見出し画像

性愛の減衰 読書会に参加してきました

 社会から性愛が減衰していると感じます。
 コロナ騒動以降、特にそう感じます。

 それとは逆にハラスメントが増加。相手を傷付けることに無頓着だったり、過剰に傷付きやすい人が増えた気がします。

 距離感が掴めないという感じです。
 相手の気持ちに踏み込めない人や、踏み込み過ぎて関係性が壊れてしまう人など、ちょうど良いバランスになれないのでしょう。
 結果いつまでも試行錯誤出来ないため、自身の成長が出来ず、幸せな人生を歩むことも出来ないのでしょう。

 「著者とともに語り合う読書会 〜本を通して「わたしの性愛」を語る〜」に参加しました。
 読書会自体初めてです。
 課題図書が『どうすれば愛しあえるの~幸せな性愛のヒント~』(宮台真司、二村ヒトシ共著)で、ゲストが著者の二村さんということで参加を決めました。
 この本はとても素晴らしい本で、読了後僕はとても生きやすくなりました。
 宮台真司ファンであり、性愛に関するトークイベント(特に松沢呉一さんご登壇のもの)も大好きな僕にとって、参加するしかないという感じです。

 この本は素晴らしい。
 なのにこの社会が一向に素晴らしくならない。それどころかむしろ社会はクズであふれていく一方です。
 それほどまでにこの社会はクズ化の進行が早いのです。

 クズ化の激流に飲み込まれないためにどのように生きるか。この本にはその「幸せに生きる知恵」が記されています。

◼️ 読書会の感想

ここから先は

1,339字
この記事のみ ¥ 300

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?