ロッキンジャパン2019
2019年８月12日 ROCK in ひたち海浜公園（茨城県ひたちなか市）2517字
還暦にして初ロッキン！ に行ってきた！
今まで遠くて不便と聞いていて二の足を踏んでいた ROCK IN JAPAN FES 。
渋谷のラジオで卓を担当している「渋ラジっこあつまれ」という番組での勢いでついに行ってきた。
不便と聞いていたひたち海浜公園は調べると案外楽に行けることが判った。
東京地区は東京駅発と新宿発がある。東京駅だと鍛冶橋駐車場に朝６時に集合。此処はたまに使う駐車場で昔は何にも無かったけど今では綺麗な待合所やトイレも設置されていて係の人も居てくれる。
電光掲示板で次々バスの入庫と発車が案内、とても便利になった。その代わり昔はぎりぎり駆け込みになった人でも多少の猶予が与えられていたが、今は時間通り容赦なく切り捨てられバスは発車される。こういったところも今はデジタル化されていてまだまだアナログ人間の自分には厳しい。
当日朝６時、同様に鍛冶橋駐車場に向かったらロッキンのバスは他の行先とは違っていた。
向かって左側に待合所があるのだがロッキン用バスは右側に集団で停まっていて、案内の人に従い最後尾に並ぶ。スマホでチケットチェックが行われる。私は来るはずのメールが来なくてその前のメールの受付番号をプリントした紙を持って行ってた。すると名簿の方で名前確認OK、帰りのバス用の紙チケットも貰えた。（バス往復代金5,800円）
今回もメールが来てスマホがバスのチケットになるシステムらしい。ライブチケットと一緒でこんな所にもペーパーレス化が進んでいる。若い人には苦もないことだろうが高齢者にはどんどん生きづらい世の中になってしまうな。オリンピックのチケットが買えないとシニアクラブの人たちが言っていた。家族と一緒に住んでいる人はいいけど高齢世帯には本当に厳しい。
以前は大先輩の番組のゲストもガラケーで渋ラジのアプリが入れられないからラジオで聴いていて電波がうまく入らないと言っていた。今はその人たちの電話がスマホに変わって行ってて、アプリも入れてて、ラジ公をクリックしてラジオを聴いてくれている。シニアの人たちも少しずつ前に進んでいる。シニアも頑張っている。なんていうことを考えながら・・・並ぶ。
夏の６時は明るい。バスの窓から景色を見ながら首都高を進む。
東京からひたちなか市までは２時間余り、途中で15分のトイレ休憩を入れて８時過ぎに会場前の駐車場に着いた。
ここがロッキン！！
会場は思ったより広かった。普段は静かなきれいな公園のようだ。そこに７つのステージを作って12日は 69000人分のチケットが完売。延べ33万人の観客が５日間でやってきてその暑さと熱さは半端ないことになっていた。
数えきれないアーティストが居る中、私が観たアーティストは、（観た順）
NULLBARICH
（何もないけど豊かっていう意味だとなめこさんが教えてくれた）
スキマスイッチ
（以前行ける機会があったのに行けなかった、今回はリベンジ）
東京スカパラダイスオーケストラ
（演奏だけでこんなエンタメできる？ どこまでも音が飛んで行ってる）
エレファントカシマシ
（宮本さんが53才だなんてアンビリーバボ、穴あき靴下もお茶目）
ポルノグラフティ
（いちばんナマ歌聴いてるのがポルノ、アミューズなので機会が多い）
スピッツ
（いつか聴きたいと思っていた夢が叶う、前々前世のカバーも）
藤原さくら
（若いけど雰囲気のある声、そして真逆のMCが好き）
凛として時雨
（凛とも時雨とも感じれないガンガンロック、後ろ髪引かれながら駐車場）
各ステージ終わりに花火が打ちあがり、GRASS STAGEのは一番豪華だった。
ちょっとだけ早めに出たので２台目のバスに乗れ、19：00にバスは発車。
帰りはノンストップで東京駅には22：00ちょうど着、降車。久しぶりに東京駅をまじまじと眺めた。いつも中をうろうろしているけどなかなかこの距離で見ることもなく、改めて建造物としてもお見事と思う。
