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夏と韓国とスキンケア

こんにちは。うらです。
雨と湿気に厳しい暑さがオーバーラップしてなんとも過ごしづらい気候となりました。皆様どうか体調を崩されることのないよう、ご自愛ください。

そんな夏のとある日に行われました
天神幕劇×シンゲキ『真夏の山脈トライアル』

(*企画は終了しております)
天神幕劇とシンゲキのメンバーによるコラボレーション。二日間で一つの作品を作り上げるという、その名の通りなんとも挑戦的な企画でした。
今回はこちらについて、自身と自チームの話をしていきたいと思います。

最初聞いた時、頭が「?」でした。
だって二日で創作なんて、できる??
少なくとも私は無理だ。うん、絶対無理。
……でもまあなんか、諸先輩方が上手いことやってなんかうまいこといくんだろう。きっとそうだ。
そんなことを思って参加したような気がします。
それにせっかくのコラボですからね。まだ一緒にやったことない天神幕劇の方々とやりたい!という思いもありました。

一ヶ月前のキックオフミーティングで、チームとテーマが決まりました。

めちゃくちゃ豪華なチームになりました。
特に岡山版アイのセンタクキの主役二人と共演できるのは激アツでしたねー。また、一緒にやってみたいと思っていた福島さんとふじまさんのお二人とも共演できてとても嬉しかったです。ふゅーちゃんさんと一緒だったのも安心感あって、とても助けられました。

さて、私たちがいただいたテーマは「韓国」と「スキンケア」他のチームが抽象的で物々しい(主に私達のせいで)テーマになったところに、Cチームは具体的かつピンポイントなテーマになりました。

この芸術山脈トライアルという企画。
集まれるのは二日だけでしたが、準備自体はOKとのこと。なのでせっかくなら、チームの結束力を高めようと定期的にミーティングしてました。たぶん一番やってます。そのおかげでめちゃくちゃ仲良くなれました。

みんなでご飯!

Cチームは「SKIN CARE지배하는 세상」という作品を上演しました。意味は「スキンケア至上主義」です。
なかなか尖った感じになって新鮮でした。

最初のミーティングで、早速のぞみんさんがキャラ設定とプロットを出してくれました。それが結構基盤になってます。虐待を受けて肌がボロボロな主人公が、スキンケア会社に入社するもそこでも虐められるという話だった気がします。
それにふゅーちゃんさんがアイデアをたくさんだし、またそれをふじまさんが導いていってくれました。
大事なところを福島さんがおさえてくれたり、困ったときはリーダーであるおちほのさんが決断してくれたり、みなさん頼もしくて仕方なかったです。

頼れるリーダーであり、圧倒的主人公

ある程度方向性が決まってきたところで、私が演出をさせていただくことになりました。こんな豪華なメンバーで演出をさせていただくなんて、本当に嬉しかったですね。張り切りすぎて気づいたらなぜか台本ができてました。不思議ですね。「こんな感じの流れでどうでしょう??」と共有したところ、「いいね!」と言っていただいてすごく嬉しかったです。特にふじまさんと趣味があってたみたいで、すごく楽しく作らせていただきました。

せっかくなのであらすじ
肌の状態を数値化したスキン値が発明され、それによって評価される世界。アンチスキン主義の母からいじめられていた私は、家を出てスキンケア企業に就職しようとする。面接で私のスキン値のあまりの低さに、新商品の実験台として採用されることになる。

圧迫面接(物理)
♪WA DA DA
OPダンス楽しすぎた
前日に完成したスキン測定器

へ?って感じですよね。文字起こしするとなんとも凄まじい世界観。せっかくだから!とめちゃくちゃ要素を詰め込んだ楽しい作品にしようと思いました。設定のぶっ飛び具合、それを成立させる演技、全員でみせる身体表現、そしてインプロ。よく考えたらよくわからない話ですが、それでもなんか面白かった!となっていただけていれば幸いです。

スキン値最強!

感想の中で、のぞみんさん演じるCEOの存在感が半端なくてよかった、というお声を沢山いただきました。CEOの設定は超カリスマのパッションな人。あと日本語は喋れない。それをあそこまで魅力的に演じきったのは、のぞみんさんだったからだと思います。めっちゃ面白かった。

CEO召喚の儀

個人的にお気に入りなのはふじまさんの役ですね。台詞も書いてて楽しかったです。インプロでも周りを引っ張っていってくださり本当に頼もしかったです。
それと、福島さんの通訳役も素敵でした。演技ももちろん、どうしたら面白くなるか、どういう風に演じればいいか、インプロ的要素が多かったなかで、それを根気よくすり合わせをしてくださったことが本当に有り難くて、嬉しかったです。

面白すぎるCEOと笑いを堪えるのに必死な通訳

あ、私はですね、母役してました。
なんか最近定期的にぶちぎれる演技してる気がします。
おちほのさんが可愛すぎて変な親心が生まれました。

アンチスキン主義のヒステリックお母さん

すごく楽しかったですね。
おちほのさんも、他の皆さんも、ぜひまた一緒に舞台に立ちたいなと思いました。


最初はどうなることかと不安だった今回の企画。
しかし日を重ねるごとにどんどん楽しみになっていき、本番はもう最高に楽しかったです。
「SKIN CARE지배하는 세상」台本書いてやりたいな、なんて思いました。私の中でやや本気めの検討です。もしかしたら……?

そんなこんなで、企画大成功だったんじゃないでしょうか。私は大満足です。
次もあるといいな。


さて、今回はこんなところで。
次回は他のチームについて書いていきたいと思います。お楽しみに!

それでは、また。

♪Magnetic