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ビジネス英語をSUITSで学ぶ(19) 成功するJob Interviewのやり方を学ぶ

さて、リニューアルした「ビジネス英語をSUITSで学ぶ」、今日はSUITSファンにはたまらないエピソード1の第一話、ハーヴィーとマイクのJob Interviewのシーンから、「成功するJob Interviewのやり方」を学びます!弁護士資格もなければLSAT(法科大学院試験)も正式に受験したことのないマイクがどうやってNew Yorkの超一流法律事務所にアソシエイトとして採用されるのか、このJob Interviewシーンからは多くのことが学べますよね。しっかりと成功するJob Interviewのやり方を学びましょう!

1.動画  Mike Ross' Interview with Harvey Specter | SEASON 1 | Suits

2.動画 3:20 機転の効いた答えで相手の心を掴む

(英文オリジナル)
ハーヴィーの秘書ドナ:Excuse me, Mr. Sorkin, you are five minutes late. Is there a reason why I should let you in?
マイク:I'm just trying to ditch the cops. Okay? I don't really care if you let me in or not. 
ドナ:Mr. Specter, we'll be right with you. Can I get you anything a coffee or bottled water?

(和文翻訳)
ドナ:ソーキンさん、5分遅れてますけど、あなたを部屋にご案内する理由って何かしら?
マイク:今、警官に追われているんだ。部屋に通されるかなんて、どうでもいい。
ドナ:スペクターさんがお待ちです。コーヒーかお水をご用意しましょうか?

(解説)
マイクの機転が素晴らしいですよね。ソーキンさん、と呼ばれて「私の名前は違います。」みたいなアホな解答ではなく、面談の応接担当で飽き飽きしているドナの気持ちを見事に捉える、意表をつく受け答えをしていますよね。「警官に追われているんだ(ditch the cops)」ワンフレーズだけで、勝負ありという感じでしたね。Job Interviewでは、相手はお決まりのやり取りに飽き飽きしていることが多いです。インタビューアーの意表をつくような答えで、相手の関心・興味を自分に向けるのはとても重要ですね!

3.動画 4:30 相手に合わせて自分を売り込む

(英文オリジナル)
ハーヴィー:How the hell did you know they were to the police?
マイク:I read this novel in elementary school. Cops are staking out a hotel. One of them dresses as a bellhop, the other is a man in a suit and it was the exact same thing.
ハーヴィー:You read a novel, in elementary school?
マイク:What I like to read.

(和文翻訳)
ハーヴィー:なんであいつらが警官だって分かったんだい?
マイク:小学校にある小説で読んだままでしたよ。張り込みしてる刑事っていうのは一人がベルボーイで一人がスーツの客って書いてありました。そのまんまでしたよ。
ハーヴィー:小学校にある、小説で読んだってこと?
マイク:ええ、読書が好きなんで。

(解説)
まずは自分を売り込むよりも、相手の出方や関心事項を探りつつ、相手の質問に合わせた解答をすることが大切ですよね。その解答の中で、さりげなく自分の圧倒的強さである「記憶力」を売り込む、このスマートな売り込み方がなかなかできそうで出来ないところです。勝負どころ以外は、さりげなく自分の力をアピールするのが上策ですね!

3.動画 6:15 勝負どころでは派手にパフォーマンス

(英文オリジナル)
マイク:You forgot about Sarbanes-Oxley.
ハーヴィー:Statute of limitations render Sarbanes-Oxley mood to post 2007.
マイク:Well not if you can find actions to cover up the violation as established in the Sixth Circuit May 2008.
ハーヴィー:It's impressive but you're sitting at a computer.
マイク:Playing hearts. Sorry if you want to beat me you're gonna have to do it at something else.

(和文翻訳)
マイク:サーベンス・オクスリー(SOX)法を忘れてますね。
ハーヴィー:2007年にはSOX法は時効が原因で無効になってるはずだが。
マイク:でも、2008年5月の第六審では違反行為の隠蔽が立証されて時効は適用されてませんよね。
ハーヴィー:すごいな、ただパソコンで調べているんだよな。
マイク:(ノートPCをくるっと回して)ハーツで遊んでますよ。悪いんですが、もし私に勝ちたいんなら別の何かで勝負したほうがいい。

(解説)
ハーヴィーを本気にさせた究極の勝負どころアクションが、このノートPCくるっと回してのハーツゲーム表示でしたね。本当のアピールポイントでは、欧米人相手にはド派手なアクションがはまります!勝負をかけるときは、最大限の劇的なステージを用意して一気にたたみかけましょう!私もこういう演出何度もやったことありました。効果はバツグンでしたね!

4.まとめ 成功するJob Interviewのやり方

さて、今日学んだ「成功するJob Interviewのやり方」をまとめると以上になりますね。

1.相手の意表をつく答えで相手の関心と興味をひく
2.まず相手に合わせて相手の聞きたい答えをいう。さりげなく、自分を売り込むのが肝。
3.勝負所ではド派手パフォーマンスで一気に畳み掛けて勝負を決める。

他にもいろいろとありますが、この3点、特にさりげない売り込み&ド派手パフォーマンスの組み合わせが一番大切かな?これからJob Interviewを受ける方がいたら、こういうシナリオを組んでみてくださいね。Job Interviewだけではなく、すべてのプレゼンテーションに言えることですが、「勝負はプレゼンの前に決まっている」ので。

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