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Jimi Hendrixのライブ盤を聴き比べてみた(2)


②Live At the Hollywood Bowl (1967/08/18)

Live At the Hollywood Bowl

続いては②Live At the Hollywood Bowlです。
これは今年(2023年)に出た最新のものですが、正直このライブ盤は全体的に他と比較して音質が良くないため、あまりオススメはできません。
ということで、今回はパパっといきます。

1 Introduction

2 Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band
 ビートルズのカバーでスタートです。アルバムが出た数日後にはライブで演っていたそうで、それでポールが喜んでいたらしい。音は良くないけどこれは貴重な音源(ワイト島でも聴けますが)。

3 Killing Floor
 イントロのギターはLive At Montereyには敵わないけど、これはこれで良い。

4 The Wind Cries Mary
 こういう落ち着いた曲は音割れがあまり気にならず、楽しめる。この中ではかなりの聴きどころだと思う。

5 Foxy Lady
 音質の影響をかなり受けてる印象で、ややギターが遠く盛り上がりに欠ける印象。ただ演奏は良い。ボーカルもいいね。Montereyのときと同様、シンプルな演奏で、3分にも満たず終了。

6 Catfish Blues
 古典ブルースのカバー。今回聴いたライブ盤ではここにしか収録されていない貴重な曲目。3:50~ではドラムソロが聴ける。

7 Fire
 ライブの定番ナンバー。演奏はgood。ところで、このライブは全体を通してコーラスがちゃんと聴こえるね。

8 Like A Rolling Stone
 ボーカルが強調される曲目ゆえ、音割れが気になってしまう。

9 Purple Haze
 演奏はかなり良い。普通に良い。ジミの中では普通レベル。

10 Wild Thing
 2:30~のドラムとギターの絡みはスゴイ。

まとめ(評価はA~E)
音質:D 演奏:A 評価:C

まあどれだけ演奏が良くても音が悪いとこんな感じですかね。
ただ珍しい曲目もあるので、そういう点では一聴の価値はあると思います。

おわり

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