アンチヒーロー追っかけ考察note 8
6月10日
6月15日 21:00~ 25分拡大最終話
1週間かけて最後の note を作っていく 🖋
先ずは公式、過去の事件復習ノート
第9話を観てのみんなのコメントでは2つの事が焦点になっている。
まず、桃瀬のお墓に明墨がいる。
そこに黄色い花束を持ちやってきた人は誰なのか。
最初緑川だという人が多かったがしだいに白木ではないかという人が増えてきた。私は一人とは限らないと思う。もしかしたらそこに立っていたのは緑川、白木、菊池なのではないかと思っている。緑川は桃瀬の同期、白木は桃瀬の検察官時代の事務官、菊池は桃瀬と同じく最初は伊達原に憧れ指示を全うしていたがやはり桃瀬のように途中で矛盾に気づき始めたのではないか。
緑川は桃瀬の事件ノートを読んでいた可能性が高い。白木が桃瀬の事務官を務めていたなら緑川との面識もあるだろう。菊池は緑川に最後の一押しをされて寝返ったんだと思う。ここでのキーマンはやはり緑川だと思う。
もう1件。
白木は本当に明墨を裏切ったのか。
これはそのまんま受け留めたらあまりにも簡単すぎる。縛った髪を解いて証拠動画のようなロングヘアにし、明墨の為に伊達原の懐に入ったと考えたい。8話では白木が紫ノ宮に 明墨はまだ憶えているか判らないけど というような話をして直ぐにシーンが変わってしまったがこれは12年前から明墨を知っていると示唆したんだと思う。青山も昔裁判官を目指すが4回落ち営業職をしてた時に明墨と再会、今の事務所に入ったと言っていた。ふたりは糸井一家の事件を知っている。
最後には白木と青山が赤峰や紫ノ宮との繋がり以上の明墨のより強力な支えになっていたことが視聴者にも解るのではないか。8話で伊達原が持ってきたのは白と青の花、緑の葉っぱの花束だった。結ばれたリボンは桃色。
伊達原の花束であったことに疑問は残るけどこの3つの色を信じたい。花束は壊れることなく明墨のデスクに置かれて9話が終わっていた。
9話では瀬古裁判官が弾劾裁判に黙秘を続けていると明墨が言っていた。瀬古は自分の欲の為に志水に有罪判決を告げたわけではなく伊達原が仕組んだ証拠隠滅に乗せられた形。その後の保身のために正直に言えてなかった。
倉田は証拠隠滅を伊達原に力づくで加担させられたがこれも家族、特に娘を不憫に思ったための保身だった。ふたりはずっと後悔し続ける12年だったと思う。瀬古はその償いに紗耶が居る用語施設に寄付やボランティアをしてきた。倉田はもしかしたら証拠の映像を持っているのではと思う。
ふたりは保身の為に伊達原に加担してきたが今はその地位を失っている。なら明墨の味方へと転身してもおかしくない。最終話ではこのふたりが裁判の証言台に立つかもしれない。(倉田は証拠の映像を提供)
伊達原の正義は何か。
伊達原にも歪んだ正義が絡まっていた。
12年前に伊達原は倉田を説得する時に「やっと子供が生まれる」と言っている。この子を守るために自分が失脚するわけにはいかないのだと。それは父親が家族を守らなければならないという正義だった。また、裁判で一旦有罪にしたものを覆させられると有罪率99.9%という国の威厳がなくなるという考えも伊達原なりの正義だった。この偉大な正義の為の国民ひとりの犠牲はやむを得ないと考えた。
志水の正義は何だったんだろうか。
志水は糸井一家の事件の前に横領の罪を既に犯している。最初は殺人に関して違うと言い続けていたが検事の説得がしだいに自白の強要になり、一旦折れてしまった心がその後の間違った正義に導かれてしまった形だ。自分がこの世から消えることが娘が平和に生きる為のひとつのプロセスなのではないかと考え始めた。明墨からの手紙も読まずに積み上げ、幼い紗耶の顔だけを心の支えに死刑執行を待つ日々を受け入れてしまった。それが紗耶への誠心誠意の今できることだとしか思えなくなった。
このドラマの大きなテーマである「正義」が登場人物それぞれを善くも悪くも動かしていた。
ドラマの隠れテーマである色について。
考察note7で書いた伊達の三色(赤・青・緑)、光の三原色を重ねると白になるというコメント欄で見た考察案はここで消えてしまった。が、もう1件明墨の味方の登場人物の名前には色があったというコメントも。
明墨側には色の名
明墨(墨に黒の字)、赤峰、紫ノ宮、青山、白木、緑川、桃瀬
プラス、誰かが書いていた。志水にも色の名が着いている。水色だった。
今の時点の謎。
◇桃瀬が倒れた病いは何だったんだろう?
