バックハンドドライブ

突然、バックハンドドライブが打てるようになった。
卓球を初めて早20年以上、ブロックとプッシュ以外全くできなかったが、インパクト十分、フォア並みのバックが打てるようになった。

コロナ渦でバックドライブに費やした物は下記の通り。
時 間:576時間(週2x2時間x3年間) ※2020〜2022末
資 金:計約80万
    練習費用28万8千円(500円x576時間)
    用具費用50万円(ラバー・ラケット)   

どこかのレッスン場に行って、さっさとコーチに習えば、
こんなに時間とお金を費やす必要はなかった。。
と言いたいところだが、様々な試行錯誤の上、自分で手に入れたバックドライブは絶対に忘れる事はない。

さて、なぜ打てるようになったのか。
最重要ポイントは“親指の付け根”だ。
全く予期しておらず、気にも留めいない部分だった。

なぜ“親指の付け根“が重要なのか、正確には“親指の付け根の力を抜いた状態“
がいかに重要か、順を追って説明する。
①親指(付け根)に力が入る
  ➡︎②手首が力む(インパクトが消える)
   ➡︎③腕・肩に力が力む
    ➡︎上半身が力む
親指に力が入ると、結果として上半身が力む。
上半身の力だけで打つことになり、下半身・体幹が使えない。

体の手先・足先などの末端に力を入れると、末端に行くまでの神経経路も同様に自動的に力が入ってしまう。
末端をいかに力を抜くか、つまりはラケットを握る指を脱力させることが大事。

そこで、なぜ“親指“なのか?
陸上業界では、走る際に親指を中指や人差し指の第一関節の上に置くと、ブレーキの役目がかかり、スピードが落ちる。
逆に小指と薬指を少し曲げるとアクセルが効く。
その背景には、小指と薬指は腹筋と繋がっており、この指を意識すると自動的に腹筋を使うことができる。(但し力むのはNG、インパクトが死ぬため)
したがって、親指は少し立てて、小指と薬指を少し曲げるのが正しい手の位置になる。

次回続き。

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