【2024年】おすすめドラマ、映画、漫画
毎年恒例の「今年印象に残った作品」です。
相変わらずマンガが多い。40作品以上ある。あまりにメジャーな作品などを外してもこれだ。毎日電車の中でマンガアプリを読みまくっています。
単行本で読んでいるマンガも多いのですが、これらも含めようとするとかなり膨大になるので厳選してます。
その反動でドラマや映画は鑑賞が少なめ。
マンガに時間が割かれているんで。
ドラマ、映画、マンガの順に一言コメントを添えて列記していきます。
どれもものすごくおすすめなので気になる作品がありましたらぜひご覧ください。僕と好きな作品が被った方はぜひコメントください!
一番最後に2021年、2022年、2023年のおすすめ作品まとめ記事をリンクしてます。
アニメ化した作品多数!
先見の明があるといえばこの僕さかもと五度!
っていうか話題作だから映像化するに決まってるだけですけどね!!
ドラマ
『アンメット ある脳外科医の日記』杉咲花、若葉竜也
一日しか記憶を維持できない脳外科医をめぐるミステリ要素ありのヒューマンドラマ。杉咲花さんが素晴らしいのはもちろん、若葉竜也さんの淡々としたたたずまいも不思議と惹き付けられます。
『滅相も無い』染谷将太、上白石萌歌など
舞台が原作みたいです。各地に突如出現した巨大な穴。その奥は天国なのか、それとも?穴の出現をきっかけに人生を問い直す男女たちのお話。
『季節のない街』池松壮亮、仲野太賀
宮藤官九郎脚本。おそらく東日本大震災により急造されたとあるコミュニティでのオムニバス。破壊により社会性が再構築されるのか。再構築されたがゆえにあらたな別種の破壊が発生してしまうのか。
『アンチヒーロー』長谷川博己
悪徳検事には悪で立ち向かえ!
という分かりやすい感じではなく、もっとこの社会の必要悪について考えさせられるような、重い感じです。でもエンタメドラマとしてもしっかり面白い。
『新宿野戦病院』小池栄子、仲野太賀
これも宮藤官九郎作品。
歌舞伎町を舞台にアメリカの軍医が停滞したコミュニティを活気づかせるお話。
『しょせん他人事ですから〜とある弁護士の本音の仕事〜』中島健人、白石聖
漫画原作で、漫画が大好きなのでドラマ化嬉しい。
ちなみに原作者の左藤真通先生は『この世界は不完全すぎる』という漫画を描いていて、それが今年テレビアニメ化しました。アニメにドラマにメディア展開がすごい!
さて、ドラマの方はネットトラブル専門の弁護士が主人公。
かなり勉強になるからかなりおすすめです。
『終りに見た街』大泉洋
これまた宮藤官九郎脚本。スペシャルドラマ。
戦時下にタイムスリップしてしまった家族が生き抜くお話。
現代への警鐘とも感じられる重く深い物語。
『モンスター』趣里
勝ち目が無さそうな弁護を引き受ける謎の弁護士。
現在放送中なので謎が多いですが楽しみなドラマです。
『海に眠るダイヤモンド』神木隆之介
野木亜希子脚本。当時の軍艦島の活況と、数十年後の現代を同時に描く。これも現在放送中。まだ先が見えてきません。
『ベイビーわるきゅーれ エブリデイ!』髙石あかり、伊澤彩織
女子高生殺し屋コンビが3度の映画を経てついに連続ドラマへ。
ゆる×アクションがおもしろい。
映画
『PERFECT DAYS』ヴィム・ヴェンダース監督 役所広司
今年観た映画で一番好き。
むしろ愛してると言っても良いほどの作品。
音楽を聴きながら仕事場に行って仕事して、銭湯行って、飯食って酒飲んで、寝る前に読書して寝る。いろんな人との出会いと別れがある。
木々はゆらめき、木漏れ日を眺める。
言葉では言い尽くせない魅力にあふれる作品。ぜひ多くの方にご覧いただきたいです。
『オッペンハイマー』クリストファー・ノーラン監督 キリアン・マーフィー
原爆の父をノーラン監督が描く。
やはりそれだけで嫌悪感を示す日本人が多いようですが、僕はこの作品や監督への嫌悪感はありません。アメリカに対しては常に嫌悪感があります。アメリカ人に、ではないですよ。アメリカに対してです。
原爆完成以降、地球は崩壊の危機も開始しました。
核兵器反対の意志を固める意味でも鑑賞すべき作品。
『ミッシング』吉田恵輔監督 石原さとみ
えらそうですみませんが、石原さとみさんを見直しました。
