2024年こそ絶対年収upしたいエンジニアに贈る面接対策教材
ソフトウェアエンジニアで年収を上げるには、難関テック企業に入社する事が最も再現性の高い方法です。このnoteでは難関テック企業が用意している面接に対策するための教材を紹介していきます。ここに書いている教材を読んで2024年こそ絶対年収upを勝ち取りましょう!!
面接ガイド
テック企業の面接試験何も知らんよという方に向けた面接ガイドです。面接スタイルの解説、それぞれの対策など幅広く学ぶ事ができます。
InterviewCat
日本唯一のテック企業面接対策ガイドです。著者(私)が開発しています。WovenやPayPayなど日系にしかない企業の面接対策にも対応。また多くの日本人エンジニアが挫折しがちな英語面接に関する向き合い方も解説。技術ドメイン知識に特化した問題集も掲載しており、他にない出来だと思っています。
Tech Interview Handbook
元MetaのスタッフエンジニアのYangshun Tay(シンガポール拠点)が書いたテック企業面接のガイド。元々東南アジアのライドシェア大手GrabのエンジニアだったがそこからMetaに転職した時に得た知見をまとめた記事。
コーディング面接
コーディング面接は外資では避けられないと思った方がよいです。普段の業務では鍛えられないので、必ず対策しましょう。
Coding InterviewCat
Coding InterviewCatはコーディング面接対策特化した面接ガイド+教材+問題集です。元Amazonの@green_ri_tadaさんとともに高校数学の青チャートの例題+練習問題を構造を元に作成しました。Coding InterviewCatはGoogle, Amazon, Indeed, Adobe, Elastic, Slalom, Sony等で働くエンジニアの方にレビューしてもらっています。
LeetCode
簡単にいえば企業のコーディング面接で出た問題の過去問です。企業ごとに出た問題がリストされています。闇雲に解くよりTop Interview 150などから挑戦した方がよいかなと思います。また、LeetCode Discussionも面接ストーリーが書かれておりとても参考になります。
NeetCode
LeetCode良問の詳しいビデオ解説が150+問揃っています。彼の動画はとても分かりやすく参考になるので、英語分かる方はオススメです。
世界で闘うプログラミング力を鍛える本 ~コーディング面接189問とその解法 ~Cracking the Coding Interview~
FAANGのようなBigTechのコーディング面接対策のバイブルの日本語版です。問題に入るまでの話がとても参考になりますが、個人的には問題自体はLeetCodeに取り組んだ方がよいかと思っています。
Pramp
無料でお互いにコーディング面接したい人同士をマッチングさせるサービスです。無料なので質には期待してはいけませんが、雰囲気を掴む事ができます。面接官の役もやれるので別の視点に立ちたい方にはオススメです。interviewing.io、Meet a Pro、IGotAnOffer呼ばれるBigTechのエンジニアと面接体験できる有償サービスもありますが、私は体験していないので言及は避けます。
システムデザイン面接
エントリーレベルでは稀ですが、外資の中途採用であれば必ず対策した方がよいです。近年では全てのポジションではありませんが、メルカリやLegalOn Technologiesなどの日系テック企業にも導入されている面接スタイルです。
ByteByteGo
システムデザイン界隈で最も有名なAlex Xuが手掛けるシステムデザイン面接専用のコンテンツプラットフォーム。短縮URLシステム、チャットシステム、YouTube、Google Map、ペイメントシステム、S3のような分散ストレージの設計方法など30章もあるコンテンツなので非常にボリューム感があります。専用Discordの招待もあるので、そこで行われている議論を読むだけでも価値があります。
システム設計の面接試験(System Design Interview – An insider's guide)
著者は同じAlex Xuです。個人的にはByteByteGoを買ってしまった方がオススメですが、日本語訳で読みたい方はこちら。翻訳がイケてないとレビューでありますが、個人的にはそこまで気になりませんでした。
原本を読みたい方はこちら👇
Grokking Modern System Design Interview for Engineers & Managers
こちらもとても有名なシステムデザイン面接の教材です。基礎から応用までシステム設計に関する話が書かれています。
データ指向アプリケーションデザイン ―信頼性、拡張性、保守性の高い分散システム設計の原理
オライリーの本ですが、しばしばシステムデザイン面接対策として上げられます。DBに関するドメイン知識の補強にもなるので個人的に一読する事をオススメします。
system-design-primer
こちらもGitHubに無料で公開されているものとしてはかなり有名な教材です。日本語版もあるので是非ご覧ください。
ドメイン知識クイズ(技術質問)
ここでのドメイン知識とはフロントエンドエンジニアであればHTML / CSS / JavaScript等、バックエンドエンジニアであればDB / ネットワーク / 分散システム等の知識を問う問題です。例を挙げると「HTTP/2とHTTP/1.1の違いを教えてください」などです。
InterviewCat(バックエンド、フロントエンド技術質問)
再びInterviewCatです。正直ドメイン知識クイズに対する
karanpratapsingh/system-design
システムデザインの教材ですが、Webシステム全体の知識を深めるにはとても良い資料です。
行動面接
行動面接とは、候補者の過去の行動について質問をしながら、価値観や性格、特徴などを深く掘り下げていく面接手法を指します。AmazonのOLP(Our Leadership Principles)に沿った行動面接はとても有名ですね。
Rock the Behavioral Interview
LeetCode公式のガイドです。無料ですがクオリティは有料級なので是非活用してください。
フロントエンド
フロントエンドエンジニアの面接は普通のソフトウェアエンジニアとは異なります。コーディング面接に対するアルゴリズムの問題は比較的優しくなる傾向にありますが、その代わりHTML/JS/CSSの知識を深く聞かれ、またReact/Vue/Vanilaを用いたUIコーディング面接の問題もあります。
Front End Interview Handbook
フロントエンドエンジニアの面接ガイドです。運営元としてはTech Interview Handbookと同じです。
GreatFrontEnd
Front End Interview Handbookの運営元と同じです。UIコーディング面接などはフロントエンドエンジニア特有なのでこのようなプラットフォームで準備した方がよいと思います。
FrontendExpert
YouTubeで有名なClement Mihailescuが運営するAlgoExpertのコンテンツの一つです。GreatFrontEnd方がサカモトはおすすめですが、こちらも利用した事があるので載せておきます。
Others
Blind
匿名の社内SNSですが、公開されているスレッドにも面接で役に立つ情報が隠されています。テック企業入社後の方が社内の事情が分かったりするので便利ですが、こちらは紹介しておきたいです。
WorkCricle
雑に言えば日本版のBlindです。面接を受ける場合にはこちらで情報収集する事も可能です。
levels.fyi
エンジニアの給与投稿サイトです。Glassdoorもありますが、こちらの方が個別のデータも見れますし、より実態を表していると思います。例えば現レート(1ドル約150円)日本のGoogle/Amazon等の給与を知りたかったら、アメリカの大体0.5倍すると近しいものになると思います。
OpenSalary
雑に言えば日本版のlevels.fyiです。件数は当然少ないですが、参考になると思います。
AlgoMonster
私は購入した事がないのでOthersに入れましたが、ガイドにかかれているROIを意識したコーディング面接対策の話はとても参考になります。
InterviewReady
私は購入した事がないのでOthersに入れましたが、コーディング面接、システムデザイン面接、行動面接のビデオ講座が中心になっています。元々UberなどでエンジニアだったGauravという方が運営されています。
※ このnoteでサカモトはアフィリエイト収入を得ています
よろしければサポート(ワンコイン)お願い致します。今後記事執筆の励みになります。