↓ ロッキンガイド
初ロッキンでの感想
□ 暑い、とにかく暑い！
ただ東京都心と違って木陰に入ると風は案外涼しく心地良かった。
□ 誘導の係員が多いので初めてで広くても迷うことがあまり無い。
□ 飲食店やトイレが各所に沢山用意されあまり並ばずにすんだ。
□ 飲食、グッズ、電子マネーでお財布不要。
□ ステージとスクリーンがかなり高いので後ろの方でも良く見える。
野外のステージは空が見えて気持ちいい。後方で座ってても見える。
□ ステージ外で歩いていても歌が聞こえてきて楽しい。
□ ビッグなアーティストが１日で観られる満足感。
□ 知らないアーティストの新規開拓の場、ぜんぶ回れないけど。
□ バスが予想以上に楽で便利だった。
ひとつ言えるなら、トイレかな。
どうしようもないのかもしれないが午後になると悲惨になって行く。
ゴミを置く人も居る。（トイレの並びの列の横にゴミ箱置けば良いかも）
あと、最終日だから欲しいグッズは全部完売状態だった。これは仕方ないと思うので不満ではないけど買えていれば記念になったなと残念。
あと、時期はどうしてもこの時期なのだろうか？
昔は夏休みはキャンプに最適な季節だった。でも今は暑さで外出禁止の注意が出てくる。通り雨でも馬鹿みたいな局地的豪雨で20年前とは全く違う気象になった。逆に今は月曜に祝日が変わって３連休が取りやすくなっている。
10月か11月の気候の良い時期に一気に変えてみるのも良いかもしれない。
どなたか、ご関係者の方、ご一考くださいませ。
最後に、初ロッキンは快適で、楽しくて、また行きたい素敵なお祭りだったことをここに書留めたいと思います。
同世代の人も居て、鮮やかなロッキンＴシャツ着ていて、20THなのできっと昔から来慣れたファンなんだろうけど、私も今から着いて行きたい。
来年も元気とお金と時間が有りますように！！ （すぎもとかよこ）
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追記 2021/06/27
当時撮った写真が出てきたのでアップしておきます。
同じコーナーを多方向から撮った物です。
追記 2024/06/25
サザンオールスターズの結成46年の日の朝、私はタンスの引き出しからたまたま白いＴシャツを選んで着ていた。胸のあたりに自転車に乗ってる桑田さんのプリント、アルバムの初回限定盤に付いていたTシャツ。たまたま見たテレビで流れるサザンのニュースにこういう偶然ってあるんだなと思う。
ニュースは2018年以来６年ぶりにサザンがロッキンに出るという。しかも夏フェスは今年が最後という。そりゃあニュースになるだろう！ ９月23日。
2018年は他のステージの人がたくさんメインステージに集まって69000人（ロック）居たそうだ。wowowで観たけど向こうの向こうまでぎっしり人が詰まっていた。コメント欄には若い人、初めてサザンのステージを観た人たちの驚きと感嘆の声がいっぱい詰まっていた。今年はどんなになるんだろう。東京駅から直行バスが今年も出るのかな。
一度は行かなきゃ「サザン参り」、・・・皆様、ぜひとも行ってください。
追記 2024/08/16
2018年も今年も最終日最後のアーティストにサザンが登場と発表されると一気にチケットが完売され、そればかりか前回はwowowとNHK、今回はライブビューイングで全国300館以上の映画館リアルタイム上映。1978年デビューのサザンが今も尚これだけの集客力があることに只の１ファンだけど嬉しい。自分が応援してきたアーティストがいつまで歌い続けてくれるのか、それまで自分もライブに行ける体でいないと、と思う。
応援団先行受付（抽選）の案内がきた。団員１名に付き４枚まで、しかも抽選。wowowもNHKも放っておかないだろう。９月23日はファンの間でのサザン祭りになりそうだ。
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