袋田の滝なめんな 茨城旅行記
茨城に旅行に行きました。
目的は大洗水族館アクアワールドと袋田の滝です。
でもまさかあんなことになるなんて、東京を経つ前は知るよしも無かったのでした。
◼️大洗水族館でくらげを見る
大洗はどうやら『ガールズ&パンツァー』の舞台らしく、至る所にキャラクターやファンアートがありました。
水族館良かったです。
くらげが見たくて行ったのですが、ベンチで30分ほどぼーっと眺めてました。
ふわふわするくらげとぼーっと眺める男。
ふわぼーコラボです。
(は?)
◼️袋田の滝で限界を知る
水戸駅隣の駅に宿を取り、次の日に袋田の滝へ。滝が好きなんです。
袋田駅からバスが出ているのですが、徒歩50分ほどということなので歩くことにしました。日差しを浴びながら歩くのが好きなんです。
30分くらいで袋田の滝周辺へ。
お食事処やらお土産屋さんやらで賑わってました。滝特需です。
人が多かったですが滝が見れないということもなく、じっくり滝を満喫してました。
吊り橋を渡るとさらに別の見どころがあるらしく、そこを目指すことに。
それが悲劇の始まりとも知らずに。
この「険しい階段(473段)」というのが僕を絶望に叩き落としました。
序盤ですでに足がぷるぷる。
僕は歩くのが好きだし日頃から階段を使うようにしてます。
でもそんなもん日常にある階段です。
非日常(473段)は容赦なく40代の僕の肉体に致命的ダメージを累積させていきます。
途中まで登ったのでここで引き返したらもったいないという謎の意地と、これしきの階段で根を上げるわけないという要らないプライドが、諦めるという選択肢を見えなくします。
次第に手のひらがしびれ、ほほがピリピリしてきました。間違いなく僕の体内から生きるために必要な何かが失われ続けている感じです。
汗は滝のように流れて止まりません。
(滝を見に行ってる時にこの表現は紛らわしいです)
息も絶え絶え、休み休み登り続け、ようやく生瀬滝展望台に辿り着きました。
画像で見返すと確かにきれいですね。
でも当時はもう達成感とこれから同じ階段を戻るのかという新たな絶望感とで放心状態でした。
非日常(473段)をくだり、階段の下にベンチがあったので15分ほど休憩。汗が止まらん。手もほほもピリピリ止まらん。
その後お食事処でご飯を食べたら復活しました。
ご飯大事!
僕がこの時に得た教訓が冒頭の2行です。
僕は限界を学んだのです!
非日常を経て自分を知ったのです!
生命の危機に陥ったのではありません!
さすがに登る人が少なかったので生瀬滝はじっくり見ることができました。
2日間楽しかったです。