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2024年6月29日、16000歩

6月29日

あれっ、まだ今日は終わっていないんだ。
現在23:45。今日は長い1日だった。

昨日まで大雨と雷の注意報が出て、東海道新幹線まで止まってて、晴れるのかなと心配していたら雨は朝までという予報になってた。今日が終わって天気予報を見たら明日からまた雨、谷間の「晴れ」の一日だった。まるまる外出の今日、晴天は幸運だった。せっかくだから今日の日記を書いておこう。

先ずは4月に遡る。4月22日に天凡さんが渋ラジに来てくれてその番組の中で6月29日の朝活ワンマンに来てね!って話していた。私は20日にe-プラスで抽選応募をしていて23日に当落発表なのでその時点ではまだチケットを買えるかどうか判らなかった。(その後チケットは完売)
で、チケットが無事手に入り今日に至ったわけだけど、いつもライブの時には1週間くらい前からお天気が気になり始める。めちゃくちゃ悪天候でも行かないとと気負う。ライブをすっぽかすと空席になる。空席は上から見るとものすごく目立つ。そして天井席の人は自分がこんなに後ろで見ているのに空いている席があることにやるせない気持ちになる。ライブハウスには座席は無いけどそれでも人がまばらになるとライブ自体盛り上げに欠けそう。だから主催者側からの中止が無いならライブをすっぽかさない。毎回晴れを願う。

朝起きるとちょうど良いお天気で直射日光が無く涼しい風が吹いていた。ベランダから見える道路も濡れてないし最高のお出かけ日和になっていた。
今日の目的地は代々木LIVE STUDIO LODGE。私が最近行っているライブ会場では1or2位を争うくらい好きなライブハウスだ。客席が横長でどこからも見やすいし音響が凄く良く大音量でも割れることなくクリアに聴こえる。今日のチケットも天凡ワンマンというのが半分、ポスターのLODGEの文字に誘われたのが半分だった。あっ、もうひとつあった。11:30開場、12:00開演という早い時間のライブにも興味がわいた。

6/29 朝活ワンマン

10:30に家を出て代々木駅に着いて真っ直ぐ「かつや」に入った。代々木に行ったら駅前のかつやさんと決めている。丼系のお店は普段行けないんだけど代々木に来た時にはかつやさんでかつ丼か定食を注文する。(+豚汁)
揚げたてが美味しい! このお店ほぼ男性客でしめられていてもう一人女性客が居れば良い方だ。でも気にせずに入っていく。丼はここでしか食べられないからだ。
食べ終わるともう開場時間が過ぎていてLODGEに行くと入場番号直前まで近づいていた。600円のドリンク代を支払い下のフロアに降りてお水のペットボトルをいただく。キンキンに冷えてる!ライブハウスの人の気遣いかな!ドリンクホルダーを忘れてたのでタオルで巻いて鞄に入れた。

12:00
、時間ギリギリだったので客席の最後列に立っていたら後ろにスクリーンがあって突然そこで映像が始まった。事前に録った動画だと思っていたら生動画だったみたい。向きが変わりスクリーンの最前列になってしまいしゃがみこんだ姿勢で映像を観ることに。。。 生映像で走っている天凡さんも大変だっただろうけど私の脚も極限まで行ってしまい一度尻もちをついて後ろの人に謝った。その後も耐え切れず正座にしてどうにか持ち堪えてた。なので映像が終わって天凡さんが出てきた時の喜びと言ったら、、、やっと立てる!とライブが、始まる!の両方だった。
時間は正午過ぎ、昼間のライブは夜のライブより熱量高かったように思う。お昼っぽい元気な曲が多かったからかもしれない。それと走ってそのままステージに現れ、そのテンションがそのままライブに繋がっていたからかも。客席も映像を観たあとのテンションで歌を聴き始めたから最初から温まっていた。

回想、昔、サザンの武道館ライブでお独り様ライブに行ったことがある。葡萄の旅の追加公演、ブドウの旅だから武道館。応援団(FC)の1次選考、2次選考、ローチケの2度の抽選、数秒で完売の先着順、ラストはステージ裏と機材解放席、なかなか取れなく、私はステージ裏でやっと引っかかった。桑田さんがアナログ時計の真ん中で6時の方向を向いているとしたら私は2時の文字方向の2階席で斜め後ろから観ている。たまに後ろを振り返ってくれた時にわずかに顔が見えた。
このライブ、普段は2枚買えるチケットが1枚でしか申し込めない究極ライブだった。だからお隣同士がぜったい知らない人になってしまう。それでも互いにお独り様だと判っているので声はかけやすい。同じサザンファンという一体感もあって初見でも話が弾み出す。どの曲も知ってるぞっていうくらいの熱いファンばかりなので普段の何倍もの歓声が起こり客席が湧く。あれこれ努力してやっと手にしたたった1枚のプラチナチケット、ライブ自体が特別なイベントだった。もしかしたらあの夜が生涯いちばんかもと思っている。