『アンナチュラル』ぐらいしか好きな出演作品は無かったのですが、今作の凄まじさは尊敬します。
女優として一段ギアが上がった感じを受けました。
『ありふれた教室』イルケル・チャタク監督 レオニー・ベネシュ
小学校で盗みが起きてしまったら。
公平に事件を解決していこうと心がけるも、余計な口を挟む人たちが大ごとにしていく。
この教室での問題はそのまま日本の問題でもあります。
『あんのこと』入江悠監督 河合優実
実在した女性をモデルに描く、コロナ禍での貧困と死について。
強く生きようとする人を引きずり下ろそうとする人が必ず現れる。
死を選ぶ人を救うことの難しさ、社会構造の複雑さなどを感じる悲しい作品。
『Mommy』二村真弘監督
和歌山ヒ素カレー事件の林死刑囚の夫と息子を撮影したドキュメント。
冤罪なのかどうか、鑑賞後改めて考えてみてください。
『ラストマイル』塚原あゆ子監督 野木亜紀子脚本 満島ひかり、岡田将生
今年の大ヒット映画と言って良いでしょう。
『アンナチュラル』『MIU404』の登場人物も出演するということで話題ですが、本作が描く物流問題が現代人の心にブッ刺さったという証拠でしょう。
執筆時点でもまだロングラン上映中。すごい。
『十一人の賊軍』白石和彌監督 山田孝之、仲野太賀
時代劇を観るのが苦手。でも鞘師里保さんが出ているので観ました。
面白かった。
あとSHIBATAという謎のアーティストが歌う曲が耳を離れず何回も聴いてます。
ピンゴロンピゴロピンゴロンピゴロ
『本心』石井裕也監督 池松壮亮
自殺してしまった母の本心が知りたくて疑似母AIを作った男の話。
その男は「リアルアバター」と呼ばれる富裕層の代行をする何でも屋で稼いでいる。
現代社会を痛烈に批判する近未来SF。
『雨の中の慾情』片山慎三監督 成田凌
漫画家の義男(成田凌)が欲情するお話。
なのですが二転三転する構成となっていて、強い反戦への想いを感じ取りました。
『岬の兄妹』、『さがす』、『ガンニバル』など衝撃作を世に放つ片山監督最新作です。
マンガ
・コミックDAYS掲載作品
『あくまでクジャクの話です。』小出もと貴
動物の生態に詳しい女子高生とモテない男性教師がメインのラブコメ。
女子高生が強くて(物理。知能も)可愛い。
『追放されたチート付与魔術師は気ままなセカンドライフを謳歌する〜俺は武器だけじゃなく、あらゆるものに「強化ポイント」を付与できるし、俺の意思でいつでも解除できるけど、残った人たち大丈夫?』業務用餅、六志麻あさ、kisui
ラノベが原作らしいのですが、漫画オリジナルの「半グレ編」がかなり長く続いて、しかもかなり面白い。なんだこれ。ギャグもめちゃくちゃ面白い。
ギャヒ!(笑い声)
『紛争でしたら八田まで』田素弘
地政学と知性で各国の紛争を解決していく美女八田が主人公。
面白い上にすごくタメになる。
問題解決のために必要なのは武力だけではない。
・サンデーうぇぶり掲載作品
『竜送りのイサギ』星野真
竜を崇める世界で、竜こそが大災害の元凶だから殺すべき、という思想を持った男から始まる物語。優秀な介錯人イサギの成長物語です。
『龍と苺』柳本光晴
将棋漫画。ずっと面白い。なんだこれ。今未来編。主人公は苺。なんだこれ。
『アンダーク 新しい透明な力のすべて』アキリ
絵が綺麗でお馴染みのアキリ先生最新作。
超能力をめぐる話なんだけどまだ序盤。先が気になります。
『Kaiju on the Earth ボルカルス』中道裕大、渡辺範明、アークライト
『放課後さいころ倶楽部』の中道先生の最新作。
ボードゲームが原作らしいです。
怪獣に殺されると時間が逆行する人の話。
おもろ。
『Deep3』水野光博、飛松良輔
今一番熱いバスケット漫画。
NBAみたいなプロを目指す大学生のお話。
序盤はイップスで悩まされるんだけど、今めっちゃ試合が面白い。
・マガポケ掲載作品
『シャングリラ・フロンティア〜クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす〜』硬梨菜、不二涼介
ずっと面白い。
今七つの最強種クターニッド戦なんだけど、おもしれー。
原作を全部描き切るまでほんとお願いします!