手が震えていた。糸井家の死因と重ならないのだろうか。
◇桃瀬も何らかの計画的な犯罪が絡んでいないか。
◇糸井一家の真犯人は存在するのだろうか。
◇瀬古と倉田はどうなるのか。
◇倉田と紫ノ宮、伊達原と12才の娘、志水と紗耶、の関係性は?
今週リアタイできなかったので録画2回視聴。
明日のラジオは「考察」をテーマに話そう。曲は「hanataba」で ♪
6月11日
ラジオでアンチヒーローの話をして「hanataba」を流してきた。昔は考察ドラマっていう言葉が無かったと思う。私たちは推理小説や推理ドラマというカテゴリーを楽しんでいた。私にとっての考察ドラマの原型だと思えるのは「テセウスの船」だった。竹内涼真さんが扮する主人公がタイムスリップし過去に入り、そこで起きた事件の犯人を追う作品。父親役の鈴木亮平さんが警察官なのに殺人犯にされてしまう冤罪事件だった。
自分なりの時系列で追う考察ドラマ
2020年冬ドラマ テセウスの船
2021年冬ドラマ 天国と地獄 ~サイコな2人~
2021年秋ドラマ 最愛
2022年春ドラマ マイファミリー
2023年夏ドラマ VIVANT
2024年春ドラマ アンチヒーロー
考察ドラマとして世の中で盛り上がり始まったのは天国と地獄の綾瀬はるかさんと高橋一生さんが男女逆転入れ替わりからの犯人捜し。ここで迫田孝也さんが登場、此処から迫田さんは考察俳優と呼ばれるほど人気者になった気がする。迫田さん無しでの考察は考えられないし面白くない。犯人かどうか、善か悪か、いつ出てくるのか、アンチヒーローも本当にあれだけの出演なのか、気になって仕方が無い。出演場面と比べすごくコスパの良い考察ドラマに欠かせない俳優だ。
林さんもそうだ。VIVANTではバトラカというテント幹部の役柄だった。いつも黒くて丸いサングラスを着けていたので気づかなかったけど、今回アンチヒーロー青山の優しい毎回の笑み( 瞳 )に癒されている。
VIVANTとの共通俳優が滅茶苦茶多く、その新たな出演の都度話題になっている。これは「VIVANT2」の大いなる伏線と考えられないだろうか! だとしたら楽しみがまた増える。今週の登場は音尾琢真さん! テントが現地で作った児童養護施設の責任者ヤスダ(米の分量をごまかしてたズルい男)が今週のアンチヒーローでは千葉県警警察官の深澤役で出ていた。
VIVANTのサイトを見るとまだ新着情報が続いている。7月、8月には成田から、8月9月には関空からバルカ共和国(ウランバートル)への旅が紹介されている。
【ポイント①】
ドラマの舞台になったホテルに宿泊!!
【ポイント②】
バルカ共和国の首都クーダンとして撮影が行われたウランバートル市内のロケ地を巡ります!
【ポイント③】
VIVANT撮影に同行した通訳ガイドが撮影秘話を交えながらロケ地をご案内!!
【ポイント④】
ドラマ出演者(チンギス、アディエル、ジャミーン)を迎えた夕食会!!
旅行詳細はドラマサイトへ。
絶対VIVANTは終わらない。2に行く! 3もある! ・・・在るはず。
6月12日
時間経って、、、
白木が桃瀬の検察事務官という考えを改める。桃瀬も過去に伊達原の下で働いていたなら白木の顔を知っているはずだから。盗撮動画のロングヘアの女性も白木とは少し後ろ姿の雰囲気が違う気がする。なら白木と桃瀬に関係は別で他の事実が見つかると思う。ただ、まだ桃瀬の墓に黄色の花束を持ってきた人は3人で緑川、白木、菊池だと思うのは変わっていない。
紫ノ宮が関わっていた別の裁判が毒を含んだ食中毒死殺人だった。そのおかげで今回の糸井一家の死因がタリウムではなく良く似ているポツリヌストキシンだと判った。おまけのように思えた軽い裁判も後々の証拠に関連してくる油断できないドラマ。そう言えば最初の方で老人の万引き裁判を無罪にしたけど、、、まさかあれは結びつかないだろうけど、まさかの坂なのかも。
検察の謝った判断を有耶無耶にする為に伊達原が志水を嵌めたのだという意見が多い。でも、ならば、そうしないといけないもっと深い理由が必要だ。なら、、、そこでまた出てくるのが政治家富田誠司と加崎達也だ。政治家の保身と政治への執念、身内への体裁を守る為他人に犠牲を強いた。
ラストは裁判所の被告人席に明墨が立ち伊達原が最初追い詰めるが徐々に敵が増え追い込まれていく展開が待っているのだと思う。ただ、簡単には話は進まない。55分+25分、拡大された時間目いっぱい二転三転しながら最後にゴジラが倒れる! そんな結末を思い浮かべている。
記事が増え過ぎたので note9へ!
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