コロナ禍、高橋優ライブを観に行った武道館も心に刻まれている。2DAYSで白橋優と黒橋優、曲のイメージで白黒どちらかの日に分けてセットリストを作っていた。チケットが売れているのに武道館に来ることができないという特別な事情があった時期で空席が目立った。チケットを持ちながら泣きながら自宅待機していた人もたくさん居た。アーティストも観客も来られなかった人の空席を見て泣いていた。ギター1本で路上の武道館版のように唄い続け、観客も声は出さずその分手がちぎれるくらい拍手をして返すしかなかった。みんなが泣いたライブだった。たった独りで玉ねぎの下で大いなる路上を2日間やり切った高橋優さんはカッコ良かった。
考えるとどちらも武道館だ。サザンを初めて観たのも武道館だった。武道館には思い出がいっぱい詰まっている。今日のライブもまだ今日だからかもしれないけど結構印象深いライブになった。Hyonnさんが「40代で武道館!」って言ってたから天凡さんにもいつか今日のあの熱量のまま武道館のステージを観せてほしいし聴いてみたい。

14:00、LODGEを出て新宿御苑に向かった。代々木にはあまり行かないので距離感が判らず地図を見たら案外近い。まだ2時だし充分時間はある。
代々木駅の線路下を潜り、大通りに出たら左折、右折、で10分ほどで新宿御苑の正門に着いた。入園券は自販機での販売で沢山の人が並んで買っていた。その左側に1つだけ普通の窓口があって人がいる。見ると65才以上はシニア割引になっている。一般は500円、シニアは身分証明証を見せれば250円で入れた。ちなみに中学生以下は無料、高校生以上の学生と65才以上はいずれも250円と書かれていた。無料入園の日もあった。
【環境省からのお知らせ】
2024年度の無料開園日について
○4/29(月)昭和の日 ○5/4(土)みどりの日 ○5/5(日)こどもの日○6/1(土)6/2(日)環境の日 (6月5日)に近い前後土曜日及び日曜日

65才になってTOHOシネマズの他にもシニア料金が使えるようになった。70才になったら都営地下鉄や都バスの年パスが買えるらしい。東京都はシニアにも子供にも優しい。

新宿御苑地図
英語用マップ

新宿御苑は桜の季節に行くんだけど今年は過ぎてしまっていた。桜の無い季節に来るのは初めてで花が少なく、その代わりに芝生が青々としていて歩くと分厚いインソールの靴を履いて歩いているみたいにふかふかしていた。今日は雲のおかげで直射日光も無く木々の間を抜ける爽やかな風が顔や体にぶつかってきてくれる。休憩所の「手練りわらび餅ドリンク」が気になって、8種類のメニューの中から③の「抹茶わらび餅×ゆずソーダ」を注文した。タピオカの入ったドリンクみたいでタピオカの代わりに抹茶わらび餅が沈んでいる。お店の人が「よくかき混ぜて飲んでください」って言いながら渡してくれた。屋根のついた屋外のテーブル席に座って周りの緑と遠くのビルの景色、広い空を見ながらゆっくりと飲んだ。美味しい。風が心地良い。

わらび餅ドリンクメニュー
③抹茶わらび餅×ゆずソーダ
このコラボ、思った以上に美味だった

日本庭園、ふかふかの芝生、ちょうど良い気候で寝そべる人たち、家族、カップル、友人どうし、いろんな人たちが自由な姿で楽しんでいる。それがべたついてなくて自然体に見える。空を見ながら寝るって気持ちよさそう。水曜22時パーソナリティーの柳瀬博一氏が御苑や代々木公園の上を鷹が飛んでいると以前話してくれていた。今日は鷹は見なかったけど飛行機が飛んでいた。歩道よりふかふかの芝生の上を歩く方が気持ちいいので時たまショートカットしてしまう。

御苑の日本庭園
芝生と空

植物の集まった温室に入った。馴染みのある植物、珍しい植物、小さな滝もありしぶきが見えると涼し気だ。今の季節、外にはあまり花が無いからここで花を見ておこう。温室から出たら15:30になっていた。太陽が雲の切れ間から見え隠れし、陽が差すと途端に暑く感じ始める。そんな時には木陰のベンチに座りLODGEで貰ったお水を飲んで涼む。まだひんやり冷たいお水、どれくらい冷やしてくれてあったんだろうね。