150巻くらいになると思うけど。
『南海トラフ巨大地震』biki、よしづきくみち
ものすごくおすすめ。
いつか来ると言われている南海トラフ地震。
もし来たらこうなってしまうという想定の漫画ですごく勉強になります。
『ねずみの初恋』大瀬戸陸
これもめっちゃ面白い。
講談社強い。
殺し屋の少女と、巻き込まれた(?)少年の黒く暗い物語。
メンタルつらい時は読まない方が良いと思う。
『転生したら第七王子だったので気ままに魔術を極めます』石沢庸介、謙虚なサークル、メル。
アニメ化もされた転生もの。
主人公の魔力が莫大で俺つえーって感じなんだけど、めちゃくちゃ面白い。
絵もかわいい。
・サイコミ掲載作品
『ごくまま〜極道だったオレがママになった話〜』頼乃あり、sonno
極道の転生先が出産後のママだったというお話。
シングルママの大変さも描かれます。
絵がかわいくて話も分かりやすいので読みやすいです。
『終の退魔師ーエンダーガイスターー』四方山貴史
これもずっと面白い。単行本化が遅いのですが、連載の方はかなり展開が進んでて先が気になる!かっこいいキャラ多すぎ!
『ちくわ戦記〜おれのカワイイで地球侵略〜』ブブ
柴犬がかわいい。もうそれだけで十分なのに、ギャグも面白い。
毎回笑う。
『日陰者でもやり直していいですか?』ゆうち巳くみ
35歳引きこもり女性が15歳に戻って生き直すお話。
絵がかわいくて一歩踏み出す女性に心温まる。
アニメ化しそう。
『鶴子はまだ四十五だから!』邑咲奇
婚活が上手くいかない女性。
それは老いた保護猫の環境を最優先するためだった。
そんな女性がシェアハウスに挑む優しいラブコメ。
ドラマ化しそう。
・カドコミ掲載作品
『弱者妖怪むすびちゃん』つくすん
妖怪が日常にいる社会という設定。
ダメ人間な妖怪むすびちゃんが社会を強く生きる、というギャグ漫画。
絵が上手い。
『贋 まがいもの』黒川裕美
生きるために贋作に手を染めた男と、擬似家族として生活する女の子二人がメインのお話。
もちろん贋作は悪いことなんだけど、応援してしまう。
『13回目の足跡』三部けい
『僕だけがいない街』でお馴染みの三部けい先生最新作。
タイトルの意味とは。
先が気になる極上ミステリ作品。
『ダンジョンの幼なじみ』久真やすひさ
ダンジョン最奥にいる凶悪ドラゴンとそれに挑み続ける少年が実は幼馴染の男女というラブコメ。ドラゴンの部下たちが男女の行く末を見守るんだけど、それぞれ性癖が違うのでこじれる、という感じ。面白い。
『終末ツーリング』さいとー栄
崩壊した日本をツーリングする少女二人のお話。
謎が残されていて先が気になるんですが、絵がかわいくてほんわかしてます。
何かとんでもないことが明かされそうな予感。
・マンガワン掲載作品
『んば!』熱焼江うお
マジでずっとずっと気持ち悪い。
なんなんだこれ。気持ち悪い。面白い。
『灼熱カバディ』武蔵野創
完結おめでとうございます!
