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バトラカ裏切り者説

『VIVANT』第9話が放送されました。
いよいよ次回で最終回。
推理小説であれば解決編の前に「読者への挑戦状」と表示され全てのヒントが出揃った状態でしょう。

以下ネタバレを含みます。

◼️バトラカ裏切り者説

半導体に使われるフローライトが大量に見つかったため、発掘を目的とした土地買い占めを進行しているテント。
いよいよ拠点を買う段階となるもバルカ政府にフローライトの情報が漏れてしまいました。
乃木憂助(堺雅人)が漏らしたのではないかと疑われてしまいます。

僕の推理はバトラカ(林泰文)が裏切り者ではないか、というものです。
バトラカは日本公安のスパイであり乃木卓=ノゴーン・ベキ(役所広司)と同様バルカに潜伏していたのです。
公安の仲間の命を救う為に危険を顧みずベキを匿った、という理由は納得しやすいでしょう。

ピヨ(吉原光夫)やアディエル(Tsaschikher Khatanzorig)はベキから声を掛けました。
ノコル(二宮和也)もベキが育てると決意しました。
バトラカだけが幹部の中で唯一ベキから誘われていません。すでに命の恩人という揺るぎないポジションを獲得しているからです。

そしてテントの象徴である乃木家の家紋を提案したのもバトラカです。
ニュースになれば日本へも情報が伝わるでしょう。

丸いサングラスも怪しく見えてきませんか?
隠しカメラ機能が備わっているかも知れません。常に身に付けているから怪しまれないのでしょう。

◼️ドラムテント説

ベキもノコルもジャミーン(Nandin-Erdene Khongorzul)の生存報告に心から喜んでいるように見えました。
ドラム(富栄ドラム)がテントであればすでに報告していてもおかしくないため、ドラムはテントではないのかも知れません。

ですが公安野崎守(阿部寛)に近づき信頼を得るのが目的であり、ジャミーンの生存報告は重要な報告事項ではないと判断したのかも知れません。

乃木に銃撃された別班員のリハビリ風景が隠し撮りされましたが、スマホを持ってても怪しまれない人物と言えばドラムでしょう。
病院内をスマホ片手に撮影しながら歩いていたのではないでしょうか。

◼️乃木憂助は別班を完徹する


乃木憂助は父でありテントのリーダーである乃木卓に別班での任務で潜入したことを告白しました。
おそらく父は殺さないはずだとある程度期待していたはずです。

株の信用取引の際に黒須駿(松坂桃李)のスマホを使用しましたが、その際に位置情報が別班へと伝わったと思われます。
(別班メンバーの通信機器を操作することにテント幹部陣が気を配らないのが少し気になりますが)

乃木はテント潜入作戦の前に野崎へ「テントに潜入する」と伝えており、黒須スマホ操作がきっかけとなって公安が乃木・黒須救出作戦へと向かう。
これが最終回の山場です。

乃木と野崎が共闘しバトラカの悪事を暴き、ベキは国際テロ組織のリーダーとして裁判に掛けられてしまいます。
ですが孤児救済の実績やテロの依頼者の情報提供などで死刑を免れるのであった。

◼️最後に

お読みいただきありがとうございました。
穴がある推理ですが「バトラカは裏切り者」「ドラムはテント」の二つを推していきたいと思います。
最終話が待ち遠しいです。
噂ではすでに続編が決まっているとのこと。
しかも主要メンバー続投です。
何が言いたいかと言うと「誰も死なないで!」ということです。
同じメンバーでまた作品を作り上げてください。
それではみなさん最終話を心して拝見しましょう!

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