エンジェルウィングベゴニア
スイカペペロミアオキ
オキナワウラジロガシ

歩いていると不思議な光景が目につき立ち止まってしばらく見ていた。4人の(多分)学生さんが芝生の上、数字が書かれた木を立ててそれをボールで倒している。これって新しいゲームなのかな? ボッチャが渋谷のシニアの中で流行ってきてそれが今は一般の人たちにも広がっている。それとは少し違うようだけどまた新しいゲームが出てきたのかな、気になって声をかけ聞いてみた。それは「モルック」というフィンランドの公式のスポーツだった。

モルックについて – 一般社団法人 日本モルック協会 (molkky.jp)
モルックとは、フィンランドのカレリア地方の伝統的なキイッカ(kyykkä)というゲームを元にLahden Paikka社(当時 Tuoterengas社)によって1996に開発されたスポーツです。
母国フィンランドでは、サウナとビールを楽しみながらプレイされている気軽なスポーツです。とても簡単なルールで老若男女問わず楽しめます。
(以上、モルック協会のサイトより引用)

彦根市公式ページより写真を転載

モルックについて/彦根市 (hikone.lg.jp)

モルック(木箱のみ)

帰宅してから検索したら解りやすいページが見つかったので引用させていただいた。1本だけ倒したらその木に書かれている数字が点数、複数本倒した時は倒した木の本数が点数になり加点していく。先に50点ぴったりになった人が勝ち(50点を超えると25点に戻って続行)という単純明快で誰でも楽しめそうなスポーツ(ゲーム)だった。サークル?って聞いたらそうではなく友人同士って答えてくれたけど、これから広まって正式なサークルが大学の中で立ち上がるかもしれない。今日の人たち凄く楽しそうだった。若い人たちの近くにはいろんな発見がある。

東京体育館「全国中高ダンスドリス選手権大会2024」

16:00、千駄ヶ谷門を出て左に進みJRの線路下を潜り進むと東京体育館があり、そこは「全国中高ダンスドリス選手権大会2024」というイベント会場になっていた。ダンス用の衣装をきた子たちが外で記念撮影をしている。いちばん楽しい年齢だ。やり直せる物なら人生やり直したいけどタイムトラベルで過去に戻っても同じ人生を歩むだけでなんら変わらないなら人の人生を見て楽しむ方が良いかなと思う。若いし元気だし楽しそうでほんと羨ましいかぎりだ。
(後日に判ったことだけど、東京体育館の「全国中高ダンスドリス選手権大会2024」に孫が出ていたそうだ。29日が地域の大会で7月の全国大会に出場が決まったと報告をもらった。いいなー。かっこいいなー!がんばれー!)

東京体育館の向こうには彼の隈研吾氏デザインの国立競技場があり、イベントもやってないのに結構何人も周りを歩いていた。ランニングしている人もいたしそれを教えている人もいた。外周がAからHまでで一周になっていてそれをぐるんと歩いて回った。

国立競技場
東京オリンピック2020聖火台
聖火台の説明書き

2021年に開催された東京オリンピック2020の各競技の金銀銅の国名が彫られた金属の板が全競技分飾られていた。本物の聖火台もあったし、特別なオリジナルのポストも立っていた。ここで投函するとどんな消印がつくのか、いつか投函してみたい。

オリンピック2020の競技成績(金銀銅)掲示
オリジナル郵便ポスト

今日は代々木駅から新宿御苑、そこから千駄ヶ谷駅まで歩き電車で帰宅。
電車の中で外国から来た観光の人が席が離れて座ったので「change」とい
う言葉とほぼジェスチャーだけで席を譲った。その後また別の観光中の外国人のご夫婦が電車を乗り越してしまったらしく、たまたま降りる駅だったのもあって一緒に降りて乗り場のホームまで案内した。こっちは多分中学英語程度の単語だったけど、最近はEnglish使う場面も珍しいことではなくなってきている。ネット社会で英語も話す社会、田舎生まれの自分がこんな先端の社会に必死で着いて行ってることが不思議だ。

17:30、最寄り駅に着いたけどまだまだ明るく昼間みたいな空だ。セブンで取り寄せた本を受け取り夜用のおやつを買ってきた。汗をかいたので洗濯機回して干した。お夕飯も作って食べた終えた頃やっと外が暗くなっていた。
一日が長過ぎていろんなことをし過ぎ、最後にnoteまで書いていたら朝活ワンマンが既に今日のことだとは思えないくらい過去の事になってしまっている。録画見て、郵便整理して、調べ物して、、、note書いておしまい。
今日が終わった! 下書きに入れといて明日写真貼ろう。

7月1日

世の中にはもっと忙しく暮らしている人がいっぱい居るはずなのに。なぜか私の時間も忙しなく過ぎていく。やっと写真を貼れたのでアップしよう!
朝活ワンマンのおかげで善き楽しき一日だった。LODGEにまた行こう。
家を出てから、また家に帰り着くまでの、16000 歩の話 、、、でした。

タイトルのお写真ありがとうございます! Photo bynanasuzuki


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