占い師は誰にでも当てはまることを言ってる??
「占い師は誰にでも当てはまることを言ってる、色々と質問して、そこから情報を得て、当たっているようにみせかけている」
と言われることがある。
多くの占い師は、占術だけに頼っている訳ではない。
お客様と対面した瞬間から、様々な情報の収集を始めている。お客様の服装や立ち振舞い、言葉づかい、肌の色艶(いろつや)等をしっかり観察しているものである。
また、占い師はある程度の鑑定の見立てをしているが、ざっくりと大きくみているので、質問をして、いくつかの見立ての中から、消去法で正解を探している。
もちろん、長年の経験と占い師が持つ第六感のようなものでズバリと当てる先生方もたくさんおられる。
しかし、そこまでなるには、たくさんのお客様と向き合い、多くの経験を積まなくてはならない。
占い師として研鑽を重ねていくと占いの本や講座のテキストには書かれていない、先生にも教えてもらえない直感というか、第六感みたいなものが 養われてくる。それは、霊が見えるとか、スピリチュアルとは、別のお客様の人生を見つめる占い師だけが持つ感覚なのである。この感覚を霊感とか、スピリチュアルと感じておられる先生も多いかもしれないが、経験と研鑽によって得られるものなので霊感やスピリチュアルとは区別する必要があるかもしれない。
しっかりと勉強し、真剣にお客様を鑑定し、ある程度の年月が積み重なっていくと、自然にそんな感覚が育ってくる。
しかし、その感覚や感性を育てるには、たくさんのお客様と真剣に向き合い、多くの経験を積む必要がある。
最初は、誰にでも当てはまることを言って、質問をして、本やテキストを思いだしながら、当てはめて、消去法で当たりを探していくものである。