ずっと灼熱でした。カバディやりたくなる。
この作品から日本代表が生まれいずれ世界制覇を成し遂げると思う。
『路傍のフジイ』鍋倉夫
日々淡々と生きる男フジイと、生きるのに疲れたがゆえにフジイに惹かれる人々の日常。フジイは生きるのが上手い。疲れた人におすすめの漫画。
『夢なし先生の進路指導』笠原真樹
ドリームクラッシャー批判へのアンチテーゼ。
「夢なし」に見せかけて実は現実をどこまでも追求して提示するデータが強く現実を生きさせる。夢を追わせる教育者の危険性を学べます。
『ありす、宇宙までも』売野機子
宇宙飛行士を目指す女の子と、サポートする男の子のお話。
小さい時から英語も日本語も話せるんだけど、そのせいで深い思考をするのが苦手な女の子ありすがこの世界の素晴らしさに気付いていく描写が美しい。
『雷雷雷』ヨシアキ
つえーババアを魅力的に描く、でお馴染みヨシアキ先生最新作。
バトル漫画なんだけど急に麻雀やったりして面白い。
謎が隠されているので先が気になります。
『全部救ってやる』常喜寝太郎
動物の保護をする男性のお話。
これものすごく勉強になる。
動物の命を守るということがどういうことなのか、真摯に描かれています。
とても難しい社会問題に対して魂を燃やし尽くして描いている感じが伝わってきます。
『ウェルベルムー言葉の戦争ー』花林ソラ、伏見航介
完結おめでとうございます!
言葉を使った異能バトル漫画。
アニメ化して欲しいけど言葉が大事だからアニメ表現では難しいのかも。
漫画だからこそ分かりやすく描けたと思います。
・ジャンプ+掲載作品
『ふつうの軽音部』クワハリ、出内テツオ
めちゃくちゃ面白い。公式SNSが作られたのでもうすぐアニメ化発表があると思います。
バンドとか音楽に詳しくないんだけど、漫画自体がかなり面白い。
長身ショートカットのヤベェベース女厘ちゃんが面白い過ぎる。
『モノクロのふたり』松本陽介
漫画家を目指す職場の先輩と、絵を諦めた後輩が漫画作りをするお話。
お互いが想い合っている関係性が応援したくなります。
エンタメ作品が好きな人ならば必読の新連載。
『ラーメン赤猫』アンギャマン
アニメ化され、アプリゲーム配信も控えている作品。
インディーズ漫画の憧れの星。
新キャラが増えて、しかも読者に即受け入れられているのはアンギャマン先生の手腕か。
みんな可愛い。
サブちゃんとクリシュナちゃんが好き。
『目の前の神様』久野田ショウ
将棋漫画。
ネガティブな主人公が覚醒していく感じが良い。
ギャグも挟まれて面白いし読みやすいです。
『ダンダダン』龍幸伸
言わずもがなの大人気作品。
アニメで一気に人気爆発ですね。
連載の方も展開が目まぐるしく先が気になる。
タイトルの『ダンダダン』とは一体なんだんだ?!
『姫様“拷問“の時間です』春原ロビンソン、ひらけい
アニメ1期放送中に2期製作が決まったほど話題の作品。
ほんと毎回面白い。ネタが尽きないのすごい。
最低600話続いてください。
ほんとお願いします。
『ヤッターラ』大山田
子を食べる邪神が子を育てる話。
邪神が万能で、子は逃げ出すことを企てる。
どう展開していくのか楽しみ。
『放課後ひみつクラブ』福島鉄平
最終回が決定してしまいました。
残念。
高度なギャグ漫画だし、毒が効きすぎて連載時と単行本でとある文言が修正されたほど。
次回作も期待してます!
『シバつき物件』大森えす
最低600話続いてください。マジで。
柴犬たちが可愛すぎる。
アニメ化するでしょうし、この漫画がすごい2025で入賞するに決まってるでしょう。
『最強の詩』宮田大介
高校ラグビーの漫画。
ラグビーを知らなくても楽しめるし、嫌な奴が一切出てこないしギャグも面白いしでほんと大好きです。
主人公キンザンは拳願試合(『ケンガンアシュラ』)に出た方が良いほど強い。
『このクラスにギャルはいない』時田時雨
高校デビューした少年少女のギャグ漫画。
なんだこれ。めちゃくちゃ面白い。
平和な世界。
『真心スクランブル!』谷中悟志
人の心が読める男子高校生と、それに憧れを抱く心が大騒動な女子高校生のお話。
女子高校生の心の中がめっちゃ面白い。見た目はクール。
アニメ化して声優さんに演じ分けて欲しい。
『サンキューピッチ』住吉九
前作『ハイパーインフレーション』が激烈面白いんですけど、今作もめちゃくちゃ面白い。
3球だけ超豪速球を投げられる高校生が主人公。
脇役たちがみんな面白い。
読者はもう三馬君に夢中。
◼️最後に
6,660文字ですよ。
長すぎでしょ。
お読みいただきありがとうございます。
気になった作品とかおすすめ作品をコメントください!
以前書いた記事も載せておきます!