいゆうさんの歌声とも聴き比べてほしい。どちらも良い ♪
12 □ 天野花20曲 Spotify公開プレイリスト
天野花さんは八丈島生まれのシンガーソングライターだ。月に1度渋ラジの「渋谷のラジオの惑星」で小原信治さんと話していてとっても自然体な女性だなと思う。アーティストでありアーティストっぽくない。This Is が無かったので公開プレイリストを作った。
歌もとても個性的でMCも独特の味がある。聴いてると歌も話も癖になり嵌るから一聴試してほしい。一度ライブハウスに生の歌を聴きに行きたいと前から思っているのに機会が無く、でも来年こそ、の目標に掲げておこうと思っている。渋ラジも今はコロナで観覧ができないけど世の中の空気が変わったらガラス越しだけど歌も聴ける。スタジオ観覧に行くのも楽しいかも。
13 □ This Is Saucy Dog Spotify公開プレイリスト
紅白に出てきたグループ。そう言えば年末特番にも出ていた。2013年結成。A-Sketch。ほとんど知らないので説明の書きようが無い。でも声は聴くたび惹かれる。2023年はこのグループいち推し。
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