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占いは万能薬ではない

昔はひとつの占術だけでお客様を魅了した凄腕の占い師さんがいた、と大先輩の先生から聞いた。

本当にひとつの占いだけでプロとしてお客様と真剣に向き合う占い師が減った、いなくなった、と語っておられた。

現在は占いが昔のように特別なものではなくなった。

簡単にスマホで占うことができるようになった。

また、新しい占いのアプリが山ほど開発されるし、占いの通信教育や学校まである。

占い師と名乗る人もどんどん増えている。

また、占いの館や電話での鑑定も大流行である。

その一方で詐欺、洗脳、怪しい、恐怖を煽る、ミニカルト、スピリチュアル詐欺、マインドコントロール、占い中毒などの言葉が溢れかえっている。

占いは人が幸せになるためのひとつの手段だと思う。

万能薬ではない。

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