40代問題 中年の危機を突破せよ
「40代になって生きるのがつまらなくなった」という人がいます。
それとは逆に「40代になって生きるのが楽になった」と感じる人もいます。僕はこちら側なのですが、両者を分けるものは一体なんなんでしょう。
■ミドルエイジクライシスは何故起こるのか 3つの理由
なぜ中年の危機(ミドルエイジクライシス)が起こるのか。原因を3つ挙げます。
・長生きし過ぎ
単純に、現代人は長生きし過ぎです。
江戸時代で平均寿命が45歳くらいだったそうです。
今は80歳くらい。
さらに、俗にいう健康寿命となると70歳くらいになります。
「死ぬまであと40年くらい。元気でいられるのはあと30年くらい」と考え、それまでに何が出来るのか、何も出来ないのではないか、という思考に偏ってしまうことが「中年の危機」の一因かと思われます。
ちなみに、江戸時代の日本の人口は約3,500万人です。
・人と関わり過ぎ
一方、令和の日本の人口は約1億2300万人です。
人多すぎです。そのため人と関わり過ぎとなります。
それに加え社会の情勢変化も目まぐるしい。
SNSで過剰に情報が脳にぶち込まれ、外に出たら出たでいろんな人と関わって様々な感情や態度をぶつけられる。
そりゃあ疲れますよ。
そして自動的に誰か、何かと自分を比較してしまい、自己肯定感が下がる。
このことも「中年の危機」を誘発します。
・個人の成長停止
40代を過ぎると、ある程度見えてきます。
社会の立ち位置。自身のパラメーター。数年後の自分。
「近い将来、自分はあんな感じになるんだろうな」というモデルとなる人物もわかってきます。
つまりRPGで言えばレベルがカウンターストップしているようなもの。
レベリングが好きなのにもう何をしてもレベルが上がらない、と分かってしまうとゲームに飽き、クリアするのも億劫になってしまう。
言わばこのような状況に陥っているということです。
■さかもと五度式突破術
僕はと言えば、毎日が楽し過ぎて、日々神に感謝しながら生きています。こんな面白い世界を構築してくださり本当にありがとうございます!という感じです。
そこで、僕はなぜ中年の危機に陥らないのか、上記の3点をベースに考えてみました。
・長生きとは異質であると踏まえる
まず、40歳以降人間が生き続けることがすでに異常なんです。
つまり40歳以降の人生は余剰。
だから若い時とは別の生命体!
かつてあるように今もあると思わない!
生きてるだけですごい!
このような認識に変えましょう。
・大事な人とだけ関わる
人が多いので関わる人も増えているはず。
でも人生は短い。
自分の精神力を削るような人と関わっている時間などありません。
大事な人とだけ関わりましょう。
わざわざ自分の価値を下げるような、自己肯定感を減らすような、そんな人に時間を使う必要はありません。
・成長し続ける
ドラクエで、レベルが止まってしまった場合どうするか。
アイテムでパラメーターを上げるんです!
すなわち、外部からいろんなものを摂取してパワーアップしていけば良いだけ!
僕の場合はマンガとか映画とかです。
哲学的思考も大好きです。
自分だけで成長できないんだったら他から持ってくる。
世界認識を拡張し続けましょう!
■おわりに
この記事を書くきっかけとなったのは、40代の漫画家がおまけページで「描いてても楽しくない」と言っていたからです。
他にもSNSの投稿とかでも「生きててもつまんない」と言ってる人を見かけたりしました。
10代ではなく40代がこんなことを思うんだ、と不思議に感じました。
繰り返しになりますが僕は毎日が楽しいです。
人生最高じゃん、貧乏だし彼女いないけど、って。
僕でこうなんだから、他の人たちはもっともっと最高になれる素質があります!
そう思ってこの記事を書きました。
中年の危機なんか容易に突破しましょう!